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天城の太郎杉
巨木の写真
巨木の詳細情報
巨木の名前 | 天城の太郎杉 | 樹種 | スギ(杉) | |
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幹周/樹高 | 9.72m / 48m | 推定樹齢 | 400年以上 | |
保護指定 | 静岡県指定天然記念物 | 所在地 | 静岡県伊豆市湯ケ島(滑沢渓谷) | |
撮影日/天候 (状態) |
2017.02.17 / 雨天 : 樹勢は良好で先端の梢まで健全な様子.雨天なので少し発色が薄い. |
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アクセス | ||||
車 |
■沼津IC(東名高速道) 距離 :約47.5km 経由 :伊豆縦貫自動車道(函南IC)、国道136・414 |
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電車 |
■修善寺駅(JR・伊豆箱根鉄道) 距離 :約17.5km(昭和の森会館まで) バス :新東海バスor南伊豆東海バスを利用(詳細は以下) |
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バス |
■修善寺駅~昭和の森会館 新東海バス :路線(昭和の森会館、八丁池口) 南伊豆東海バス:路線(下田駅、河津駅) ■修善寺駅~滑沢渓谷 新東海バス :路線(八丁池口) 南伊豆東海バス:路線(下田駅、河津駅) |
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備考 | 太郎杉の立つ滑沢渓谷へ続く林道の入口は国道414号沿いにある(道の駅からも遊歩道で合流)。 太郎杉まで林道を進むこと約2km。 後半は未舗装のダートで終盤は凹凸が大きい。大型車や車高の低い車での進入は危険。 私は軽の四駆で進入したが、車体がけっこう跳ねた。 | |||
近辺の観光 |
伊豆市観光協会 :伊豆市の公式の観光案内のサイト. 独鈷の湯 :桂川河畔に湧く修善寺温泉発祥の湯.現在は見学のみ. 修善寺 :空海が大同2年(807年)に開基したと伝わる古刹.寺宝が展示された宝物館が併設. 荒原の棚田 :日本の棚田百選の一つ.地図の地点から東と南に続く棚田がビューポイントらしい. 筏場のわさび田 :静岡県の棚田10選の地でもある広大なワサビ田(約15ヘクタール). 湯本館 :湯ケ島の老舗の温泉宿.川端康成が伊豆の踊子を執筆した宿.日帰り入浴できるらしい. 河鹿の湯 :湯本館のすぐ南にある共同浴場.更に南には犬猫温泉なるものが…? 浄蓮の滝 :高さ25m、幅7mの伊豆を代表する名瀑布の一つ.周辺が観光施設化されている. 道の駅・天城越え:昭和の森会館、物産店・天城わさびの里&竹の子かあさんの店、の主要3施設. 天城山・登山口①:八丁池口.路線バスで至れる.山頂(万三郎山)まで約3時間20分。 天城山・登山口②:旧天城トンネルから天城峠~大見分岐~八丁池と経由.山頂まで約5時間. 天城山・登山口③:天城高原ゴルフ場(東山麓)の側からの最短コース.山頂まで約2時間20分. 土肥金山 :江戸~昭和初期にかけて採掘された伊豆最大の金山.坑道跡や観光施設がある. |
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近辺の巨木 | 天城神社のシイ |
巨木の地図
巨木と雑記
伊豆半島の中央部に位置する伊豆市の湯ヶ島。
山間部で占める地域で、北部には伊豆を代表する温泉地の一つ湯ヶ島温泉があります。
南部は伊豆の最高峰・天城山(標高1406m)の西麓。
清流を利用したワサビ栽培が盛んな地域であり、
また河津町と接する南端には、伊豆を縦断する下田街道(国道414)が通る天城峠があります。
著名な小説や歌謡曲の舞台となったことでも有名な天城峠。
この峠を通過する天城トンネルから下田街道を3kmほど北上した地点。
「道の駅・天城越え」からは600mほど南下した地点。
近くに大きなワサビ田がある場所で、ここは西の山中へ続く滑沢渓谷への入口。
清流に多くのワサビ田が続く美しい景観の滑沢渓谷の奥地に、伊豆で最大の杉の巨木、天城の太郎杉は立っています。
巨木巡りで伊豆半島を訪れた目的は、いくつかのクスノキの巨木と、天城の太郎杉にありました。
その存在を知ってから訪れたいと思っていた太郎杉は、噂に違わぬ美しい立姿。
真っ直ぐで背の高い幹、先端の梢が尖った円錐形の樹冠。
多くの人々が思い描くような杉らしい樹形を保ったまま、特大の巨木に生長した姿。
更に損傷が少なく健全なことが、より一層この大杉の美しさを際立たせています。
離れた場所から見れば、背が高く整った樹形からスマートに見えますが、周囲の杉の若木と太さは段違い。
階段を登って根本へ接近しいくにつれ、驚嘆すべき大きさの巨木であることが伝わってきます。
伊豆の山中の王者に相応しいと思わせる大杉でした。
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