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滝川のビャクシン
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 滝川のビャクシン | 幹周/樹高 | 4.3m / 10.35m | |
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樹種 | ビャクシン(柏槇) | 保護指定 | 館山市指定天然記念物 | |
推定樹齢 | 800年(伝承) | 所在地 | 千葉県館山市山本 | |
撮影日/天候 | 2016.07.02. / 晴 / 杉の木立がある以外は開けた場所.逆光を気にする以外は明るくてよい | |||
アクセス | ||||
車 | ■富津館山道路・富津IC:距離約7.5km | |||
電車 |
■館山駅(内房線):距離約4km ■九重駅(内房線):距離約2km ■路線バス :館山日東バス・千倉線、滝川口.館山駅から約12分 |
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備考 | 付近に駐車場などない。ビャクシンの前に伸びる農道は狭いので、 車は木幡神社の周辺に停めておくのが安全だろう(Uターンも一苦労である)。 | |||
近辺の観光 | 館山市観光協会 | |||
近辺の巨木 | 沼のビャクシン |
巨木の地図
巨木と雑記
大滝のビャクシンが立つ場所は、館山湾に面した館山市の中心部(館山駅の辺り)から、東へ直線で2kmと少し。
平久里川の支流の左岸にある耕作地に囲まれた場所。
近くにある大きな施設として、安房地域医療センターが目印になります。
国道128号線から北に分岐する道を北上。三禅寺から先の道は細い農道のようで、大型車での進入は難しいでしょう。
大滝のビャクシンは、杉の木立から少し離れて、開けた場所に1本で立っています。
ここは、かつて、南にある木幡神社の創建の地であり、
このビャクシンは神社の御神木であると伝えられているそうです。
木幡神社の社伝によると、創建は大化改新(645)以前、
安房の地方官であった大伴氏が、氏神を祀る神社として起こしたの始まりと云われます。
大滝のビャクシンは、幹周4m弱と、特別に大きな巨木ではありません。
しかし、整った樹形と、風格ある立ち姿から、中々に感嘆させてくれる巨木でした。
禅の古刹の御神木として、境内の一角に佇んでいそうな風格があります。
ビャクシンの古木らしく、深い皺と、捩れるような幹と枝の姿。
幹の一部や枝に損傷が見られますが、全体的に樹勢は良好の様子。
館山市を代表するビャクシンである「沼のビャクシン」とともに、見ておきたい1本です。
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