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国府神社のケヤキ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 国府神社のケヤキ [1] |
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樹種 | ケヤキ (欅) | |||
幹周 | 5.00m [1], 5.82m [2], 7.25m (実測) | |||
樹高 | 25.0m [1][2] | |||
推定樹齢 | 400年 [1] | |||
特徴 | 広範囲な根本の隆起、中腹まで単幹 | |||
保護指定 | 小山市指定天然記念物 | |||
所在地 | 栃木県小山市下国府塚 | |||
所在施設 | 国府神社 | |||
撮影日・状態 | 2024.06.23 : 樹容に目立つ変化なし、大きな緑の樹冠を茂らせている 2021.12.13 : 目立つ損傷はなく樹勢良好、道路側の根本が少し傷ついている | |||
アクセス | ||||
車 | 東北道・佐野藤岡ICから約16km | |||
電車 | JR小山駅 (宇都宮線・湘南新宿線・両毛線・水戸線) から約5km | |||
バス | 道の駅バス停から約1km (小山駅西口から発の市営バス・道の駅線の終点) | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 国府神社のケヤキ :内容は下記雑記の写真を参照 ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) [3] 小山市ホームページ :国府神社の情報あり [4] とちぎふるさと学習 :栃木県教育委員会が運営するサイト、下野国庁跡の情報あり ■少遠景の記録 [7] 愛宕神社のケヤキ :小山市街地、須賀神社と市役所に接する、市内最大の巨木か [8] 梁八幡宮のケヤキ :小山市東部の絹地域、根本のコブが特徴的な大ケヤキ |
巨木と雑記
小山市街地から思川を越えて、西に位置する下国府塚の地区。 周囲は広大な田園地帯で、国道50号線に面した立派な道の駅があります。 当地の鎮守が古墳上に座す国府神社。 御神木は遠くからも樹冠がよく目立つ大ケヤキです。 広範囲に隆起肥大した根本が力強く、樹勢良好で広大な樹冠を茂らせている。 そして全体の樹容も美しい。 実測した幹周は7m以上あり、市内最大となる巨木、 愛宕神社のケヤキ [7]、梁八幡宮のケヤキ [8] と並ぶもの。じつは県南では屈指の大ケヤキなのでした。
国府神社の由緒について [3] 。詳しい来歴は不明。 下国府塚村の正徳5年 (1715) の村明細帳には、 大日堂と広栄寺があったことが記録されているという。 現在の国府神社と隣接する興永寺のこと。 本尊は大日如来で、神仏習合の時代は大日権現と呼ばれていた。 神社の座す土盛りは古墳、直径25mほどの円墳とみえる。 この古墳が国府塚という地名の由来なのでしょうか。 なお国府といえば、当地から直線距離で約8kmほど北には、 下野国庁跡 [4] があります。 当地域は奈良~平安の律令制の時代、下野国の中心である国府であった。 政治を執り行う国司が詰めた施設、国庁 (下野国庁跡) があった地域なのです。
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