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白岡八幡宮のカヤ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 白岡八幡宮のカヤ [1][5] |
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樹種 | カヤ (榧) | |||
幹周 | 4.70m [3], 5.00m [5] | |||
樹高 | 31.0m [3], 26.8m [5] | |||
推定樹齢 | 600年 [2], 500年 [5] | |||
特徴 | 真っ直ぐな単幹 | |||
保護指定 | 白岡市指定天然記念物 | |||
所在地 | 埼玉県白岡市白岡 | |||
所在施設 | 白岡八幡宮 | |||
撮影日・状態 | 2021.12.22 : 樹勢は良い様子、カヤの巨木としては背が高い類である | |||
アクセス | ||||
車 | 東北道・蓮田スマートICから約4km (久喜ICから約6㎞)、門前通りは一方通行なので注意 | |||
電車 | JR白岡駅から約1㎞ | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 標柱・白岡八幡宮のカヤ:天然記念物指定と名前のみ記載 [2] 解説板・白岡八幡宮 :内容は下記の写真02を参照 ■外部ウェブサイト [3] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (1988年度の調査記録) [4] 白岡八幡宮ホームページ:由緒について参照 [5] 白岡市ホームページ :当巨木の情報あり ■少遠景の記録 [6] 岡泉鷲神社のケヤキ :白岡市内、幹周5mクラスのケヤキが2本 |
巨木と雑記.まちの中心地に座す白岡の鎮守
埼玉県の北東部に位置する白岡市は思い出のあるまち。 学生時代、よく通ったお気に入りのラーメン店 ( 地図リンク ) があるところなのです。 そのラーメン店が建つ県道3号沿いに白岡八幡宮という、 素晴らしい鎮守の杜があることを知ったのは最近になって。 学生時代は社寺と巨木に関心が薄かった…。 白岡八幡宮の由緒について [2][4] 。主祭神は応神天皇。 創建は嘉祥2年 (849)、慈覚大師円仁による開創との伝承。 新編武蔵風土記稿には、康平5年 (1062) に八幡太郎こと源義家が奥州征討の途次、 当社に戦勝祈願に参詣したとの記述あり。 後の建久6年 (1195) に源頼朝が先祖である義家の故事にならい、 当社へ参詣し社領を寄進した。 源家の他に当地の武士団からも崇敬。 武蔵七党ひとつである野与党の鬼窪氏などから、社殿の寄進など受けたという。 江戸時代に再興され、現在のように境内が整備。 白壁の美しい社殿は、昭和45年 (1970) に再建されたもの。 以下は境内の様子。 門前通りには、イヌザクラの大木のほかに、スギ巨木の古株が残されています。
最後に大カヤの印象について。 癖のない真っすぐな単幹で、カヤとしてはけっこう背が高い。 先端の梢まで整った笠状の樹冠、上品な姿の大カヤです。 改めて写真を見返してみて気付いたことがありました。 サワラの巨木に少し雰囲気が似ている。 素直な樹形および、樹皮の質感に近いものがあるように思えます。
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