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シャロムの樹
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | シャロムの樹 [1] |
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樹種 | カツラ (桂) | |||
幹周 | 10.63m [2] | |||
樹高 | 40.0m [2] | |||
推定樹齢 | 500年 [2] | |||
特徴 | 傾斜地で発達した根本、中央の幹3本 | |||
保護指定 | 不明 | |||
所在地 | 群馬県みどり市東町沢入 | |||
所在施設 | 「シャロムの森」管理地の山林 | |||
撮影日・状態 | 2017.05.12 : 樹勢と目立つ変化はない様子、折れていた側幹が本体から分離 2010.05.15 : 樹勢良好、斜面下に隆起した根が逞しい、大きな側幹の1本が倒伏 | |||
アクセス | ||||
車 | 北関東道・太田薮塚ICから約42㎞ (シャロムの森入口まで) | |||
電車 | わたらせ渓谷鐡道・沢入駅から約5㎞ (シャロムの森入口まで) | |||
参考情報 | ■外部ウェブサイト [1] シャロムの森ホームページ:入山の予約や問い合わせはこちらに [2] 巨樹巨木林データベース :当巨木の登録あり (2020年、みどり市観光課の調査記録) ■少遠景の記録 [3] 小平の大杉 :みどり市内、ウラスギのような枝ぶりが見事な大スギ [4] 薬師堂のカヤ :みどり市内、風格極まるカヤ古木 [5] 高津戸峡の夫婦イチョウ :みどり市内、観光名所の景勝地、遊歩道入口にあるイチョウ |
巨木と雑記
群馬県で最大とみられるカツラの巨木は、渡良瀬渓谷の奥地に広がる深い山域の中。 自然の美しい渓流を利用した釣り場、シャロムの森 [1] が管理する山林にあります。 アクセスは渡良瀬川へ注ぐ支流、黒坂石川沿いの道を東へ登り詰めた先。 シャロムの森の管理棟前まで車で行けます。 受付を済ませた後は大カツラのある谷間まで、道なき沢沿いを歩いていく。 なお、無断での立入や事故を防ぐため、 地図上に大カツラまでのルートは示さないことにしました。 シャロムの樹と呼ばれる大カツラ。 黒坂石川沿へ注ぐ沢のひとつ、その源頭部の広い谷間に根差しています。 姿が見えた瞬間、森の王に謁見しているかのような心持に。 この谷間も玉座のように荘厳な空間として見えてきました。 樹勢良好でとても背が高く、中央の3本の幹を核としてそびえ立つ。 急傾斜地で発達した根本は力強く重量感に優れ、真下から見仰ぐ姿は壮観。 周囲の景観を含めて、じつに素晴らしい威容の大カツラです。 機会があれば、また再訪したいと考えています。
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