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神田の大イトザクラ
巨木の写真
巨木の詳細情報
| 巨木の名前 | 神田の大イトザクラ [1][2][3] |
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|---|---|---|---|---|
| 樹種 | エドヒガン（江戸彼岸） | |||
| 幹周 | 6.4m [2], 7.5m [3] | |||
| 樹高 | 9m [3] | |||
| 推定樹齢 | 400年 [1] | |||
| 特徴 | 南北に伸びた双幹の樹形 | |||
| 保護指定 | 山梨指定天然記念物 | |||
| 所在地 | 山梨県北杜市小淵沢町松向神田 | |||
| 所在施設 | 現在は市有地か？ | |||
| 撮影日・状態 | 2019.03.31 ： 8年前と比べ、枯れ枝が剪定、洞から伸びた根が太くなった、北側に防風林の植樹 2011.04.10 ： 樹勢回復工事として、土壌改良、根の生長促進、栄養剤注入のタンクなど見られた | |||
| アクセス | ||||
| 車 | 中央自動車道・小淵沢ICから約6.5km（長坂ICからは約8km） | |||
| 電車 | JR中央本線・小淵沢駅から約5km（長坂駅からは約5.6km） | |||
| 参考情報 | ■現地資料 [1] 神田の大イトザクラ ：樹齢と由緒などを記した解説板（写真なし） [2] 神田の大イトザクラ（石板）：大きさと樹種などを記した石板（写真なし） ■公式ウェブサイト [3] 巨樹巨木林データベース ：1988年度の調査記録 [4] 山梨県神社庁 ：広野神社（諏訪神社）の情報あり [5] 北杜市観光協会小淵沢支部 ：神田の大イトザクラの情報あり ■少遠景の記録 [6] 山高神代桜 ：日本最大桜の1本で最古とされるエドヒガン | |||
巨木と雑記．広野神社の御神木
北杜市には山高神代桜 [6] と併せて訪れたい、古くから高名な大桜があります。 それが神田の大糸桜。 雄大な八ヶ岳を背にして田畑の中央に立つ、風雅な佇まいの枝垂桜です。 由緒は現地解説板 [1] によれば、 広野神社の供米を作る神田に植えられた御神木。 神社を創建したのは幕吏をつとめた小松氏の祖先とのこと。 広野神社は大糸桜から西に位置する諏訪神社のようです。 山梨県神社庁 [4] には宝亀2年（771）に甲斐守であった豊国秋篠が神社を建立。 大糸桜は古代からこの地にある鎮守の御神木です。 春の訪れを告げる華麗な姿に人々は神仏の導きを重ね、 豊作と子孫繁栄を祈願したことでしょう。
巨木と雑記．大糸桜
はじめて大糸桜に訪れる前、 たしかTV番組で樹勢回復工事の様子が流されていた記憶が曖昧ながらあります。 土壌改良、根の生長促進、高い位置に設置したタンクから栄養剤の注入など。 大規模な樹勢回復工事は、2009年から4年かけて行われたそうです [5]。 八ヶ岳から吹き下ろす強風から守るために防風ネットが設置。 近年には北側に防風林が植栽。 2019年の再訪では、洞から伸びた根が太くなり、枝垂れた細枝が増えている印象を感じました。 このまま樹勢が回復していくことを祈ります。
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