巨木TOP / 群馬 / 猫又川の大カラマツ
猫又川の大カラマツ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 猫又川の大カラマツ | 幹周/樹高 | 5.5m / 30m(目測) | |
---|---|---|---|---|
樹種 | カラマツ(唐松) | 保護指定 | 不明 | |
推定樹齢 | 不明 | 所在地 | 群馬県利根郡片品村戸倉(尾瀬ヶ原) | |
撮影日/天候 |
2015.05.02 / 晴 ( 周囲の積雪 0.5m~1.0m 例年より雪が少なめ ) 2013.04.28 / 晴 ( 周期の積雪 1.0m~1.5m 雪が柔らかくスノーシューがある良い ) |
|||
アクセス | ||||
車 |
【戸倉の尾瀬第一駐車場まで】 東北自動車道・沼田IC:国道120・401経由.距離34km. 【尾瀬第一駐車場からバスorタクシーで鳩待峠まで】 県道63・260経由.距離11.6km(約30分) (鳩待峠まで直接向う場合は上記の合計の距離.なおマイカー規制あり) |
|||
電車 |
【JR沼田駅から戸倉】 関越交通バス(戸倉) :国道120・401経由.距離38㎞.(約1時間50分) 【戸倉から鳩待峠】 関越交通バス(鳩待峠):県道63・260経由.距離11.6km(約30分) |
|||
備考 |
【交通規制 環境保護と積雪】 鳩待峠へはハイシーズンはマイカーの乗り入れ規制がある。規制期間は基本的に、 5月下旬~7月、9月中旬~10月上旬である。また片品村戸倉の主要道路は、 11月中旬から4月中旬頃まで積雪のため通行止めとなるので注意。 【鳩待峠から巨木まで】 大カラマツは、湿原の中に立っているため、積雪期(残雪期の4月下旬~5月上旬がよい) のみ立ち寄ることができる。登山経験(残雪期含め)の無い人は、経験者の同行が望ましい。 鳩待峠から山ノ鼻までは約1時間、山ノ鼻までアイゼンは必携(軽でも可)。 山ノ鼻から大カラマツまで約20分~30分。植物研究見本園の周回道を過ぎてから、 猫又川が至仏山のムジナ沢との合流手前の蛇行して膨らんでいる場所に立つ。 道の無い雪に覆われた湿原の上を歩くので、スノーシューかスキーを装備が望ましい。 |
|||
近辺の観光 | 片品村観光協会 | |||
近辺の巨木 | (探索中) |
巨木の地図
巨木と雑記
猫又川の大カラマツは、私が勝手につけている仮の名前で、
尾瀬ヶ原にあるカラマツの巨木の中で最も幹が太いとされている巨木のことです。
尾瀬ヶ原の西側の湿原の上田代に、至仏山の北尾根の谷から流れ込む猫又川。
その流れの中に、至仏山からムジナ沢が流れてくる手前で蛇行している場所があり、その膨らみ中に、
他の複数のカラマツに囲まれて、大カラマツは立っています。
大カラマツの立つ場所は、湿原の上のため、雪に覆われる時期にしか近づくことができません。
大カラマツは、真っ直ぐで背が高く、均整のとれた樹形なので、近づくまでは、あまり巨大さを感じません。
しかし、根本まで近づいて見上げてみれば、迫力ある立派な巨木です。
下枝の太さは、成人男性の胴体以上はあります。
とても静かで空気の澄んだ場所です。聞こえるのは、サラサラと流れる猫又川の清流の音に、
冷たいそよ風。西には雪に覆われた至仏山が輝いています。
静寂の中、湿原に屹立する巨人との対面を満喫しました。人にあまり教えたくない巨木の一つです
(アクセスが面倒なので訪れる人は殆ど居ないでしょうが…)。
大カラマツは積雪期にしか近寄れず、道などは無いので、
登山経験(雪山経験者なら尚)のある人と同行の上で訪れるのが安全でしょう。
時期によって、湿原の上の雪量が変わり、雪融けが早く雪が薄ければ近寄れず、
雪が多ければ歩行が困難で、ワカンやスノーシューの携帯が望ましいです。
なお、私は大カラマツを見た後は、至仏山へ登山していますので、
こちらの登山記録も是非ご覧ください。
【 登山記録 】
>> 至仏山03(2013.04+尾瀬ヶ原)
>> 至仏山04(2015.05+尾瀬ヶ原)
群馬TOP | △TOP | 前へ戻る |