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    鹿島神宮の御神木

    巨木の写真

    本宮の周囲(2016.07.31) 【01】本宮・正面①:本宮は元和5年(1619)に徳川秀忠が奉納 鹿島神宮の御神木01
    【02】本宮・正面② 鹿島神宮の御神木02
    【03】本宮・東側① 鹿島神宮の御神木03
    【04】本宮・東側② 鹿島神宮の御神木04
    【05】本宮・東側③ 鹿島神宮の御神木05
    【06】本宮・西側① 鹿島神宮の御神木06
    【07】本宮・西側② 鹿島神宮の御神木07
    【08】本宮・西側③ 鹿島神宮の御神木08
    【09】巨樹名木観察会 鹿島神宮の御神木09
    御神木の拝観(2016.07.31) 【01】本殿・西側①:巨樹名木観察会に参加し御神木を間近に拝観できる機会を得た 鹿島神宮の御神木01
    【02】本殿・西側② 鹿島神宮の御神木02
    【03】御神木・西側① 鹿島神宮の御神木03
    【04】御神木・西側② 鹿島神宮の御神木04
    【05】御神木・西側③ 鹿島神宮の御神木05
    【06】御神木・南側 鹿島神宮の御神木06
    【07】御神木・東側① 鹿島神宮の御神木07
    【08】御神木・東側② 鹿島神宮の御神木08
    【09】御神木・東側③ 鹿島神宮の御神木09
    【10】本殿・東側① 鹿島神宮の御神木10
    【11】本殿・東側② 鹿島神宮の御神木11
    【12】神田 鹿島神宮の御神木12
    【13】鏡石 鹿島神宮の御神木13

    巨木の詳細情報

    巨木の名前 鹿島神宮の御神木 幹周/樹高 10.8m / 43m
    樹種 スギ(杉) 保護指定 茨城県指定天然記念物(社叢全体)
    推定樹齢 1200年 所在地 茨城県鹿嶋市宮中(鹿島神宮の本殿)
    撮影日/天候
    (状態)
    2016.07.31 / 曇 :樹勢は良い様子.上部は三方向からの鋼線で支えられている
    アクセス
    ■東関東自動車道・潮来IC:約6.3km
    電車 ■鹿嶋鉄道・鹿島神宮駅  :徒歩500~700m
    備考 鹿島神宮の拝殿の奥へ続く幣殿と本殿。ここは一般には開放されていない神域で、 普段は柵沿いに接近することもできない。しかし鹿島神宮の「巨樹名木観察会」へ参加することで、 宮司様による御祓いを受けた後、特別に本殿へ接近する事が許された。 巨樹名木観察会の今後の開催予定など詳細は、企画元である 「鹿嶋市文化スポーツ振興事業団」 へ確認されるとよいだろう。
    (※写真の転載は禁止)
    近辺の観光 ■寺社・観光
        鹿島神宮     :鹿島神宮の公式サイト.神宮の詳細の他に周辺の寺社や史跡も説明
        鹿嶋市観光情報  :市営の総合観光案内のサイト
        神栖市観光協会  :お隣の市.鹿嶋臨海工業地帯にはよく見学に訪れた
    ■少遠景
        旅日記・鹿島臨海工業地帯
    ■travel.jp
        関東随一の古社・鹿島神宮で巨木巡り~広大な社叢は巨木の宝庫
    近辺の巨木 鹿島神宮の巨木たち

    巨木の地図

    巨木と雑記

    茨城県の南東部、鹿島灘と北浦に挟まれた鹿島市の中央に、 関東地方で最も古い神社とされる鹿島神宮は鎮座しています。 約70ヘクタールもの広大な境内のうち、 約40ヘクタールを占める豊かな社叢は全体が県の天然記念物。 社叢には直径1m以上の巨木が300本はあるとされ、参道沿いに多くの巨木を目にすることが出来ます。 今回ご紹介する巨木は、社叢の中で最大の巨木である御神木の大杉。

    鹿島神宮は全国にある鹿島神社の総本社で、社伝によると創建は 神武天皇元年(紀元前660)とされる別格の古社。 明確な記録としては、和銅6年(713)に編纂された常陸国風土記に鎮座が記されています。 祭神は武神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)で、 古来より必勝と武運長久の神として篤く信仰されています。 古代には朝廷の東国(関東)の管理と蝦夷地(東北)への侵攻の重要拠点となり、 後に歴代の武家政権(藤原、源氏、徳川など)の崇敬と庇護を受けて栄えました。 重要文化財である本宮と奥宮の社殿、そして楼門は、徳川家と水戸藩により奉納されたもので、 300年以上の年月を耐えた見事な古建築。

    以下は「巨樹名木観察会」と特別に間近に拝観することができた御神木についての感想です。

    【 本宮の周囲から遠目にする御神木 】
    鹿島神宮の御神木は、本宮・本殿の背後に立っています。 正面からの眺めは、拝殿の屋根越し。 そして、本殿の周囲は一般には接近することができない神域。 このため、一般の参詣者の方々が目にする御神木の姿は、中腹から上の姿。 最も御神木に接近できる場所は、本宮の向って右側にある柵の位置 (参照・上記の写真06の矢印)。 この位置からであれば、根元も微かに目にすることが出来ます。
    本宮を囲む朱塗りの屋根塀、その更に外側にある柵の前。 そこから遠目に見ても、十分に神々しく格調高い御神木の立姿。 根元や真下から見上げた姿は、さぞ素晴らしいのだろうと、想像は膨らみます。 そこは一般には立ち入り出来ない神域ですか、 今回、特別に拝観する機会を得ることができたのです。

    【 鹿島神宮の巨樹名木観察会 】
    2016年7月31日、鹿島神宮での「巨樹名木観察会」へ参加しました。 これは市と神宮の協同による企画で、 宮司様をはじめ、郷土史や樹木の識者の方々に解説を頂きながら、 巨木と社殿を巡るという素晴らしい企画。大変に勉強となり貴重な体験をさせて頂きました。

    会の主催は 「鹿島市文化スポーツ振興事業団」 。気になる方は今後の予定などお問い合わせあれ。

    会で解説を受けながら巡った主な要所は以下でした。 最後に要石と御手洗池を巡る予定でしたが、雨天となったため、奥宮で解散。 巡った社殿と巨木の様子は 「鹿島神宮の巨木たち」 で紹介しておりますので、是非ご覧下さい。 なお、都合により御神木を拝観できない場合もあるかもしれません。

      ① 大鳥居
      ② 巨木・タブノキ(大鳥居の近く)
      ③ 古木・藤棚(入口の向って左奥)
      ④ 巨木・スダジイ(第一駐車場の中)
      ⑤ 楼門
      ⑥ 巨木・二郎杉
      ⑦ 本宮
      ⑧ 巨木・御神木
      ⑨ 仮殿(間近に立つ杉に大きなスダジイの宿木)
      ⑩ 奥参道・社叢
      ⑪ 奥宮

    【 念願叶った御神木への拝観 】
    第10回目となる巨樹名木観察会の中盤、参加者たちは本宮の前に集合。 宮司様が祝詞を唱えた後、参加者を御祓いされました。 これは、神様に参加者たちの神域への立入りを許し願い、また不浄を清める意味があるもの。 そして遂に、宮司様を先頭にして、本殿の屋根塀に沿って神域へ立入り、御神木の拝観です。 屋根塀の手前から、間近に目にする御神木の神々しい姿に感無量。 柵の隙間からは太く逞しい根元がよく見える。 上層の一部に大枝を何本か失った跡が見られますが、全体的に大きな損傷はない様子。 空高く聳える太く真っ直ぐな幹に、傘のように繁らせた樹冠の端正な立姿。 樹齢1000年を超える神木は今も健全です。 上層の幹は、東西と南の地面から張られた鋼線が巻かれて支えとなっている。 万が一に強風などで倒れた際に、本殿が破壊されるのを防ぐ措置でもあるのでしょう。 念願の拝観が叶った鹿島神宮の御神木。 社叢の御神体のような荘厳な立姿、そして格調高く風雅な雰囲気も纏った素晴らしい巨木でした。