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登山記録 赤城山(02) 鈴ヶ岳
基本情報
登山記録 | 赤城山(02) | |
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日付 | 2013.12.23 | |
山/標高 | 鈴ヶ岳:1564m | |
天候 | 晴 | |
所在地 | 群馬県前橋市 | |
登山ルート | 新坂平~鈴ヶ岳(往復) | |
行動時間 | 約4時間15分(休憩含む) |
登山ルート(詳細) | 新坂平~姥子峠~鍬柄山~大ダオ~鈴ヶ岳(往復) | |
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装備補足 | 登山用 | 基本装備(防水・防寒・防雪対応の服装、アイゼン、温かい飲み物、など) |
その他 | バラクラバ(首と顔の保温)、サングラス(眩しいから)、スノーバスケット付ストック | |
アクセス | 登山口 | 新坂平(バス停と駐車場あり) |
車 | 関越道・赤城ICから約22km(鈴ヶ岳登山口前の駐車場) スノータイヤ、タイヤチェーンは必装(早朝や日影はアイスバーン) | |
バス | 新坂平バス停までJR前橋駅から関越交通の赤城山ビジターセンター行に乗車 車で雪道の運転をしたくない場合「風ラインふじみ」に駐車し、 富士見温泉バス停から赤城山ビジターセンター行に乗換えて向かうと安全である | |
関連情報 | ■少遠景・登山記録 赤城山(01) :2013.02.11、黒檜山(雪山、地蔵岳も含む) 赤城山(03) :2014.08.18、大沼でテント泊(黒檜山、地蔵岳、長七郎山など) 赤城山(04) :2015.02.27、鈴ヶ岳(雪山) 赤城山(05) :2018.09.28、荒山と巨木(大穴のブナ) ■少遠景・巨木巡り 栗太郎 :荒山登山口の近くに立つ栗の巨木 大穴のブナ :荒山の南麓、大穴の谷の入口に立つブナ |
登山ルート・地図
(地図中には鈴ヶ岳以外にも地蔵岳と黒檜山のルートもあります)距離:5.48km 累積標高差:±436m 最大高度:1527m (※標高誤差は約35m)
登山ルート・詳細
(時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)日付 | 主要ポイント | 時刻 | 移動 | 休憩・他 | 備考 |
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02/11 | 新坂平 | 08:05 | 1時間10分 | - | バス亭や駐車場あり |
鍬柄山 | 09:15 | 1時間15分 | 15分 | スノーシューからアイゼンに換装 | |
鈴ヶ岳 | 10:45 | 50分 | 10分 | ||
鍬柄山 | 11:45 | 30分 | - | 帰りは踏み跡が固まり楽だった | |
新坂平 | 12:20 | - | - | ||
行動時間合計 | 4時間15分 | 3時間45分 | 30分 |
この日は、箕輪(売店とバス亭あり)から県道は全面的に雪に覆われ始めた. 雪は圧雪と凍結により硬くなっていた.帰りに日差しで若干溶けていた. 車は4駆のスノータイヤで、20~40kmで走行したが、登り下りで滑ることはなかった。
姥子峠あたりに出るまで新雪気味で所々膝まで沈んだ。 この日の踏み跡はハッキリしていた。鍬柄山までスノーシューで登ってたが、アイゼンで十分であった。 踏み跡が薄くとも尾根の真上から逸れなければ迷うことはなさそうだ。
鍬柄山でスノーシューからアイゼンに換装. 鍬柄山から鈴ヶ岳の直下、大ダオまで踏み跡は薄く所々消えていた。 しばらく痩せ尾根が続き、序盤の2mほどの両側の切れ落ちた急傾斜の場所が危険で慎重に通過した。 尾根が広がってくると鈴ヶ岳が目の前に現れ、大ダオまで大きく下ってゆく。
大ダオから鈴ヶ岳への登りは風があまり当らず急登もあり汗をかいた。 中腹に露岩のある急登があり、固定ロープのある箇所もある。岩が雪で隠れているので、 サッサと雪の塊に体重を乗せて進まないで少し慎重に足場を確認して進んだ。 鍬柄山直下の痩せ尾根と、鈴ヶ岳の急登の箇所はアイゼンが必携だろう。
登山の写真
(写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)
ドライブレコーダの映像から.姫百合駐車場前.箕輪から道は雪で覆われ始めた
新坂平に近づくとこんな感じ.圧雪されているが所々凍結した轍がある
正面のカーブの終わりが新坂平.右側のスペースが駐車場
鍬柄山の山頂の直前に見晴らしの良い場所がある.小黒檜にいつか登りたい
鍬柄山からの景色がこの日一番だった.赤城の代表、黒檜山の好展望台だ!
大沼は赤城神社前が凍結していない.いつか赤城全体を縦走したいな
南方向.奥の冠雪は浅間山だ
新坂平の方向を振り返れば地蔵岳
山頂の標.大ダオから山頂までは風があまり当らず暖かく汗をかいた
左から、愛宕山大神、鈴嶽山神、赤城山大神.奥に黒檜山
鈴ヶ岳は鍬柄山ほどの展望はない
下山で鈴ヶ岳の中腹から.奥のピークが鍬柄山だ(手前にも小ピークがある)
下山で鈴ヶ岳の中腹から.荒山と鍋割山が見える
鍬柄山に戻って来た.黒檜山が雲の笠を被っていた.赤城は一年中楽しめるな…
登山の雑記
私にとって一番身近な冬山の赤城山に登って来ました。今回は赤城山塊の一つ、鈴ヶ岳です。
鈴ヶ岳は、黒檜山や地蔵岳に比べると、登山者が少なく、登山口から山頂までのアプローチが少し長いです。
それに、登山口の新坂平には休憩に使える施設がありません。
新坂平から、地蔵岳の縦走、または県道4号を進んで大沼まで出れば、山荘や売店やビジターセンターがありますが、やや面倒です。
またバスの時間まで寒中待ち続けるのは辛いものがあり、下山時刻とバスの時刻を合わせるのも面倒ですよね。
このため、新坂平まで車で来ることにしました。
赤城山には冬期以外は車で気楽に来れます。冬期は登山口までの県道4号が積雪や凍結するので、
雪道の運転が不慣れな私には、少しハードルが高くなるのです。
なので、これまでは、冬期は富士見温泉まで車で来て、そこから登山口まで関越交通のバスに乗って来ていました。
しかし、登山でもスキーでも、冬山に行くには雪道の運転は必須、慣れる必要があります。
今回は緊張しつつ、車を走らせたのでした。
1ヶ月前に買ったばかりのスノータイヤと車(一応四駆)の性能が、雪道の走行ではまだ分かりません。
念の為にタイヤチェーンも持参しました。
本当に滑らないのか、速度はどれだけ出せるのか、不安でした。我ながら臆病な人間です…。
仮免許のときの不安が蘇ってくる…。
道の雪は圧雪されおり、所々が固く凍結していました。
何度か速い後続車に道を譲って道路脇へ止まりつつ、緊張しながら運転。直進で40km、カーブで20kmほどでは、滑ることなく進むことができました。
スノータイヤって凄えぇ!と興奮。
帰りの下りで、高くなった日差しで雪の溶け出しているカーブは怖かったですが、徐行すれば問題ありませんでした。
圧雪の山道には少しは慣れることができたような気がします。
帰りに、ふじみ農産物直売所に立ち寄り、車を降りてビックリ!
車の車体下、フロントバンパーの下や、タイヤと車体の間に、小砂利を付けて固まった雪が、それぞれ両手一杯の量で付着していました。
この塊を平地の道路で走行中にまき散らしていたら、他の車の事故の元となるかもしれません。
念の為に持参した折畳スコップで、車体下の雪はそぎ落としました。
この日は登山経験よりも、運転経験を積んだ日となりました。
雪量の多い地域にお住まいの方や、車の運転が普通に上手な方は、当然だろう?、という事なのでしょうが…。
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