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東法田の大アカマツ
巨木の写真
巨木の詳細情報
巨木の名前 | 東法田の大アカマツ [1] |
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樹種 | アカマツ(赤松) | |||
幹周 | 7.7m [2] | |||
樹高 | 30m [2] | |||
推定樹齢 | 500~600年 [1] | |||
特徴 | 太い根本から複数の支幹に分かれた樹形 | |||
保護指定 | 山形県指定天然記念物 | |||
所在地 | 山形県最上郡最上町東法田 | |||
所在施設 | 私有地の山林(歩道あり) | |||
日付・状態 | 2019.12.06 : 枯死状態と認定され天然記念物指定の解除 [3][4] 2013.08.03 : 大枝の欠損があり上層部の葉が薄く樹勢が衰えている様子に見えた | |||
アクセス | ||||
車 | 国道13号・舟形ICから約27km(東北中央自動車道の無料区間) | |||
電車 | JR陸羽東線・大堀駅前から約6km | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 東法田の大アカマツ :上記写真09を参照 ■公式ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:2000年度の調査記録 [3] もがみぽーたる :最上町の観光情報、巨木情報に大アカマツ枯死の更新あり [4] 河北新報オンライン :大アカマツ枯死の記事が2020年1月4日に掲載 ■少遠景の記録 [5] 巨木・権現山の大カツラ:同じ東法田地区の山中に立つ国内最大級の大カツラ |
巨木と雑記.2013年8月の訪問
最上町の東法田地区には、国内最大級の巨木が2本もあります。 それが権現山の大カツラ [5] と、この東法田の大アカマツ。 寺社に植栽されているものや、雑木林に散在する細長いアカマツと比べれば、 別の樹種とも見えてくる段違いの威容です。 荒ぶる野生の力強さを宿した樹形。 コブの発達した大岩のような迫力ある根本。 そこから3本の背の高い支幹が立ち昇っている。素晴らしい立姿です。 しかし、樹冠の上層部を見ると、枯れ枝が多く、葉の密度が薄い。 どうやら樹勢は衰退気味のようです。 古くから集落の人々より山神の御神木として大切にされてきた大アカマツ。 樹勢を盛り返し、末永くこの集落を見守って欲しいと願いました。
巨木と雑記.大アカマツの枯死
2020年1月に入ってから、大アカマツが枯死したという情報が各種メディアに掲載。 以下、もがみぽーたる(最上町観光協会)[3]と、河北新報オンライン [4] の情報より抜粋します。 大アカマツは2018年5月頃から急激に樹勢が衰え始めた。 原因はよく分かっておらず、松喰い虫による被害ではないと考えられている。 2019年8月の専門家による診断で枯死相当と確認。 2019年12月6日に枯死状態と認定され、天然記念物の指定を解除された。 山形県の巨木巡りで第2本目に訪れ、マツに対するイメージを劇的に変えてくれた思い入れのある巨木。 枯れてしまったことが残念でなりません。東法田のシンボルでもあった御神木。 でも、この地区には国内最大級のカツラ、権現山の大カツラ [5] が残っている…。
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