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沼のビャクシン
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 沼のビャクシン | 幹周/樹高 | 7.5m / 17m | |
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樹種 | ビャクシン(柏槇) | 保護指定 | 館山市指定天然記念物 | |
推定樹齢 | 800年 | 所在地 | 千葉県館山市沼 | |
撮影日/天候 | 2016.07.02. / 晴 / 根元は柵に囲まれているため神社側へは右に迂回する | |||
アクセス | ||||
車 | ■富津館山道路・富津IC:距離約8km(内房なぎさライン経由の場合) | |||
電車 |
■館山駅(内房線):距離約3.5km ■路線バス :最寄のバス停は県道257号線沿いなど、約1.5kmほど離れている 館山日東バスの市内線・城山公園前など |
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備考 | 十二天神社へ至る道は細い農道。場所によっては車一台分の道幅。 神社の近くまで農作業に訪れる人の車が通るので、妨げにならない場所に路肩駐車すること。 | |||
近辺の観光 | 館山市観光協会 | |||
近辺の巨木 | 滝川のビャクシン |
巨木の地図
巨木と雑記
千葉県で最大のビャクシンの巨木「沼のビャクシン」があるのは、
房総半島の南端に面した館山市(最南端は南房総市)。
館山湾を見下ろす館山城跡(城山公園)の南、
丘陵の合間に開かれた田畑を前に、十二天神社を背に立っています。
沼のビャクシンは、田畑が広がり十分な光の指す、東側に向って伸びています。
幹は、地上2m~4m付近から、約11本の大枝に分散。
ねじれるような深い皺の刻まれた太い幹、波打つ蛇のような大枝たち。
荒々しく個性があり、風格極立つその姿に惹き込まれ、つい長居してしまいました。
平成22年に、市の主導により、沼のビャクシンの治療と周囲の環境の整備が行われたそうです。
治療に、着生木の剪定、損傷箇所の消毒に、根元に肥糧の散布など。
環境の整備として、日差しを遮る周囲の雑木の伐採と、根元を囲む保護柵が設けられたそうです。
幹の一部は、樹皮が剥がれ、内部は空洞もあるといわれます。
日陰には枯れ枝が少しありますが、全体的には健全な枝葉が多く、樹勢は良好な様子。
農道の通る東側から見える姿は、こんもりと葉を盛んに茂らせたもの。
南房総を代表する素晴らしい巨木の1つとして、末永く立ち続けて欲しいものです。
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