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信夫大清水のスギ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 信夫大清水のスギ [3] |
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樹種 | スギ(杉) | |||
幹周 | 6.00m [1], 6.60m [2], 5.34m [3] | |||
樹高 | 34.0m [2][3] | |||
推定樹齢 | 400年 [3] | |||
特徴 | 単幹と傾斜地の生育 | |||
保護指定 | 福島県緑の文化財 (No'43) | |||
所在地 | 福島県福島市山田田中 | |||
所在施設 | 私有地、山田大清水 | |||
撮影日・状態 | 2021.11.04 : 頭頂部を折損、現在は34mの樹高はない、樹勢はさほど衰えているようには見えない | |||
アクセス | ||||
車 | 東北自動車道・福島西ICから約4㎞、松川西スマートICから約11㎞ | |||
電車 | JR南福島駅から約4㎞ | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 山田大清水の由来 :内容は上記の写真09を参照 ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり(2000年度の調査記録) [3] 福島県公式サイト :当巨木の情報あり (直径1.7m) [4] 信夫山情報サイト :石姫皇后と第1皇子の情報あり [5] ウィキペディア :欽明天皇などについて |
巨木と雑記.山田大清水と大スギ
霊泉の畔にそびえる大スギ。 この神秘的な景観が、東北自動車道のすぐ側にあります。 山田大清水。 伝承 [1] では飛鳥時代、第29代欽明天皇の皇后である石姫皇女が当地に滞在中、 この泉で手を洗ったという。 後に皇后は信夫山へ移り住んだため、信夫清水とも呼ばれているようです。 側には羽黒山など山神の石塔。 古くから霊泉として信仰の場であったことが窺えます。 山田大清水が信夫大清水とも呼ばれる由縁は、石姫皇后の伝承。 しかし何故、皇后が都から遠く離れた奥州の地に?。 それは皇位継承の政争に敗れた、第1皇子と共に落ち伸びてきたという。 第30代敏達天皇となったのは弟、第2皇子の渟中倉太珠敷尊。 兄である第1皇子の八田王こと箭田珠勝大兄皇子は、 母とともに当地へ逃れ、信夫山で余生を過ごしたという伝説があるそうです。 信夫山の黒沼神社では、八田王と石姫皇后が祀られている。 [4][5]
巨木と雑記.近くの珍スポット
当大スギの近くには、以前から気になっていた珍スポットがあります。 それは「へたれガンダム」の愛称が定着した、地元の方による鉄像作品。 予想していたよりも癖の強いガニ股、前かがみ気味の姿勢、面長な顔。 見ていると気が抜ける、何だか癒される感じの愉快な鉄像です。 色々な装備が置かれているが、武器よりもクワ (鍬) などの農具を持たせたら似合いそう。 後ろに野菜の無人販売所がありました。 巨木巡りと併せて立寄れて満足です。
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