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一の瀬のシナノキ
巨木の写真
巨木の詳細情報
巨木の名前 | 一の瀬のシナノキ [1] |
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樹種 | シナノキ(科木) | |||
幹周 | 8.0m [1], 8.6m [2] | |||
樹高 | 23.0m [1], 25.0m [2] | |||
推定樹齢 | 800年 [1] | |||
特徴 | 根本は肥大し太く主幹上部は細長い | |||
保護指定 | 長野県指定天然記念物 | |||
所在地 | 長野県下高井郡山ノ内町平穏 | |||
所在施設 | 一の瀬ダイヤモンドスキー場 | |||
撮影日・状態 | 2017.07.06 : 巨大な三角フラスコのような立姿、樹勢は良い様子 | |||
アクセス | ||||
車 | 上信越道・信州中野ICから約30㎞、関越道・渋川伊香保ICから約94㎞ | |||
電車 | 長野電鉄長野線・湯田中駅から約xxkm | |||
バス | ■一の瀬スキー場(長電バス・奥志賀高原線) 経由:湯田中駅から奥志賀高原ホテル行に乗車.約40分 | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 一ノ瀬のシナノキ :シナノキ近くの遊歩道に設置された解説板(写真なし) [2] 一ノ瀬地区案内 :当地区施設の案内図、内容は以下の写真01を参照 ■外部ウェブサイト [3] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり(1988年度の調査記録) ■少遠景の記録 [4] 志賀高原のクロベの森 :山ノ内町、信州大学志賀自然教育園、クロベの巨木が茂る原生林 |
巨木と雑記.道中の様子
長野県の北東部に位置する志賀高原。 岩菅山、焼額山、志賀山など標高2000m台の雄大な山々に囲まれたところ。 数多くの湖沼や湿原もある、じつに美しい景観の高原です。 ここは冬季にスキーリゾート地となり、夏季にはハイキングを存分に楽しめます。 さて、国内最大級のシナノキ巨木があるのは、 焼額山の南麓に位置する「一の瀬ダイヤモンドスキー場」内。 ゲレンデの北側を覆う自然林の中にあり、 ゲレンデ内と樹林内の遊歩道を歩いていきます。以下、道中の様子です。
巨木と雑記.シナノキについて
シナノキはかつて人々の暮らしに欠かせない、大切な樹木のひとつでした。 樹皮が布やロープの材料として、古くから重用されてきたのです。 ちなみに、長野県の旧名・信濃の古い表記は「科野」。 この古名には、シナノキが豊富な地という由来があるともいわれます。 一の瀬のシナノキは、長野県を代表すべき巨樹の1本とも言えるでしょう。 志賀高原の自然林の中に佇むシナノキ巨木。 その姿は中々に個性的でした。 大きなコブの塊のように肥大した根本に比べ、主幹の上部は細長く、 口の長い三角フラスコに似たような樹形。 主幹の両脇に生えている支幹が、この巨木の立姿をより味わい深いものにしています。 志賀高原の森の長老であるシナノキ。 その風格ある姿は、山神が宿る祠のようにも見える巨木でした。
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