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大川戸の大イチョウ
巨木の写真


















巨木の詳細
巨木の名前 | 大川戸の大イチョウ | 樹種 | イチョウ(公孫樹) | |
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幹周/樹高 | 8.7m / 29m | 推定樹齢 | 650年 | |
保護指定 | 埼玉県指定天然記念物 | 所在地 | 埼玉県北葛飾郡松伏町大川戸 | |
撮影日/天候 状態 |
2016.03.05 / 晴 / 実の生ならない雄樹.3月なので葉はない.樹勢は良い. | |||
アクセス | ||||
車 | ■東北自動車道・岩槻IC:約20km.国道16、県道80経由 | |||
電車 |
■せんげん台駅:茨急バス(茨城急行自動車)の路線を利用できる. 「まつぶし緑の丘公園」又は「松伏町役場」行きに乗車、「小杉産業前」で下車 |
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備考 | 神社に接した駐車場は無い様子。車は「まつぶし緑の丘公園」の駐車場へ停めるのが安全。 | |||
近辺の観光 | 松伏町公式サイト | |||
近辺の巨木 | 探索中 |
巨木の地図
巨木と雑記
大イチョウのある松伏町は、千葉県と接した埼玉県の南東部、
西に利根川の旧流路であった大落古利根川と、東に江戸川に挟まれた地域です。
かつて大川戸村と呼ばれた、この地域の鎮守である八幡神社の御神木が大イチョウ。
八幡神社(熊野権現社と合祀)の創建の年代は不詳とされていますが、
江戸幕府より発給された朱印状が残っていることから、江戸時代の以前であると考えられます。
朱印状は、慶安元年(1648)~万延元年(1861)までの9通が残されているそうです。
八幡神社の社叢は、松伏町の天然記念物。
大イチョウを中心として、スダジイ、タブノキ、カヤなどの大木が多く、鎮守の森を形成しています。
社殿の向って左手前に立つ大イチョウの姿(上部)は、県道からでも目立つ存在。
大川戸の大イチョウは、幹周約9mと、県内でも特に大きなイチョウの1本。中々に迫力のある立ち姿です。
根元から複数の幹が立ち上がったような独特の樹形。それは、かつて中心にあった主幹が折れるなどして、
残った大枝(支幹)やヒコバエが生長した姿のように見えます(強風か落雷などで失ったか)。
しかし、根元は隙間無く固まり、北側に背が高く太い2つの幹が伸びているので、
1本の巨木としての迫力と見応えは損なわれていません。
背が高く大量に枝を繁らせているので、葉の開いた姿も相当に大きく見えることでしょう。
新緑や黄葉の季節に再来したいと思っています。
埼玉県内で、特に大きなイチョウの巨木の4本。大川戸の大イチョウの他3本は以下です。
3本とも素晴らしい大イチョウなので、合わせてご覧下さい。
■「正法寺の大イチョウ」 :東松山市 (幹周:13.5m)
■「高山不動の大イチョウ」:飯能市 (幹周:10m 体積では県最大と思われる)
■「関堀の大イチョウ」 :ときがわ町(幹周:8.5m ほぼ単幹)
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