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    清澄寺の大スギ

    巨木の写真

    清澄の大スギ(2016.07.02) 【01】清澄の大スギ:関東地方で最大の大スギに再訪.西側の根元 清澄の大スギ01
    【02】西側② 清澄の大スギ02
    【03】西側③ 清澄の大スギ03
    【04】西側④ 清澄の大スギ04
    【05】西側⑤ 清澄の大スギ05
    【06】西側⑥ 清澄の大スギ06
    【07】南側① 清澄の大スギ07
    【08】南側② 清澄の大スギ08
    【09】南側③ 清澄の大スギ09
    【10】南側④ 清澄の大スギ06
    【11】北側① 清澄の大スギ07
    【12】北側② 清澄の大スギ08
    【13】南側⑤ 清澄の大スギ13
    清澄寺の様子(2016.07.02) 【01】入口・山門:大スギは山門から真っ直ぐ先に立っている 清澄の大スギ01
    【02】仁王像 清澄の大スギ02
    【03】本堂前① 清澄の大スギ03
    【04】祖師堂 清澄の大スギ04
    【05】本堂② 清澄の大スギ05
    【06】本堂③ 清澄の大スギ06
    【07】本堂の対面 清澄の大スギ07
    【08】境内の図 清澄の大スギ08
    【09】大クス 清澄の大スギ09
    【10】天富神社① 清澄の大スギ06
    【11】天富神社② 清澄の大スギ07
    【12】蔵王権現① 清澄の大スギ08
    【13】蔵王権現② 清澄の大スギ13
    撮影日:2010.01.16 【01】清澄の大スギ:千葉県で最大の巨木にして関東で最大のスギ 清澄の大スギ01
    【02】大スギ② 清澄の大スギ02
    【03】大スギ③ 清澄の大スギ03
    【04】大スギ④ 清澄の大スギ04
    【05】大スギ⑤ 清澄の大スギ05
    【06】大クス① 清澄の大スギ06
    【07】大クス② 清澄の大スギ07
    【08】大クス③ 清澄の大スギ08
    【09】大クス④ 清澄の大スギ09

    巨木の詳細

    巨木の名前 清澄寺の大スギ 幹周/樹高 15m / 45m
    樹種 スギ(杉) 保護指定 国指定天然記念物
    推定樹齢 400~800年 所在地 千葉県鴨川市清澄
    撮影日/天候 2016.07.02 / 晴 / 本院の改築工事により周囲は封鎖され大クスには近寄れなかった
    2010.01.16 / 晴 / 宝物殿の隣に立つ大クスには立ち寄れた
    アクセス
    中央連絡自動車道・市原鶴舞ICから約32km(木更津東ICからは約35km)
    電車 JR外房線・安房天津駅から約6.3km、路線バスの天津駅前~清澄寺、乗車時間約15分
    備考 清澄寺のかなり手前に公衆トイレ付きの無料駐車場がある。 寺の手前に並ぶ門前町、売店前の駐車場は全て有料。飲食や休憩をするなら利用すると良いだろう。
    参考情報 【 外部ウェブサイト 】
      清澄寺ホームページ:大スギを含め境内の詳しい紹介あり
      誕生寺ホームページ:日蓮聖人の生誕地にある縁のお寺
      かもがわナビ   :鴨川市の観光情報
    【 少遠景 】
      西神社の大スギ  :鴨川市内、曽呂尋常小学校分教場跡が隣接
      上野村の大シイ  :勝浦市内、南房総で最大級のスダジイ

    巨木の地図

    巨木と雑記

    清澄の大スギは、千葉県で最大の巨木にして、関東地方で最大の杉です。 場所は房総半島の南部に位置する鴨川市。 太平洋に面した市街中心部から北上した山間部、日蓮宗の大本山である清澄寺。 立派な山門から真っ直ぐ先に、天高く聳える御神木こそ、清澄寺の大スギです。

    清澄寺は日蓮宗の大本山。 宗派の開祖である日蓮聖人が、出家得度し、建長5年(1253)に立教開宗した古刹です。 お寺の起源は、今から約1200年前。 不思議法師と呼ばれた旅の僧が、光を放つ柏木で虚空菩薩像を彫り、 その像を祀る一寺を建立したのが始まりと云われます。

    大スギは、幹周15mに樹高45mもの巨体。 ただ大きいだけでなく、1本の真っ直ぐな幹に、傘のよな樹冠と、杉らしい端正な姿を保っています。 その姿は、離れて見ればスマートにさえ見えてくる。 樹形を大きく損なうような損傷もなく、先端の梢まで青々と繁らせています。 大きく、ほぼ健全で、形のよい姿。迫力と爽快に満ちた巨木といえるでしょう。

    全国にある各県でトップクラスの巨木は、推定樹齢が1000年を超えるものも多いことでしょう。 清澄の大スギも、千年杉と地元で呼ばれることと、この大きさから、相当な古木と思われますが、 一説では樹齢は約400年と考えられています。 その理由は、昭和29年(1954)の台風で倒れた大スギ。 その大スギは、清澄の大スギと同等の巨体で、年輪を調べると約380年の樹齢だったそうです。 南房総の温暖で雨の多い恵まれた環境が、この巨体を育てたのでしょう。 なお、清澄の大スギの南側にある、中腹から根元にかけての傷は、倒れた大スギの直撃を受けた跡。

    清澄寺の境内には、大スギの他に、クスノキの巨木があります。 宝物殿の隣に立つ大クスは、幹周8m、樹高15mの巨木。大スギに劣らない見応えです。 広い境内は、本堂や山門をはじめ、立派な仏教建築が並ぶ大伽藍。 手入れの行き届いた木石の庭園も美しく、見所は多いです。 本堂の背後にある小峰は妙見山と呼ばれ、清澄山塊の最高峰。 本堂の奥から山道が山頂が延びていて、大木の多い霊山の雰囲気が味わえるのでお勧めです。