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  • 登山TOP / 群馬 / 赤城山(05)荒山と大穴のブナ

    登山記録 赤城山(05)コメント

    基本情報

    登山記録 赤城山(05)
    日付 2018.09.28
    山/標高 荒山(1571.9m)
    天候
    所在地 群馬県前橋市赤城山
    登山ルート 登山口~荒山~登山口~ブナ~登山口
    行動時間 4時間(休憩含む)
    登山ルート
    (詳細)
    ■荒山
      赤城森林公園P-棚上十字路-荒山高原-荒山-小沼分岐-棚上十字路-赤城森林公園P
    ■大穴のブナ
      赤城森林公園P-通行止の林道-大穴のブナ-通行止の林道-赤城森林公園P
    装備補足 登山用 基本装備以外は特になし(荒山の南登山道と通行止の林道は人気が無いので熊鈴は必携)
    その他 大穴のブナ周囲は木々に囲まれ暗いのでカメラ三脚があると便利
    アクセス 登山口 荒山登山口(赤城森林公園駐車場)
    関越道赤城ICから約21km(赤城森林公園駐車場まで)
    バス バス停箕輪まで前橋駅から赤城山ビジターセンター行に乗車
    箕輪から荒山高原を越えて大穴のブナまでは約1時間45ほどかかるだろう
    関連情報 ■少遠景・登山記録
      赤城山(01) :2013.02.11、黒檜山(雪山、地蔵岳も含む)
      赤城山(02) :2013.12.23、鈴ヶ岳(雪山)
      赤城山(03) :2014.08.18、大沼でテント泊(黒檜山、地蔵岳、長七郎山など)
      赤城山(04) :2015.02.27、鈴ヶ岳(雪山)
    ■少遠景・巨木巡り
      栗太郎     :荒山登山口の近くに立つ栗の巨木
      大穴のブナ   :荒山の南麓、大穴の谷の入口に立つブナ

    登山ルート・地図

      (本地図は国土地理院地図と昭文社の登山地図を基に作成)

    登山ルート・詳細

      (時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)
    日付 主要ポイント 時刻 移動 休憩・他 備考
    09/28 赤城山森林公園P 06:27 00:47 --:--
    棚上十字路 07:14 00:09 --:--
    荒山高原 07:23 00:15 --:--
    箕輪分岐 07:38 00:30 --:-- 北側に箕輪に下る分岐あり
    荒山 08:08 00:10 00:02 小休止
    ひさし岩 08:20 00:07 00:18 気持ちの良い展望地で休憩
    小沼分岐 08:45 00:21 --:-- 東に小沼、南に赤城温泉の方面へ分岐
    棚上十字路 09:06 00:35 --:--
    赤城山森林公園P 09:41 00:01 --:--
    通行止林道西側 09:41 00:13 --:-- 林道は歩けはするが荒廃している
    通行止林道東側 09:55 00:03 --:-- 東側の道路閉鎖の障害物がある地点
    大穴のブナ 09:58 00:14 00:15 ブナ拝観
    赤城山森林公園P 10:27 --:-- --:--
    行動時間合計 4時間 3時間25分 35分
    登山口~棚上十字路

    登山口から始めが少し急坂。あとは全体的に傾斜は緩め。 しかし笹が深いルートである。 棚上十字路の10分ほど手前に近づくまで、笹で腰から下が見えず、踏み跡が不明瞭な箇所が多かった。 当日は体調が良くないためか、下山時に見えない木の根に躓いて一度転んだ。 あまり登山者が通らないルートなのだろう。カモシカと2回遭遇した。

    棚上十字路~荒山

    今回は荒山高原から鍋割山へは登らなかった。 箕輪との分岐を過ぎてしばらく登ると木々の開けた展望の尾根の箇所がある(写真08)。 荒山の山頂が近づくと岩が露出した急坂となる。特に危険はない。

    荒山~小沼分岐

    荒山から南尾根を下って行く。途中にある「ひさし岩」からの展望が素晴らしい。 荒山で一番の展望地ではないだろうか。眼下には大穴の谷。 東屋のある小沼分岐(名称不明)からは、東に小沼方面、南に赤城温泉へ向かう道が続く。

    小沼分岐~棚上十字路

    本登山ルート上で、特に自然の植生が豊かな区間に感じた。 棚上十字路に着くまでに、小さな沢を横切っていくところが2~3箇所あった(渡るというほどではない)。

    通行止林道~大穴のブナ

    過去に土砂崩れが起きて以降、ガードレールとコンクリートブロックに塞がれた林道の通行止区間。 ここの通行止は歩行者も含む意味。 所々に倒木があり、路肩はすっかり土砂や草や何らかの若木に覆われていた。 林道の山側の斜面には所々に大きな岩があった。 行くなら自己責任で…。こんなところに滅多に人は来ない。

    登山の写真

    01:登山口 赤城荒山_01

    赤城山森林公園駐車場の奥に登山口がある

    02:道中の様子 赤城荒山_02

    棚上十字路が近づくまで登山道は深い笹に覆われた区間が長く続く

    03:棚上十字路 赤城荒山_03

    左に荒山高原、直進で小沼、右に赤城温泉へ

    04:荒山高原 赤城荒山_04

    荒山高原から北東、これから向かう荒山の姿

    05:道中の様子 赤城荒山_05

    荒山高原からしばらく登ると、鍋割山が良く見える地点がある

    06:鍋割山 赤城荒山_06

    2013年5月のときの写真、鍋割山頂付近から荒山の眺め

    07:箕輪分岐 赤城荒山_07

    途中で左へ箕輪へ下る分岐を過ぎて登って行く

    08:道中の様子 赤城荒山_08

    箕輪分岐を過ぎた先、木々が開けたところで群馬県庁が見える

    09:山頂 赤城荒山_09

    山頂の石祠.山頂から東側に木々の間から地蔵岳など見える.

    10:道中の様子 赤城荒山_10

    山頂から南尾根を下って行く

    11:ひさし岩 赤城荒山_11

    尾根を下る途中にある展望地、眼下に大穴の谷間

    12:ひさし岩 赤城荒山_12

    地蔵岳、黒檜山、長七郎山など見渡せる

    13:ひさし岩 赤城荒山_13

    ここは荒山で一番の展望地、良い休憩場所だ

    14:小沼分岐 赤城荒山_14

    棚上十字路へ戻るには右へ.左に小沼、直進で赤城温泉.

    15:林道通行止区間 赤城荒山_15

    駐車場のすぐ右側に林道の通行止区間の西端

    16:林道通行止区間 赤城荒山_16

    この先は「歩行者」も含む通行止なのだ

    17:林道通行止区間 赤城荒山_17

    道中の一部はこんな感じ.土砂と草木に覆われようとしている.

    18:林道通行止区間 赤城荒山_18

    通行止区間の東側にある道路閉鎖の障害物

    19:ブナ入口 赤城荒山_19

    谷底を流れる沢の左岸を登ってすぐ

    20:大穴のブナ 赤城荒山_20

    詳細は巨木巡りの記録をご覧ください

    登山の雑記.荒山と鍋割山

     私がよく登るお気に入りの赤城山。 過去10回以上登っていますが、巨木も目当てに訪れたこともありました。 2013年5月13日は赤城山塊の南に位置する側火山、荒山と鍋割山へ。 登山口となる姫百合駐車場の近くには、見事な栗の巨木である 「栗太郎」 が。そしてこの両峰は好展望の山で、関東平野の眺めが素晴らしい。 特に感じ入った景色は、鍋割山頂から望む荒山方面と、 荒山のひさし岩から望む地蔵岳周辺の展望。 眼下には、大昔に水蒸気爆発で崩壊したという大穴と呼ばれる谷間も。

     荒山南麓の赤城の大穴。ここにブナの巨木が立っていることを後日に知りました。 思い立って訪れたのが今回の登山記録。 せっかく訪れる赤城山なので、荒山の登山と併せて巡ることにしたのです。 素晴らしい立姿の 「大穴のブナ」 。その詳細は巨木巡りの記録からご覧ください。

    登山の雑記.大穴のブナへのアクセス

     荒山への登山口はブナに近い南麓、赤城山森林公園の駐車場に。 荒山に登った後は林道を経由してブナへ。 しかしこの道中には問題が。 林道の駐車場から東、大穴直下に至る約1.2kmの区間は通行止。 原因は過去に発生した土砂崩れ。 特に通行止区間の1km、駐車場の先から大穴直下は荒廃しており、両端はコンクリートブロックで閉鎖。

     この林道の1kmの閉鎖区間へは警戒しながら立入ることに。 岩や土砂で埋まった危険箇所があれば引き返し、 車で地図中の林道合流地点まで迂回して向うつもりでした。 ブナだけが目的なら、この林道合流地点からアクセスしてください。

     林道の1kmの閉鎖区間の様子。 全面的に荒廃が進んでいますが、土砂や落石で埋った箇所はなく無事に歩けました。 所々に倒木があり、路肩は土砂や草や若木に覆われている。 林道から山側には所々で累積した岩の姿も。 人が訪れなくなった荒廃した林道、今は獣たちの大通りか。