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    小平の大杉

    巨木の写真

    撮影日:2022.01.03 【01】古い庚申講の霊場にそびえる県内有数の大スギ 小平の大杉-01
    【02】 小平の大杉-02
    【03】 小平の大杉-03
    【04】 小平の大杉-04
    【05】 小平の大杉-05
    【06】 小平の大杉-06
    【07】 小平の大杉-07
    【08】 小平の大杉-08
    【09】 小平の大杉-09
    【10】 小平の大杉-10
    【11】 小平の大杉-11
    【12】 小平の大杉-12
    【13】 小平の大杉-13

    巨木の基本情報

    巨木の名前 小平の大杉 [1]
    樹種 スギ (杉)
    幹周 7.5m [1], 7.3m [2], 6.9m [3]
    樹高 24.24m [1], 45.0m [2], 24.0m [3]
    推定樹齢 1000年 [1][3]
    特徴 主幹は真っ直ぐな単幹、南側の太い下枝
    保護指定 みどり市指定天然記念物
    所在地 群馬県みどり市大間々町小平
    所在施設 私有林か?
    撮影日・状態 2022.01.03 : 複数の下枝の欠損跡、全体的に樹勢は良い、根本近くに県道が通るが交通量は少ないか
    アクセス
    北関東道・太田藪塚ICから約20km
    電車 JR両毛線・桐生駅から約15㎞、わたらせ渓谷鉄道・大間々駅から約10㎞
    参考情報 ■現地解説板
     [1] 小平の大杉      :内容は上記の写真13を参照
    ■外部ウェブサイト
     [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録)
     [3] みどり市ホームページ :当巨木の情報あり
     [4] 小平の里       :みどり市大間々町、鍾乳洞やキャンプ場などのある観光施設
    ■少遠景の記録
     [5] シャロムの樹     :みどり市東町、関東最大級のカツラ巨木、私有の山林内にある
     [6] 薬師堂のカヤ     :みどり市大間々町、県内有数の風格あるカヤ巨木

    巨木と雑記

     県内有数の大スギがある小平地区は、渡良瀬川の支流である小平川の上流域。 市街地から北に離れた山間部、密やかな渓流の観となった小平川沿い。 根本には石仏や多数の石塔がたち並ぶ。 ここは古い庚申講の跡地で、大スギは霊場に標木として植えられたと伝わる御神木です [1][3]

     渓流の傍らに佇む大スギ。 主幹は真っ直ぐな単幹でも個性ある立姿。 ウラスギらしい特徴、湾曲した下枝が多く、特に南側には太いものを立ち昇らせている。 この太い下枝が目立つように、樹下から見仰ぐ姿はじつに壮観。 ややアクセスが面倒な山中の立地でも、訪れる価値は十分にある見事な大スギです。 なお市街地から小平へ至る手前、県道沿いには他に見どころもあります。 風格際立つ古木、薬師堂のカヤ [6]。 そして小平の里 [4] 、鍾乳洞を中心に整備された観光地もあります。 併せて立寄ってみてください。

    cm-小平の大杉-01 【01】大スギの傍らに祀られている石仏。右の石仏は庚申講の本尊である青面金剛であろう。 左の尼僧のような石仏は何だろう。
    cm-小平の大杉-02 【02】小平川に下りてみた。水量が少ない冬季の渓流、橋の下にも立入れて少し楽しくなった。
    cm-小平の大杉-03 【03】小平川、大スギから下流側の様子