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    白毛門の大クロベ

    巨木の写真

    撮影日 2015.08.19 【01】白毛門の大クロベ:山中で最大級の巨木! 洞と傾きが個性 白毛門の大クロベ01
    【02】山道① 白毛門の大クロベ02
    【03】山道② 白毛門の大クロベ03
    【04】山道③ 白毛門の大クロベ04
    【05】山道④ 白毛門の大クロベ05
    【06】山道⑤ 白毛門の大クロベ06
    【07】大クロベ② 白毛門の大クロベ07
    【08】大クロベ③ 白毛門の大クロベ08
    【09】大クロベ④ 白毛門の大クロベ09

    巨木の詳細

    巨木の名前 白毛門の大クロベ 幹周/樹高 不明 / 不明
    樹種 クロベ(黒檜) 保護指定 未指定
    推定樹齢 不明 撮影日/天候 2015.08.19 / 曇
    所在地 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽(白毛門の山中)
    アクセス
    ■関越自動車道・水上IC:国道291経由、距離約12.7km(登山口の駐車場までの距離)
    電車 ■土合駅(JR上越線):徒歩約400m(登山口の駐車場までの距離)
    備考 大クロベは白毛門の山中の、登山口(駐車場奥の鉄橋の前)から約1時間登った尾根上に立つ。
    鉄橋を渡り暫く進むとブナ林の中の急坂から、尾根上の急坂となる。 木の根や岩の隆起した急坂が続く。山道は分岐もなく踏み跡は明瞭なので迷うことは無いと思うが 登山初心者の単独での訪問は止めるべき。大クロベから白毛門の山頂までは約2時間である。
    (標高は登山口が約700m、大クロベが約1154m、標高差は400m以上)
    近辺の観光 ■周辺の観光: みなかみ町観光協会 /  谷川岳ロープウェイ /  谷川岳登山指導センター
    ■登山記録 : 谷川岳01(9月・紅葉) /  谷川岳03(8月・馬蹄形縦走)
    近辺の巨木 (探索中)

    巨木の地図

    巨木と雑記

     群馬県の最北部の一端の山奥、新潟県と接する利根川源流に連なる山脈に、 谷川岳を始め白毛門があります。 白毛門の中腹には、クロベ(黒檜.またはネズコと呼ぶ)の巨木が多く、 登山道は、それらの根元を通りながら、標高を上げていきます。 白毛門の登山口、東黒沢を渡る鉄橋から約1時間ほど山道を登った先の尾根に、 白毛門の大クロベ(仮称)は立っています。 山道は始め、鉄橋を渡って暫く進むと、ブナ(橅)林の急坂を登って尾根へ出ます。 尾根に出てからクロベの巨木の姿が見え始めます。山道は大クロベまで、岩や木の根が隆起した急坂が長く続き、 白毛門の山頂までの山道で、最も急坂が続く区間です。天気が良ければ、 西に木々の切れ間から、谷川岳の荒々しい東岩壁、マチガ沢や一ノ倉沢の渓谷が見えるでしょう。 山道の様子や、白毛門の山頂の風景については、 登山記録・谷川岳03(8月・馬蹄形縦走) をご覧ください。

     登山口からの長い急坂に喘いで一休みしたくなる頃、大クロベの姿が現れます。 大クロベは個性的な樹形をしています。根元に大きな空洞あり、人が1人手足を伸ばして横たわれる広さです。 中央の幹は既に欠損し、東側から倒れるように西に傾いた巨大な幹がこの巨木の生命線です。 傾いた幹の平になっている場所の上には、宿り木のよに シャクナゲ(石楠花)やツツジ(躑躅)が生えていました。 根周りは12m近くありそうで、樹齢も相当(500年以上?)なものに感じられます。 大クロベとの静かな対面を満喫し、益々に気分は高揚し、白毛門への山道を登っていくのでした。 なお、大クロベの根の一部は、山道の踏み跡に露出していて、 それが登山者に踏まれて痛んでいるのが気になりました。 これ程の素晴らしいクロベの巨木、木道など設置して保護すべき価値は大いにあると思いました。