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    西蓮寺大イチョウ

    巨木の写真

    大イチョウ・1号株(2016.11.23) 【01】西側①:西蓮寺の境内に立つ2本の大イチョウ.その1号株の黄葉の姿. 西蓮寺大イチョウ01
    【02】西側② 西蓮寺大イチョウ02
    【03】西側③ 西蓮寺大イチョウ03
    【04】西側④ 西蓮寺大イチョウ04
    【05】西側⑤ 西蓮寺大イチョウ05
    【06】西側⑥ 西蓮寺大イチョウ06
    【07】西側⑦ 西蓮寺大イチョウ07
    【08】西側⑧ 西蓮寺大イチョウ08
    【09】北側 西蓮寺大イチョウ09
    【10】東側① 西蓮寺大イチョウ10
    【11】東側② 西蓮寺大イチョウ11
    【12】東側③ 西蓮寺大イチョウ12
    【13】東側④ 西蓮寺大イチョウ13
    大イチョウ・2号株(2016.11.23) 【01】西側①:2号株は1号株より幹が太い 西蓮寺大イチョウ01
    【02】西側② 西蓮寺大イチョウ02
    【03】西側③ 西蓮寺大イチョウ03
    【04】南側① 西蓮寺大イチョウ04
    【05】南側② 西蓮寺大イチョウ05
    【06】南側③ 西蓮寺大イチョウ06
    【07】東側① 西蓮寺大イチョウ07
    【08】東側② 西蓮寺大イチョウ08
    【09】東側③ 西蓮寺大イチョウ09
    西蓮寺と周辺の景色(2016.11.23) 【01】仁王門:国指定重要文化財.安政7年(1860)に改築. 西蓮寺大イチョウ01
    【02】常行堂 西蓮寺大イチョウ02
    【03】鐘楼 西蓮寺大イチョウ03
    【04】薬師堂 西蓮寺大イチョウ04
    【05】客殿 西蓮寺大イチョウ05
    【06】山百合の里① 西蓮寺大イチョウ06
    【07】山百合の里② 西蓮寺大イチョウ07
    【08】山百合の里③ 西蓮寺大イチョウ08
    【09】山百合の里④ 西蓮寺大イチョウ09

    巨木の詳細情報

    巨木の名前 西蓮寺大イチョウ 樹種 イチョウ(公孫樹)
    幹周/樹高 1号(6.7m / 28m)2号(9.1m / 28m) 推定樹齢 1000年
    保護指定 茨城県指定天然記念物 所在地 茨城県行方市西蓮寺504
    撮影日/天候
    (状態)
    2016.11.23 / 曇天 : 黄葉の見頃は11月下旬.過去に火災や台風で損傷したが樹勢は良い.
    アクセス
    常磐自動車道・石岡小美玉スマートIC:約27.5km(県北から)
    常磐自動車道・土浦北IC      :約25km(東京・埼玉方面から)
    東関東自動車道・潮来IC      :約25km(千葉方面から)
    電車 JR常磐線・土浦駅:関鉄グリーンバスの「土浦駅~玉造駅」間の路線バスが西蓮寺に近い。
              なおバス停のある「道の駅・たまつくり」から約5km離れている。
    備考 西蓮寺の周辺は路線バスの運行範囲ではない。車でのアクセスが現実的。 大イチョウの1号株と2号株は、黄葉の進み具合に差があるらしい。私の訪問時は、2号株はまだ青葉が多かった。
    近辺の観光 行方市観光協会        :市内の総合観光情報
    行方市観光物産館       :「道の駅・たまつくり」にある物産館.霞ケ浦ふれあいランドと隣接
    なめがたファーマーズヴィレッジ:カフェ・レストラン・農業体験の施設.特産品のサツマイモ推し
    あそう温泉・白帆の湯     :北浦の湖畔にある温泉施設.食事もできる
    近辺の巨木 小高のカヤ /  出島のシイ

    巨木の地図

    巨木と雑記

     茨城県の南東部、霞ヶ浦の北浦と西浦に東西を挟まれた地域が行方市(なめがたし)。 霞ヶ浦大橋の袂には、道の駅と隣接した「霞ヶ浦ふれあいらんど」があり、展望塔「虹の塔」は市のランドマーク的存在。 霞ヶ浦の湖岸では鯉の養殖が盛ん。内陸の丘陵地帯は、谷戸田が多く見らる広大な耕作地で、サツマイモが特産品です。 谷戸田を多く包んだ丘陵地にある古刹・西蓮寺には、県内有数の大イチョウが2本立っています。

     西蓮寺(さいれんじ)は、宗派は天台宗の寺院。 寺伝によれば、創建は延暦元年(782)とされる古刹で、最澄(天台宗の開祖・伝教大師)の弟子である最仙により開山。 本尊の薬師如来坐像は、最仙の作と伝えらる県指定重要文化財。 仁王門(建立・1543)と、青銅の相輪橖(建立・1287)は、国指定重要文化財です。
     西蓮寺では、毎年9月24~30日に、常行堂で「常行三昧」と呼ばれる大法要が行われ、多くの参詣者が訪れます。 この期間には、寺市も開かれ、境内の南の斜面では、彼岸花の群生が見頃を迎えるそうです。 また、谷戸田を挟んだ丘陵には、山百合の群生地「井上山百合の里」があり、見頃は7月下旬。

     西蓮寺の大イチョウは境内に2本。常行堂の正面に立つのが1号株。その東側に立つのが2号株。 この2本は、当山を開山した最仙上人の杖が根付いた「御杖銀杏」とも呼ばれています。
     1号株は個性的な樹形。複数の幹が捩れ絡み合い、1本に縒り合わさってから放射状に立ち昇っていくような樹形。 北側の幹が特に肥大していて、幹の中腹は根本より太い。そのためか、北側に傾いており支柱で補助されています。 個性があり、凄味と迫力ある幹に、全体的には広く円形に整った樹冠。素晴らしい大イチョウ。 気根も複数見られ、根本には子供を抱いた観音様の石仏が安置。この御神木にも子育ての信仰がある様子でした。 なお、南側の幹や樹冠に少しボリュームを欠くのは、明治16年(1833)、本堂を消失したという火災の 延焼による影響かもしれません。それ以前はもっと巨体であったと伝えられています。
     2号株は1号株に比べて真っ直ぐな樹形のため、離れていると1号株より細くも見えますが、 根本に近づけば、その太さを実感。県内最大級の立派な大イチョウです。 北東と、南西から見上げる立姿が特に雄々しく、迫力を感じました。 幹の中腹から中心部にはボリュームを欠いており、これは大正6年(1917)の台風で、 幹が折損した跡のようです。当時は、現在よりも背が高かったのかもしれません。 北側の根本には稲荷社が祀られています。 一部に気根も垂れ、生命力溢れる大イチョウ。五穀豊穣の御神木としての信仰もあったのでしょう。