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戸津辺のサクラ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 戸津辺のサクラ [1] |
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樹種 | エドヒガン(江戸彼岸) | |||
幹周 | 6.5m [1], 6.0m [3] | |||
樹高 | 18m [1], 17m[3] | |||
推定樹齢 | 600年 [1] | |||
特徴 | 大きな下枝と広い樹冠 | |||
保護指定 | 福島県指定天然記念物 | |||
所在地 | 福島県東白川郡矢祭町大字中石井字戸津辺 | |||
所在施設 | 私有地(山田家の所有) | |||
撮影日・状態 | 2020.03.25 : 開花状況は七分咲き.2年前と比べ少量の小枝が欠損. 2018.04.02 : 開花状況は満開.幹に少し空洞があるが樹勢は良い様子. | |||
アクセス | ||||
車 | 東北自動車道・矢板ICから約68km(白河スマートICからは約38.5km) | |||
電車 | JR水郡線・磐城石井駅から約1.8km | |||
参考情報 | ■現地掲示板 [1] 戸津辺のサクラ :上記2018年4月の写真12を参照 [2] 見学者の皆さんへのお願い:上記2018年4月の写真13を参照 ■公式ウェブサイト [3] 巨樹巨木林データベース :1988年度の調査記録 [4] 矢祭町ホームページ :観光情報に戸津辺のサクラの開花状況あり ■少遠景の記録 [5] 巨木巡り・越代のサクラ :古殿町にある福島最大級のヤマザクラ |
巨木と雑記.大桜の感想
私が福島県の中通り地方の南部で、特に深い感銘を受けた大桜が2本あります。 それが越代のサクラ [5] と、この戸津辺のサクラ。 幹の太さは単幹の6メートル超え。背も高く樹冠は広大で、サクラとしてはかなりの巨木です。 推定樹齢600年という古木でも樹勢が良いため、盛大かつ華麗な花笠を飾ります。 周囲の景観も優れたもので、建物が少ない台地の上という、大桜を引き立てる舞台。 樹冠は全体的に整ったものでも、縦横に歪曲した太い下枝が多く、個性の強い立姿をしているのも面白い。 再訪したいと強く思わせる見事な大桜の1本です。
巨木と雑記.大桜と水郡線
2020年3月、戸津辺の大桜への再訪。 今回は望遠レンズ(200ミリ)を使って、側を走る水郡線の車両と大桜を重ねて撮ってみました。 不慣れな鉄道写真。あまり良い写真は撮れませんでした。私の腕が悪いのと勉強不足…。 それでも、とても楽しい時間を過ごすことができました。 鉄道車両が来る時刻を、今か今かと待ち焦がれ、大桜と重なるときの高揚感。 改めて気付かされる大桜の美しい姿と、周囲の風光明媚な景観。 そしてご当地の特色ある美景を堪能できたという充足感。 もう少し腕を磨いて再挑戦したいと思います。
巨木と雑記.訪れる人への注意
近年注目されるようになった戸津辺のサクラ。 開花時期になると多くの人が訪れるようになりました。 満開の時期となれば、駐車場がすぐに満車となってしまうことも。 大桜の周辺の道路は路肩駐車が禁止されるのでご注意を。 矢祭町による警備の人が見回ります。 水郡線を目当てに来ている人も多く居ます。 離れた位置で三脚に望遠レンズを構えている人たち。 車両が通りかかる瞬間だけは、この人たちのカメラに映らない位置に移動してあげましょう。 主に桜の東側と南側のすぐ近くに居ると映り込みます。 こんなことする義理はないのですが、皆で美しい大桜を楽しむために…。
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