巨木TOP / 福島 / 中釜戸のシダレモミジ
中釜戸のシダレモミジ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 中釜戸のシダレモミジ [1] |
|
||
---|---|---|---|---|
樹種 | イロハカエデ(いろは楓) | |||
幹周 | 約3.45m [1], 3.50m [2][3] | |||
樹高 | 6.80m [1][3], 6.0m [2] | |||
推定樹齢 | 300年以上 [2] | |||
特徴 | 南北の2株、曲がりくねった枝 | |||
保護指定 | 国指定天然記念物 | |||
所在地 | 福島県いわき市渡辺町中釜戸字表前 117-2 | |||
所在施設 | 観音堂 | |||
撮影日・状態 | 2020.11.04 : 古木らしい風貌だが樹勢は良さそう、11月上旬でも葉は青々としている | |||
アクセス | ||||
車 | 常磐自動車道・いわき湯元ICから約8km(いわき勿来ICからは約17km) | |||
電車 | 泉駅から約5km、湯本駅から約10km | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 中釜戸のシダレモミジ :内容は上記の写真12を参照 ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース :登録あり(2000年度の調査記録) [3] いわき市ホームページ :中釜戸のシダレモミジの情報あり(アクセスと紅葉情報など) ■少遠景の記録 [4] 川堀観音堂のイロハカエデ:いわき市遠野町、近場の大カエデ |
巨木と雑記
初めて目にするシダレモミジの大木。その立姿には驚かされました。 この木の個性が強いせいもあるでしょうが。 樹種はイロハカエデの変異種とされるもの。垂れた枝先と捩じれ曲がった幹が特徴です。 複雑な曲線を描いて広がる枝は、まるでフジ(藤)の太い蔓のようにも見えてくる。 異形ながら盆栽の古木のような風格があり、傘状の樹冠には美しさが感じられる。 見事な立姿の大カエデです。 訪れたのは11月初旬。まだ葉は青々とした状態でした。 遠くから眺めると、周囲の木々と竹林に溶け込んで、少しぼんやりとした印象。 例年の紅葉の盛りは11月下旬となるそう。 周囲の緑から浮き上がる、深紅の樹冠と灰褐色の幹は、さぞ艶やかに映ることだろう。 機会があれば紅葉の盛りに再訪したいと考えています。
福島TOP | △TOP | 前へ戻る |