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二段田のひがん桜
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 二段田のひがん桜[1・3] |
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樹種 | エドヒガン(江戸彼岸) | |||
幹周 | 4.6m[2] | |||
樹高 | 30m[1・2] | |||
推定樹齢 | 350年[1・3] | |||
特徴 | 林を背にした墓地の立地と丸く整った樹冠 | |||
保護指定 | 福島県・緑の文化財・322号[1] | |||
所在地 | 鮫川村大字西山字二段田地内 | |||
所在施設 | 私有地・墓地 | |||
撮影日・状態 | 2017.04.19 : 樹勢は良い様子.花は満開前の6~7部咲きといった感じ. | |||
アクセス | ||||
車 | ■白河IC(東北自動車道) 距離:約36km 経由:国道4-市道-国道289-町道-国道118-県道71-県道274-県道275 ■矢吹IC(東北自動車道) 距離:約30km 経由:国道4-県道44-県道75-国道118-県道71-県道274-県道275 | |||
電車 | ■磐城棚倉(JR水郡線) 距離:約14km 経由:駅からタクシーや自転車(輪行)の利用が現実的 | |||
参考情報 | ■現地資料 [1]現地立札 :名称・樹齢・樹高、緑の文化財などについて掲示 ■ウェブサイト [2]巨樹巨木林データベース:奥多摩森林館のサイトより、1988年の調査記録 [3]鮫川村(公式) :鮫川村の公式サイト、観光情報に桜も含まれている | |||
近辺の巨木 | 火打石のしだれ桜 :同じ鮫川村にある1本桜、約8.5kmほど離れている |
巨木と雑記
2017年4月の福島での桜巡りは、浜通り地方を白河から二本松まで北上しました。 県南に位置する鮫川村では 「火打石のしだれ桜」 の次に訪れたのが「二段田のひがん桜」。 県道から北へ続く谷戸(丘陵の谷間)の入口、山林を背に田畑を見下ろす墓地に大桜は立っています。 伝承によれば共同墓地が作られた約350年前に植えられたそうです[3]。 祖霊とともに集落を見守ってきた大桜。 二段田桜(略)の立姿。 樹冠は全体的に大きな円形にまとまった端整なもの。背後の杉林の屏風に美しい花笠がよく映えます。 幹は中腹まで単幹で、そこから複数の大枝に分散にして伸び広がっています。 太い幹は、まるで3~4本の大木が絡み合っているような印象があり、とても貫禄がありました。 訪問時、花は6~7分咲きほどの満開前で、見頃は火打石桜(略)より遅い様子。 ちなみに樹高は、旧環境庁が計測した数値の30mには達しておらず、火打石桜と同等の20mほどの印象でした。 最後にアクセスについての注意点を。 墓地の目の前に駐車場がありますが、ここへ通じているのは、急傾斜の細い道。 当日に桜を見に来た地元の方の話では、過去に車で転落した事故もあったとか…。 大きな車で訪れる人や、通行に不安を感じた人は、県道275号の路肩に停めると良いでしょう(私はそうした)。 少し離れた場所に広い路肩がいくつかあります。
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