• TOP
  • 巨木
  • 登山
  • 渡良瀬
  • 旅日記
  • 更新履歴
  • PR
  • 登山TOP / 新潟 / 苗場山

    登山記録 苗場山

    基本情報

      (装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)
    登山記録 苗場山 日付 2013/09/28(日帰り)
    山/標高 苗場山/2145m 天候
    登山ルート (往)登山口~下ノ芝~神楽ヶ峰~山頂
    登山道 下ノ芝までの一部が沢付近の泥濘の道、神楽峰から下った先が急登
    行動時間 約6時間40分 所在地 新潟県南魚沼郡湯沢町
    関連記録 なし
    装備 必携 基本装備+ / 防寒着(早朝は寒い)
    その他 杖 / 水筒(HOT)
    アクセス 登山口 かぐらスキー場の第2リフト町営駐車場.もっと先の和田小屋の駐車場は有料
    関越自動車道・湯沢IC:国道17経由、距離17.6km
    電車 越後湯沢駅(JR上越線、JRはくたか・北越、JR上越新幹線:距離17.5㎞

    登山ルート・地図

      (地図中のトレースは書籍の地図を参考にした手書きです…)

    登山ルート・詳細

      (時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)
    日付 主要ポイント 時刻 移動 休憩・他 備考
    09/28 登山口 05:40 1時間15分 和田小屋通過後、スキー場のゲレンデを横断
    下ノ芝 06:55 60分 5分
    神楽ヶ峰(2029) 08:00 60分 5分
    苗場山(2145) 09:05 2時間25分 50分
    登山口 12:20
    行動時間合計 6時間40分 5時間45分 60分
    登山口~下ノ芝

    駐車場から笹藪っぽい道に入り、スキー場のゲレンデをショートカット、やがて和田小屋の前に出て、 先のゲレンデを横断してから、登山道らしくなる。 展望がよくなってくる下ノ芝に出るまでは、湿って泥濘になっている滑りやすい個所が多い。

    下ノ芝~神楽ヶ峰

    下ノ芝から上ノ芝くらいまで、石のゴロゴロした登りが続く。濡れていると滑りやすい。 その後、尾根付近にある小松原湿原の分岐を南方向へ進めば展望が開けてきて、神楽ヶ峰に着く。 苗場山が正面に迫っている。

    神楽ヶ峰~苗場山

    雷鳥水という水場のある鞍部まで下った後に本ルートで一番の急登が続く。 難所は特にないが片側が切れ落ち道が狭い個所があるので道の譲り合いに注意。 山頂一帯の湿原に入った後、木道の上を歩き山小屋の後ろに回れば、そこが標と三角点のある山頂である。

    登山の写真

      (写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)

    登山口

    7時くらいには満車だろうか

    和田小屋の前

    熊か.不安にさせてくれる. 正面のゲレンデを進んで横断

    下ノ芝①

    ここから先、湿原の登りは木道の上を歩く個所が多くなる

    下ノ芝②

    神楽ヶ峰から小松原湿原へ続く尾根

    神楽ヶ峰

    苗場山が近くなってきた

    雷鳥水の付近

    あの山頂に広大な湿原が広がっているなんて

    苗場山 山頂

    展望はない.山小屋の後ろ側

    苗場山の湿原①

    山小屋の手前あたりから

    苗場山の湿原②

    天狗の庭と呼ばれる湿原が正面に広がる

    苗場山の湿原③

    笹や針葉樹や所々にある岩が湿原の景色に変化を持たせている

    苗場山の湿原④

    広い事以外は、鬼怒沼の湿原に雰囲気が似ている

    苗場山の湿原⑤

    木道は、大きく傾いていたり壊れている個所がけっこう多かった

    苗場山の湿原⑥

    長野側の小赤沢コースの方面

    苗場山の湿原⑦

    冬の景色はどうなんだろう.真っ白に真っ平か

    苗場山の湿原⑧

    似たような写真ばかりたくさん撮った

    苗場山の湿原⑨

    苗場山神社付近の分岐点にあるケルンだったか

    登山の雑記

     苗場山の紅葉が美しいと、TVや雑誌で見聞きしたことがありましたが、 新潟と長野県境にある山への日帰の登山は難しく思い、今まで敬遠してきました。 しかし、この年に、尾瀬の尾瀬沼、日光の鬼怒沼と山の湿原を巡ってきたので、 締めに苗場山山頂の湿原を見てやろうと決めました。 登山ルートを検討していると、関越自動車道の湯沢ICから降りて、 かぐらスキー場のゲレンデからアクセスする祓川ルートが見つかりました。 このルートならば、早朝に出れば埼玉からでも暗くなる前に日帰りが可能でした。 そして、遂に登ることができた苗場山で、静かに山の秋の湿原を堪能できました。

     山頂に着くと、想像以上に広大な湿原が広がっているのに驚きました。 苗場山の標高が高く乾燥している高層湿原は、川が流れ大きな池塘の多い尾瀬ヶ原とは雰囲気が大きく違います。 ほぼ同じ標高の日光の鬼怒沼と雰囲気は似ていますが、比較にならないほど広さが違います。 近づいたら蜃気楼のように消えてしまいそうな、現実感に薄い神秘的な湿原でした。 天狗の庭とは、よく名付けたものです。