巨木の地図－富山県の巨木一覧

　北陸地方の中央部に位置する富山県。 立山連峰と飛騨高地などの山岳を背に、 能登半島が寄り添う富山湾へ向かって開けた風光明媚な地域。 美しい景観の富山湾では、春と冬に見られる蜃気楼や、春のホタルイカの群遊が有名。 魚津港の近くでは魚津埋没林博物館では、出土した古代の巨木も見学可能。
　立山三山や剱岳の日本100名山が連なる立山連峰。 険しく美しい登山者垂涎の高峰。 この山域に拓かれた山岳観光の立山黒部アルペンルートは有名。 美女平を玄関口に、室堂、立山、黒部渓谷を抜け、長野県側へ至るルート。 また市域の南西部、飛騨高地にある五箇山の合掌造りの集落は、 岐阜の白川郷と合わせて世界遺産の構成資産。

　県内全域が日本海側気候の多雪地。 代表的なのが、県の木にも指定されている立山杉、 寒冷な多雪地に適応してアシウスギ系統の巨木たちでしょう。 有名なのが立山山麓の美女平の巨木群。 そして片貝川上流の山間部にも 「洞杉」 と呼ばれる立山杉の巨木群があります。

富山県の巨木の地図