巨木TOP / 群馬 / 黒保根栗生神社の大スギ
黒保根栗生神社の大スギ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 黒保根栗生神社の大スギ [1][3] |
|
||
---|---|---|---|---|
樹種 | スギ (杉) | |||
幹周 | 7.02m [1], 7.10m [3], 7.42m [4] | |||
樹高 | 46.0m [1], 53.0m [3], 54.0m [4] | |||
推定樹齢 | 1200年 [1][3] | |||
特徴 | 背の高い真っすぐな単幹 | |||
保護指定 | 群馬県指定天然記念物 | |||
所在地 | 群馬県桐生市黒保根町上田沢 | |||
所在施設 | 栗生神社 | |||
撮影日・状態 | 2022.11.09 : 目立つ損傷なく樹勢良し、実測した胸高周囲は約7.4m、樹高は30m以上ある印象 | |||
アクセス | ||||
車 | 北関東道・太田薮塚ICから約26㎞、伊勢崎ICから約28㎞ (林道入口まで) | |||
電車 | わたらせ渓谷鐡道・水沼駅から約7㎞ (林道入口まで) | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 黒保根栗生神社の大スギ:内容は上記巨木の写真13を参照 [2] 黒保根栗生神社の本殿 :内容は下記雑記の写真02を参照 ■外部ウェブサイト [3] 桐生市ホームページ :栗生神社と大スギの情報あり [4] 巨樹巨木林データベース:大スギの登録あり (2018年度「桐生樹の輪会」の調査記録) ■少遠景の記録 [5] 登山記録・黒檜山ほか :赤城山塊の主峰、黒檜山の他に地蔵岳と小沼を周回 [6] 登山記録・鈴ヶ岳 :赤城山塊の一座、大沼と黒檜山の眺めが素晴らしい (冬季) [7] 登山記録・荒山 :赤城山塊の一座、麓にあるブナ巨木も巡る |
巨木と雑記.深山の霊場に佇む風雅な大杉
関東平野からもその雄姿が目立つ、 県内を代表する名山の一座である赤城山 [5][6][7] 。東側には渡良瀬渓谷まで深い山域が広がっていて、 ほぼ中央部には栗生山 (968m) があります。 麓には創建から1000年以上の歴史を有する古社、栗生神社が鎮座。 御神木は県内有数の大スギです。 根本から先細りしないで立ち昇る、力強く真っ直ぐな主幹。 背が高く傘状に繁茂した樹冠。 じつに端正な樹容の大スギです。 加えて樹勢は旺盛、更に太くなりそうな生命力が伝わってくる。 アクセスが不便な山中でも一見の価値あり。 また赤城山の眺めが素晴らしい、栗生山の登山も楽しめるところです (後述)。
巨木と雑記.栗生山の登山
栗生山の登山について。 登山口は拝殿前から少し左側に向かったところ。 山頂まで40分から50分くらい、短時間で登れる低山です。 山頂は西側に展望が開けていて、赤城山塊を一望できる素晴らしい展望地です。 以下、私の移動時間と道中の様子、ご参考ください。 ・区間別:神社 -(08)- カツラ -(26)- 尾根出合 -(09)- 山頂 -(05)- 尾根出合 -(25)- カツラ -(03)- 神社 ・合計 :登り (43)、下り (33)
おわりに入山時の注意点をいくつか。 訪れる人の少ない人里離れたマイナーな山。 熊や猪などとの遭遇を避けるため、鈴など常時音の出るものは必携。 冬季は積雪や凍結があり、軽アイゼンは必携。 登山初心者は冬季に入山しない。 登山ルート上で特に危険な箇所はありませんが、 登山口から尾根出合いまでの区間の後半は、小石の多い滑りやすい急坂が続く。 下山時には杖があると楽になります。 また山頂手前では、上記写真10のルートのように直登せず、少し左側から巻くルートでした。 以上、ご安全に。
群馬TOP | △TOP | 前へ戻る |