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月夜見桜
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 月夜見桜 | 根廻り/樹高 | 10m / 15m | |
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樹種 | ケヤキ(欅) | 保護指定 | 白河市指定天然記念物 | |
推定樹齢 | 600年 | 所在地 | 福島県白河市表郷三森月桜 | |
撮影日/天候 (状態) |
2016.04.24 / 晴 / 時期尚早で葉の新芽は出揃っていない.新緑の姿も見てみたい |
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アクセス | ||||
車 | ■東北自動車道・白河IC:約18.7km.国道4、289経由 | |||
電車 |
■JRバス関東「白河~磐城金山~磐城棚倉」の路線 以下の駅前から乗車し「三森」で下車 → 新白河駅(東北本線・新幹線):乗車時間・約30分 → 棚倉駅(水郡線) :乗車時間・約12分 |
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備考 | 周辺に駐車場はない。北側の民家が並ぶ道路は狭いので路肩駐車に向かない。 大ケヤキの周囲は公園のようになっているが駐車可能なスペースは狭かった(1・2台ほど)。 南側の片側1車線の市道は、交通量がそこそこあるので、路肩駐車は安全のため短時間に限られるだろう。 | |||
近辺の観光 | 白川観光情報(行って!みっぺ!白河) / 棚倉町観光協会 | |||
近辺の巨木 | 探索中 |
巨木の地図
巨木と雑記
2016年の4月は、福島県内で20本の一本桜を巡りました。
そして21本目となる桜?は、棚倉町と接する白河市の南東、田園の集落に囲まれた月夜見桜。
名前は桜なれど、実際はケヤキ(欅)の巨木です。
名前の由来はこうです。月夜に照らされた大ケヤキの姿が、
西に聳える小峰・武鉾山の頂上か見て、咲き誇る夜桜のように見えたとの事。
武鉾山で大ケヤキを眺めたのは、日本武尊または藤原鎌足と云う、2説があるようです。
鎌足説では、彼の詠歌「陸奥や ふりわけ見れば 都々古山 月夜見桜 澄める有明」は、
この大ケヤキを詠ったものだとされています(都々古山は武鉾山)。
大ケヤキの推定樹齢は600年とすると、日本武尊や藤原鎌足の時代からは存在していません。
現在の大ケヤキは世代交代をしたものだとか(2・3代目?)。
月夜見桜は、根廻り10mもの大ケヤキ。堂々たる巨木ですが、
根元から複数の幹に分かれた株立ちです。
根元に空洞がありますが、枝張りは広く、樹勢は良好の様子でした。
個性的な樹形と、巨大な瘤の塊のような根元と、中々に見応えのある巨木。
訪れた時は、まだ葉が出揃っていませんでしたが、名前の通り桜のように見えるのか、
新緑の時期に再訪してみたいものです。
大ケヤキの立つこの地は、武鉾山を盤座とする八槻都々古別神社の
古代祭祀遺跡であったそうです。この大ケヤキも御神木として祭られてきたのでしょう。
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