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藤井神社の大楠
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 大楠 [1] |
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樹種 | クスノキ(楠) | |||
幹周 | 約12.18m [1], 9.5m [2] | |||
樹高 | 18.0m [2] | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | 太い根廻りと主幹の空洞 | |||
保護指定 | 静岡県神社庁指定御神木 | |||
所在地 | 静岡県藤枝市平島 | |||
所在施設 | 藤井神社 | |||
撮影日・状態 | 2019.03.08 : 空洞化し主幹は根本以外を欠損、しかし樹冠は広く強い生命力を感じる | |||
アクセス | ||||
車 | 新東名・藤枝岡部ICから約6km(東名高速・焼津ICから約3km) | |||
電車 | 東海道本線・藤枝駅から約5km(西焼津駅から約3km) | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 藤井神社 :内容は上記の写真12と写真13を参照、幹周は6間4尺2寸(約12.18m) ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり(2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [3] 須賀神社のクス :近くの藤枝市水守地区、市内最大の大クス [4] 久遠の松 :藤枝市4丁目、大慶寺のクロマツ [5] 月見里神社のクス :藤枝市3丁目、月見里神社、須賀神社のクスに次ぐ巨木 |
巨木と雑記.藤井神社
藤枝市街中心部から少し東、平塚地区の氏神とされる古社が藤井神社。 近くの隣接する水守地区には、市内最大の巨木と見られる須賀神社のクス [3] があります。 藤井神社の由緒について [1]。 祭神は奈良の丹生川上神社より勧請した弥都波能売命。 相殿に若一王子神社。 創建年代は不詳ながら、慶長11年(1606)から文化15年(1815)頃までの、 社殿再建の棟札が残されているそうです。 祭神は水も掌る神様。 昔、瀬戸川と葉梨川の水害に苦しんだ人々が、 郷土の安寧、豊穣、繁栄を祈願して創立されたとされます。
巨木と雑記.大クス
社殿の背後に佇む、相当な古木らしい佇まいの大クス。 現地解説板 [1] によると幹周は6間4尺2寸、約12.18メートルもの太さ。 主幹は根本から上部を失い大空洞があるものの、社殿のある南側からの姿には重量感がある。 一樹で社殿の背後を覆う広い樹冠を茂らせ、力強い生命力を感じさせます。 特に大空洞の開口部である北側の姿には惹かれるものが。 何やら大口を開けた動物のようにも見えてくる。 内部には稲荷社が安置 [1]。 最盛期は須賀神社の大クス [3] を凌ぐ大樹だったかも。 藤枝で最古老かもしれない老巨樹です。
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