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    横室の大カヤ

    巨木の写真

    撮影日 2017.07.07 【01】国内最大級のカヤの巨樹.東側から眺める全体像. 横室の大カヤ01
    【02】東側 横室の大カヤ02
    【03】北側 横室の大カヤ03
    【04】北側 横室の大カヤ04
    【05】北側 横室の大カヤ05
    【06】東側 横室の大カヤ06
    【07】東側 横室の大カヤ07
    【08】南側 横室の大カヤ08
    【09】南側 横室の大カヤ09
    【10】南側 横室の大カヤ10
    【11】西側 横室の大カヤ11
    【12】西側 横室の大カヤ12
    【13】解説板 横室の大カヤ13
    撮影日(2008.03.15 / 2009.04.25) 【01】東側から.奥(西側)に竹薮があったので今より鬱蒼として見える? 横室の大カヤ01
    【02】北側 横室の大カヤ02
    【03】西側 横室の大カヤ03
    【04】西側 横室の大カヤ04
    【05】東側 横室の大カヤ05
    【06】北側 横室の大カヤ06
    【07】北側 横室の大カヤ07
    【08】北側 横室の大カヤ08
    【09】西側 横室の大カヤ09

    巨木の詳細

    巨木の名前 横室の大カヤ[1]
    樹種 カヤ(榧)
    幹周 8.1m[4]
    樹高 24m[4]
    推定樹齢 1000年以上[1]
    特徴 太い主幹と横に伸びた大きな樹冠
    保護指定 国指定天然記念物
    所在地 群馬県前橋市富士見町横室1013
    所在施設 金澤家の私有地(公開中)
    撮影日・状態 2017.07.07 : 樹勢は良い様子.損傷箇所に防腐剤が塗布.周囲の柵や解説板が更新された.
    2009.04.25 : 主幹上部の北側を欠損、強風か落雷による損傷か.樹勢は良い.
    アクセス
    ■前橋IC(関越自動車道)
      距離:約10.5km
      経由:国道17-国道291-県道101
    ■駒込スマートIC(関越自動車道)
      距離:約6km
      経由:県道161-国道17-国道291-県道101
    ■渋川伊香保IC(関越自動車道)
      距離:約6km
      経由:国道17-国道291-県道101
    電車 ■前橋駅(路線)
      距離:最寄バス停まで約7.3km(渋川駅からの距離と大差ない)
      経由:渋川駅と前橋駅を結ぶ以下の路線バスを利用可能
    バス ■法華沢(関越交通)
      距離:バス停から大カヤまで約700m
      経由:前橋駅からは北口の2番乗り場、渋川駅行きに乗車、約20分
         渋川駅からは西口の1番乗り場、前橋駅行きに乗車、約15分
    参考情報 ■文献
    [1]現地解説板・大カヤ   :大カヤにまつわる由緒、所有者の金澤氏の事などを掲示
    [2]現地解説板・九十九山古墳:九十九山古墳にある解説板(写真なし)
    [3]現地解説板・横室古墳公園:横室古墳公園にある解説板(写真なし)
    ■Web
    [4]巨樹巨木林データベース :平成12年(2000)の調査記録
    [5]前橋市(公式)     :前橋市の公式サイト.前橋市の歴史や古墳の情報を参照
    [6]前橋まるごとガイド   :前橋市の観光情報(公・前橋観光コンベンション協会)
    [7]九十九山古墳      :地図リンク(Google Map)
    [8]横室古墳公園      :地図リンク(Google Map)

    巨木の雑記1.大カヤの歴史

     国内最大級のカヤの巨木、横室の大カヤは、 赤城山の南山麓に位置する富士見町の横室にあります。 ここは、利根川左岸の段丘に田畑が広がる地域。 雄大な赤城山を間近に眺められ、天気が良ければ、町名の由来となった富士山も遠望できます。

     大カヤの由緒[1]について。 この土地の所有者である金澤氏の祖先が、 大カヤの近くに寛延2年(1749)に諏訪神社を勧進。 それ以来、大カヤは御神木として保護されてきたそうです。 実り豊かな巨樹で、昔は秋に四石(約720リットル)もの実を生らし、人々の生活を支えたとか。 諏訪神社は、この場所に明治40年(1907)まであったそうですが、 他の神社へ合祀されたのか、現在はありません。 大カヤは、国指定天然記念物となった後も、金澤氏の私有地に立っていますが、 周囲は見学者のために解放されています。感謝です。

    巨木の雑記2.大カヤの立姿

     この見事な大カヤの特徴は、太い主幹と、横に広い樹冠でしょう。 主幹は根元から地上5m付近まで、大迫力の太い単幹で、そこから複数の大枝に分散。 主幹の上部の北側には、かなり昔に幹が裂けたような損傷の跡。 上州空っ風「赤城おろし」の古傷か。 東西から眺めると、中央にボリュームを欠いている原因と考えられます。 樹勢は良好な様子で、枝葉は大いに繁茂し、根元は真夏の日中でも薄暗い。 枝張りの面積は、300平方メートル近くになりそうです。

     大カヤの風格極る立姿。 北側から見上げる姿は、道路まで伸びる頭上を覆う大枝と、古傷の跡も相まって、特に凄味を感じるもの。 長い大枝を横から眺める西側も同様な趣があります。 東側は意外と穏やかな感じ。 南側は主幹上部まで損傷箇所が少なく、最も健全に見える、気持ちの良い立姿。 そして、私が最も惚れたのが、南西側から見上げる立姿。 大カヤの形の良さ、風格や貫禄、迫力や凄味、それらが最も調和しているように感じられました。

    巨木の雑記3.横室と古墳

     横室の地域周辺には複数の古墳があります。 このことに後になって気付きました。古墳の中核である石室が、横穴→横室という連想になったのです。 実際、古墳が多いのが地名の由来なのでしょうか?
     大カヤに近い古墳は、九十九山古墳。西暦500年頃[5]に造られた市指定の史跡。 現地解説板[7]によると、九十九山の小丘陵に造られた、全長約60mの前方後円墳。 円墳の上部に石室があり、埴輪など金環の出土品が発掘されたそうです。

     大カヤから北に離れた場所にも、横室古墳公園というものがあります。 現地解説板[8]によると、ここは横室の陣場・庄司原にある古墳群のうち、 状態の良い上庄司原の1号古墳の近くに、2号と4号の古墳を移築して保存した場所。 1号古墳は直径14mの円墳で石室が残されています。