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    登山記録 谷川岳01 西黒尾根

    基本情報

      (装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)
    登山記録 谷川岳01 日付 2009/09/24(日帰り)
    山/標高 谷川岳/1977m 登山口/約800m 天候
    登山ルート (往)谷川岳ベースプラザP ~ 西黒尾根入口 ~ ラクダのコル ~ 谷川岳(トマ・オキノ耳)
    登山道 序盤から急坂が続く.一部に固定鎖のある岩場や岩尾根
    行動時間 9時間10分(移動は約7時間) 所在地 群馬県利根郡みなかみ町
    関連記録 谷川岳02(8月・馬蹄形縦走) / 谷川岳03(8月・馬蹄形縦走2)
    装備 必携 基本装備+ / 防寒着(早朝や荒天時は気温が低下)
    その他 杖 / 水筒(HOT)
    アクセス 登山口 西黒尾根の登山口.駐車場は谷川岳ベースプラザを利用
    関越自動車道・水上IC:国道291経由、距離13.6km
    電車 土合駅(JR上越):距離1.4km

    登山ルート・地図

      (地図中のトレースは書籍の地図を参考にした手書きです…)

    登山ルート・詳細

      (時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)
    日付 主要ポイント 時刻 移動 休憩・他 備考
    09/24 西黒尾根入口 06:30 2時間35分 10分
    ラクダのコル 09:15 60分 5分 厳剛新道との合流点
    肩の広場 10:20 10分
    トマノ耳 10:30 10分 5分 ロープウェイの山頂駅への道と分岐
    オキノ耳 10:45 10分 1時間15分 大休止と周辺の散策
    肩の広場 12:10 50分 25分 肩の小屋に寄る
    ラクダのコル 13:25 2時間 5分
    西黒尾根登山口 15:30
    行動時間合計 9時間 6時間55分 2時間5分
    登山口~ラクダのコル

    登山口からすぐ木の根の露出した急登が始まり、中盤から岩のゴロゴロした急登が続く。 尾根上の道だが樹林帯で見通しは悪い。本ルート上で最も疲れる区間か。 終盤に固定鎖のある岩を登れば展望は開け、ラクダのコルは近く、迫力のある谷川岳が目前に迫る。

    ラクダのコル~肩の広場

    西黒尾根の後半は展望がよく気分がよいが、更に急登は続く。 痩せ気味の岩尾根の上を歩いたり、ガレ気味の岩尾根や、ザンゲ岩付近に滑りやすい一枚岩がある。 余所見したり疲れて油断していると、滑落の心配がある。

    肩の広場~トマノ耳

    肩の広場には山小屋・肩の小屋があり宿泊可能。西に万太郎山や平標山と新潟へ尾根が続き、南はロープウェイ駅のある天神平の尾根だ。 帰りに西黒尾根を通らず、天神平尾根から下りロープウェイを利用するもアリ。トマノ耳に谷川岳の山頂の標がある。好展望。

    トマノ耳~オキノ耳

    谷川岳の西側斜面の灌木帯の紅葉が美しかった。天気がよければ谷間を挟んだ東側に、白毛門・笠ヶ岳・朝日岳など見ることができる。 オキノ耳から先に社があり、その先は一ノ倉岳へ続く。トマ・オキノ耳ともに狭く東側が切れ落ちているので注意。

    登山の写真

      (写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)

    西黒尾根

    天神平のロープウェイが見える

    ラクダのコル

    ガレ沢のコルとも呼ばれている.山頂が雲で隠れている

    西黒尾根 紅葉

    山道脇や尾根はこんな感じで紅葉していた

    肩の広場

    肩の広場の標.視界が悪い

    トマノ耳からオキノ耳

    視界が晴れてくれた.西側斜面が紅葉している

    トマノ耳

    足元に注意しないと…

    西黒尾根

    トマ・オキノ耳の間から西黒尾根を見下ろす

    トマノ耳

    オキノ耳から

    谷川岳 西側斜面

    霧に包まれた斜面の紅葉は幻想的だった

    山の神

    オキノ耳の先にある。この先、尾根と山道は一ノ倉岳へ続く

    オキノ耳から

    右から白毛門、笠ヶ岳、朝日岳は雲に隠れている…

    西黒尾根

    ザンゲ岩の近くだったか

    西黒尾根

    今日は視界が晴れてよかった…

    西黒尾根

    ラクダのコルから.さようなら谷川岳!!

    登山の雑記

     登山を始めて1年目、そそり立つ岩壁の威容に憧れて、いつか谷川岳に登ってみたいと思っていましたが、 岩山のイメージの強い谷川岳に、自分が登れるのか心配でした。 しかし、登山ルートを調べて安心。谷川岳の双耳(トマ・オキノ耳)に単に登頂するだけなら、難しい岩場はなく、 ロープウェイを使うルートまであるのでした。 そして9月下旬、西黒尾根からのルートで登り、予想外の紅葉に驚いたのでした。

     西黒尾根は急登が続くことで有名なようです。 西黒尾根の前半では、登るペースの速い他の登山者に追い越してもらうことが何回もありました。 下りでは他の登山者に追い越されることはありませんでしたが、膝が痛くなりました。 やっとラクダのコル付近に着いたとき、展望が開けて目前に迫った谷川岳の岩壁に興奮しました。 本コース中でここからの景色が一番だと思いました。

     山頂ではガス気味で展望は短い間しか続きませんでが、双耳(トマ・オキノ耳)の形を見切れ、 谷を挟んだ東側の白毛門や笠ヶ岳を展望することができました。 そして、事前に調べていなかったので、紅葉が見事だったことに驚きました。 西側斜面の灌木帯が綺麗に紅葉し、東側斜面は草黄葉でした。初めて見た森林限界の紅葉の幻想的な雰囲気に感動しました。 その後、谷川岳には秋に一度、夏に一度、訪れたので、今度は冬を経験したいものです。