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  • 巨木TOP / 栃木 / 国府神社のケヤキ

    国府神社のケヤキ

    巨木の写真

    撮影日:2024.06.23 【01】国府神社の御神木、じつは県南では屈指の大ケヤキ 国府神社のケヤキ-01
    【02】 国府神社のケヤキ-02
    【03】 国府神社のケヤキ-03
    【04】 国府神社のケヤキ-04
    【05】 国府神社のケヤキ-05
    【06】 国府神社のケヤキ-06
    【07】 国府神社のケヤキ-07
    【08】 国府神社のケヤキ-08
    【09】 国府神社のケヤキ-09
    【10】 国府神社のケヤキ-10
    【11】 国府神社のケヤキ-11
    【12】 国府神社のケヤキ-12
    【13】 国府神社のケヤキ-13
    撮影日:2021.12.13 【01】墳丘上に座す国府神社の御神木 国府神社のケヤキ-01
    【02】 国府神社のケヤキ-02
    【03】 国府神社のケヤキ-03
    【04】 国府神社のケヤキ-04
    【05】 国府神社のケヤキ-05
    【06】 国府神社のケヤキ-06
    【07】 国府神社のケヤキ-07
    【08】 国府神社のケヤキ-08
    【09】 国府神社のケヤキ-09

    巨木の基本情報

    巨木の名前 国府神社のケヤキ [1]
    樹種 ケヤキ (欅)
    幹周 5.00m [1], 5.82m [2], 7.25m (実測)
    樹高 25.0m [1][2]
    推定樹齢 400年 [1]
    特徴 広範囲な根本の隆起、中腹まで単幹
    保護指定 小山市指定天然記念物
    所在地 栃木県小山市下国府塚
    所在施設 国府神社
    撮影日・状態 2024.06.23 : 樹容に目立つ変化なし、大きな緑の樹冠を茂らせている
    2021.12.13 : 目立つ損傷はなく樹勢良好、道路側の根本が少し傷ついている
    アクセス
    東北道・佐野藤岡ICから約16km
    電車 JR小山駅 (宇都宮線・湘南新宿線・両毛線・水戸線) から約5km
    バス 道の駅バス停から約1km (小山駅西口から発の市営バス・道の駅線の終点)
    参考情報 ■現地解説板
     [1] 国府神社のケヤキ   :内容は下記雑記の写真を参照
    ■外部ウェブサイト
     [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録)
     [3] 小山市ホームページ  :国府神社の情報あり
     [4] とちぎふるさと学習  :栃木県教育委員会が運営するサイト、下野国庁跡の情報あり
    ■少遠景の記録
     [7] 愛宕神社のケヤキ   :小山市街地、須賀神社と市役所に接する、市内最大の巨木か
     [8] 梁八幡宮のケヤキ   :小山市東部の絹地域、根本のコブが特徴的な大ケヤキ

    巨木と雑記

     小山市街地から思川を越えて、西に位置する下国府塚の地区。 周囲は広大な田園地帯で、国道50号線に面した立派な道の駅があります。 当地の鎮守が古墳上に座す国府神社。 御神木は遠くからも樹冠がよく目立つ大ケヤキです。 広範囲に隆起肥大した根本が力強く、樹勢良好で広大な樹冠を茂らせている。 そして全体の樹容も美しい。 実測した幹周は7m以上あり、市内最大となる巨木、 愛宕神社のケヤキ [7]、梁八幡宮のケヤキ [8] と並ぶもの。じつは県南では屈指の大ケヤキなのでした。

    cm-国府神社 解説板。主幹と重なる間近に建てられているのが残念。 広角レンズ (24mm以下) があれば、解説板の下から見仰いで主幹をカメラに収めることができる。


     国府神社の由緒について [3] 。詳しい来歴は不明。 下国府塚村の正徳5年 (1715) の村明細帳には、 大日堂と広栄寺があったことが記録されているという。 現在の国府神社と隣接する興永寺のこと。 本尊は大日如来で、神仏習合の時代は大日権現と呼ばれていた。 神社の座す土盛りは古墳、直径25mほどの円墳とみえる。 この古墳が国府塚という地名の由来なのでしょうか。

     なお国府といえば、当地から直線距離で約8kmほど北には、 下野国庁跡 [4] があります。 当地域は奈良~平安の律令制の時代、下野国の中心である国府であった。 政治を執り行う国司が詰めた施設、国庁 (下野国庁跡) があった地域なのです。