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相俣のさかさザクラ
巨木の写真
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巨木の詳細
巨木の名前 | 相俣のさかさザクラ | 幹周/樹高 | 6.1m / 13m | |
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樹種 | エドヒガン(江戸彼岸) | 保護指定 | 群馬県指定天然記念物 | |
推定樹齢 | 450年 | 撮影日/天候 | 2013.04.13 / 晴 | |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町相俣 | |||
アクセス | ||||
車 |
■ 関越自動車道・沼田IC:21km ■ 関越自動車道・水上IC:19km |
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電車 |
■ 後閑駅(上越線) :12km ■ 水上駅(上越線) :18km 後閑駅から関越交通バス「猿ヶ京」行きに乗車、バス亭「逆桜」で下車。 |
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備考 | 相俣ダムのダム湖沿いにある赤谷湖記念公園の中にサクラは立っている。 | |||
近辺の観光 | みなかみ町観光協会HP・みなかみパーフェクトガイド | |||
近辺の巨木 | 上津の姥ザクラ |
巨木の地図
巨木と雑記
相俣のさかさザクラは、上杉謙信が植えたと云われています。
謙信が天文21年(1552)に三国峠から関東へ出兵し、
この地で小休止し日枝神社に参拝したときのこと。
春日山から持参した桜の鞭を境内に逆さに挿して
桜が芽吹くかどうかで出陣の幸先を占ったそうです。
そして、根付いて成長し花を咲かせ今に至るのが、このサクラという言い伝えです。
また、このサクラは豊年桜とも呼ばれ、昔の人々は花の咲き具合でその年の作柄を占ったそうです。
さかさザクラは幹周6mもの太さがあり、サクラの中ではかなり大きなものですが、
太さの割に幹が根元から4m程先で欠損した寸詰まりで少し痛々しい外観です。
残っている3本の大枝から細かな枝を精一杯に広げているようです。
太い幹は冷えた溶岩のようにゴツゴツと厳つく、岩から枝が生えているように見えます。
大きな傷を負っても永らく生き続けるさかさザクラは、日本三大ザクラの
山高神代ザクラ(岐阜県)
に通ずる荘厳さを感じました。
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