両神神社のヒノキ
巨木の写真
撮影日:2015.01.09
【01】コメント
巨木の基本情報
巨木の名前 |
両神神社のヒノキ (仮) |
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樹種 |
ヒノキ (檜) |
幹周 |
不明 (約4m) |
樹高 |
不明 (15m以上) |
推定樹齢 |
不明 |
特徴 |
双幹、根上がり |
保護指定 |
不明 |
所在地 |
埼玉県秩父郡小鹿野町両神簿 |
所在施設 |
両神山の山中、両神神社の奥宮 |
撮影日・状態 |
2015.01.09 : 高所の尾根上のためか木肌は乾燥、全体的な葉の量もさほど多くない
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アクセス |
車 |
登山口である日向大谷まで、関越道・花園ICから約51km (皆野寄居有料道路の利用で約43km)
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電車 |
西部秩父駅から約28km、以下の小鹿野町営バスを利用
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バス |
西武秩父駅 ~ 薬師の湯 (西武秩父線)、乗換、薬師の湯 ~ 日向大谷 (日向大谷・三峰口線)
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参考情報 |
■外部ウェブサイト
[1] 巨樹巨木林データベース:当巨木は未登録 (2015年時点)
[2] 小鹿野町観光協会 :町内観光や両神山の情報など参照
■少遠景の記録
[3] 登山記録・両神山 :2015年1月9日、日向大谷から往復
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巨木と雑記
両神山 [3]
は日本百名山の一座。秩父市と小鹿野町の境界にそびえ、
巨大な屏風のように雄々しい山体が遠くからも目立ちます。
山頂は標高1723mの剣ヶ峰で360度の大パノラマ。
深い奥秩父の山々を見渡せます。
四季折々の山林も美しく、特に春のアカヤシオ (山躑躅) と新緑、秋の紅葉は素晴らしい。
主稜線上には岩場が多く、八丁峠から登るコースは関東有数の鎖場。
表登山道の日向大谷コースにも鎖場もあり、山頂までの往復は約7時間ほど。
中々に体力も使います。
そんなスリリングでマッチョで美しい両神山。
私も大好きな埼玉の名峰です。
山頂主稜線の南、標高約1600地点にあるのが両神神社の奥宮。
表登山道の日向大谷コースの終盤地点でもあります。
この社殿の前には一本のヒノキが根差している。
登山道中ではたくさんの大木たちと出会いますが、その中で最古老かもしれない。
風雪厳しい高所の尾根上に根差して幾星霜。
乾いた岩のような木肌をしている。
それでも大きく隆起した根元からは双幹を立ち昇らせ、緑の樹冠を広げています。
凄まじい生命力だ。
双幹から、両神神社の御祭神である二柱 (伊弉諾命・伊弉冉命) も彷彿されるヒノキ。
両神山の神木です。
【01】表登山道の日向大谷コースの登山口。階段で登ってくる下の駐車場は有料。
両神山荘で払う。なお両神神社の里宮のひとつは両神山荘にもある。