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外丸矢放神社の八本杉
巨木の写真
巨木の詳細情報
巨木の名前 | 外丸矢放神社の八本杉 [1] |
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樹種 | スギ(杉) | |||
幹周 | 11.45m [2] | |||
樹高 | 40m [2][3] | |||
推定樹齢 | 300年以上 [2], 400~500年 [3] | |||
特徴 | 複数本が根本から連理した帯状の立姿 | |||
保護指定 | 津南町指定天然記念物 | |||
所在地 | 新潟県中魚沼郡津南町大字外丸 | |||
所在施設 | 外丸矢放神社 | |||
撮影日・状態 | 2019.07.27 : 樹勢は良い様子、東端の株が最も太く見える | |||
アクセス | ||||
車 | 関越道・塩沢石打ICから約25km(駐車場無し・地図中の路肩に停めた) | |||
電車 | JR飯山線・津南駅から約1.5km | |||
参考情報 | ■現地情報 [1] 標柱 :神社入口「天然記念物 外丸矢放神社の八本杉」と記された標柱 ■公式ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:平成12年(2000)の調査記録 [3] 苗場山麓ジオパーク :八本杉についての紹介あり ■少遠景の記録 [4] 巨木・見倉の大栃 :新潟県最大級のトチノキ、森の巨人100選の一本 [5] 登山・苗場山 :津南町の町域にも及ぶ名山、湯沢町側の祓川ルートで往復(2013.09.28) |
巨木と雑記.津南町
新潟県で最大級のスギとトチノキ [4] を求めて、中越地方の津南町にやってきました。 新潟県に訪れるのは約3年ぶり。 道路に埋め込まれた融雪装置、スキー場のゲレンデ、そして河岸段丘に拓かれた美しい田園。 これらを見て新潟に来たなと実感します。 津南町は苗場山 [5] の北麓、信濃川とその支流の中津川を中心としたろころで、 長野県の栄村と接しています。 苗場山麓ジオパーク [3] に指定されている、美しい自然景観に恵まれた地域。 巨木巡りでご紹介する外丸矢放神社の八本杉と、見倉の大栃 [4]も豊富にあるジオサイトのひとつ。 苗場山に再び登る際は、下山後に日本の秘境100選の秋山郷に泊まり、翌日はジオサイトや中越地方の巨木を巡ってみたいものです。
巨木と雑記.八本杉
県道に面した矢放神社の入口。杉並木の参道の先、社殿の正面に八本杉は立っています。 名前の通り複数の株立で、東西方向に連なり扇状に立ち昇る樹形。 根本は一本の巨樹のように密に連理しており、巨樹巨木林DB [2] には単幹の巨木として登録。 目立つ損傷が無く樹勢良好の力強い立姿。 全体的には樹齢1000年ともいえそうな巨樹でも各支幹は若々しい。 樹齢は以外と若いのかもしれません。 八本杉は株立ちでも根本が密に固まった幹周10メートル超えの巨体。 期待通りの威容の素晴らしき巨樹でした。 特に感じ入っのは南側から見上げた立姿。 東西に連なる幹の巨大な壁は大迫力で、陽当たりが良い方面のため木肌の色艶も良い。 樹高は40メートルを実感させる高さがあり、空を覆う広大な樹冠は壮観。 東側の株が特に太い様子で、東側からは特に1本の巨樹らしく見えました。 ちなみに、矢放神社の由緒については調査不足のため詳細が不明。 新潟県神社庁のウェブサイトによれば、津南町には外丸地区の他にも矢放神社が7箇所もあるそう。 写真を確認していて後で気付いたが、拝殿の壁にある墨書の板には由緒が記されいる?。 訪れる機会のある方は確認してみてください。
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