巨木TOP / 群馬 / 総社神社のケヤキ
総社神社のケヤキ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 総社神社の社叢ケヤキ [1] |
|
||
---|---|---|---|---|
樹種 | ケヤキ (欅) | |||
幹周 | A木:6.30m [3], 6.23m [4] | |||
樹高 | A木:26.8m [3], 26.0m [4] | |||
推定樹齢 | A木:500年 [3] | |||
特徴 | - | |||
保護指定 | 前橋市保存樹木 (樹林地第6号) | |||
所在地 | 群馬県前橋市元総社町1丁目 | |||
所在施設 | 総社神社 | |||
撮影日・状態 | 2024.09.05 : 主幹を中腹より上を欠損、細枝一本を残すのみ、2021年度には健全な姿だったようだが… | |||
アクセス | ||||
車 | 関越道・前橋ICから約3km | |||
電車 | 前橋駅 (JR両毛線・上野東京線・湘南新宿線) から約4km、新前橋駅から約2km | |||
バス | 「総社神社南」新前橋駅西口線 (新前橋駅~前橋駅) | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 総社神社の文化財 :内容は下記雑記の写真03-04 (社殿・神事・社叢ケヤキ)を参照 ■外部ウェブサイト [2] 総社神社ホームページ :神社由緒について参考 [3] 群馬県緑化推進委員会 :サイト内で県内の巨木についても紹介している [4] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [5] 前橋八幡宮のイチョウ :前橋市街地、街の総鎮守とされてきた古社 [6] 岩神稲荷神社のエノキ :前橋市街地、社殿背後の大岩は国指定天然記念物 [7] 楽歩堂前橋公園のエノキ:前橋市街地、県庁に接した公園 |
巨木と雑記
前橋市街地の利根川を挟んで西側に位置する地区の元総社町。 ここは奈良時代から平安時代にかけて、 上野国の行政の中心である、国府が置かれていたところ。 その長官である国司が創建した神社が、現在に至る総社神社 [1] [2] です。国司の仕事には、国内の主立つ神社に奉幣するものがあった。 そこで清和天皇の御代 (在位:858-876) の国司は、 総社神社を創建し、国内の500社を超える神社を合祀。 総社神社に参拝すれば、主立つ全ての神社への参拝と同義としたのです。 上野国総社というこの大社は、前橋の発展と共にあり続け、 明治期には県社に列していました。 総社神社の社叢は、ケヤキの巨木群に包まれた森厳なるもので、 前橋市の保護樹林に指定。 巨樹巨木林DB [4] には10本のケヤキが登録されています。 社叢で特に目を引いたケヤキは5本。 まずは拝殿右手前のA木、境内最大となる御神木。 残念ながら主幹の大部分を失い細枝を残すのみ。 回復を切に祈ります。 次に中鳥居の左手前のB木。 こちらは健全で背が高く、鳥居や社殿と重なる姿が決まっている。 参道沿いでは大鳥居の左奥、根本が繋がったAB木の2本。 最後に境内奥に根差すD木。 根本の大空洞が、彼岸へ続く扉のように神秘的。 心身ともに灌がれる、市街地の緑のオアシスでした。
群馬TOP | △TOP | 前へ戻る |