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山中の伊三郎ザクラ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 山中の伊三郎ザクラ [1][4] |
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樹種 | エドヒガン(江戸彼岸) | |||
幹周 | 5.1m [2], 3.5m / 3.8m(株立)[3] | |||
樹高 | 29m [2][3][4] | |||
推定樹齢 | 380年 [3][4] | |||
特徴 | 太い根周りと高い背 | |||
保護指定 | 福島県緑の文化財(562番)[4] | |||
所在地 | 福島県二本松市西勝田字明堂 | |||
所在施設 | 民家の庭 | |||
撮影日・状態 | 2021.04.02 : 満開から少し散り始めた状態、姿は2016年時点と大きな変化はない 2016.04.11 : 葉桜になり始めた状態、目立つ損傷はなく背が高い、樹勢良し | |||
アクセス | ||||
車 | 東北自動車道・二本松ICから約14km(駐車場なし) | |||
電車 | 東北本線・二本松駅から約13km | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 現地標識 :名前のみ表記、上記の2021年4月の写真07を参照のこと ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:1988年度の記録 [3] 二本松市ホームページ :観光情報に伊三郎ザクラの紹介あり [4] 福島県公式サイト :緑の文化財について参照 ■少遠景の記録 [5] 合戦場のしだれ桜 :二本松市内の周辺の桜、菜の花畑と重なる景観は有名 [6] 箱石の追猪のサクラ :二本松市内の周辺の桜、場所が少し分かり難い |
巨木と雑記
旧岩代町の役所から南に直線で約2kmの場所、 明堂の集落に山中の伊三郎ザクラはあります。 民家のお庭に立っていて、道路から3mは高い位置に根元があり、樹高は30m近いもの。 桜にしては稀な素晴らしく高い背。道路上から見上げる姿は壮観です。 樹形は根本付近から南北方向に分かれた双幹。 二本松市ホームページ [3] では2本の株立ちとの説明。 根本は固くまとまっていて、1本の巨樹としての太く逞しい幹にも見えます。 この大桜の名前の由来 [3] は、かつてこの地で暮らした伊三郎という風流人が、 桜の根元で琵琶を奏でていた事に由来するそうです。 昔も今も風流を愛する人々が多いため、福島には多くの貴重な大桜が残されているのでしょう。 2回目の訪れで満開の姿を拝むことができました。 開花時期は周辺の桜よりも少し早いようです。
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