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    新吉水町天満宮のカヤ

    巨木の写真

    撮影日:2024.10.22 【01】天満宮の御神木、庭木のような外観だが、細枝の中に古株が隠れている 新吉水町天満宮のカヤ-01
    【02】 新吉水町天満宮のカヤ-02
    【03】 新吉水町天満宮のカヤ-03
    【04】 新吉水町天満宮のカヤ-04
    【05】 新吉水町天満宮のカヤ-05

    巨木の基本情報

    巨木の名前 新吉水町天満宮のカヤ (仮)
    樹種 カヤ (榧)
    幹周 3.79m (実測直径1.2m)
    樹高 不明 (5.0m前後)
    推定樹齢 不明
    特徴 庭木のような円筒形の樹冠
    保護指定 不明
    所在地 栃木県佐野市新吉水町
    所在施設 天満宮
    撮影日・状態 2024.10.22 : 主幹上部を大きく欠損し根本に空洞、全身を細枝で覆っている
    アクセス
    東北道・佐野藤岡ICから約9km、北関東道・佐野田沼ICから約2km
    電車 東武佐野線・田沼駅から500m以内
    参考情報 ■外部ウェブサイト
     [1] 巨樹巨木林データベース:当巨木は未登録 (2024年時点)
     [2] ウィキペディア    :二十四孝について参考
    ■少遠景の記録
     [3] 唐澤山神社のアカマツ :佐野市の田沼地区、県内を代表する山城に座す神社
     [4] 閑馬丸山のカヤ    :佐野市の田沼地区、風格極まる老樹
     [5] 稲荷明神のイヌガヤ  :佐野市の田沼地区、珍しいイヌガヤ (犬榧)、根本に稲荷神社
     [6] 熊野神社のだっこ杉  :佐野市の田沼地区、イヌシデと相生のスギ
     [7] 岩嶽神社のスギ    :佐野市の田沼地区、市内最大のスギ

    巨木と雑記

     東武佐野線の吉水駅から西の住宅地。 新吉水町の地区に鎮座する天満宮。 美しい本殿の彫刻を目当てに参拝してみました。 本殿には二十四孝 [2] を題材とした精緻な彫刻が施され、彩色は青を基調とした鮮やかなものです。 その本殿のすぐ左側には一本の木。 円筒形に仕立てたイチイの庭木のような外観です。 近づけば樹種はカヤであり、 全身を覆う細枝の中に、老いた太い主幹が隠れていることが分かる。 昔から社殿に寄り添ってきた御神木。 嬉しい発見、隠れるような巨木に出会えました。

    cm-新吉水町天満宮-01 【01】新吉水町の天満宮の拝殿。左奥に今は庭木のような外観となっている御神木のカヤが見える。
    cm-新吉水町天満宮-02 【02】本殿左側の胴羽目の彫刻。題材は二十四孝の唐夫人であるらしい。 姑に孝行を尽くし、皆から褒め称えられた唐婦人。
    cm-新吉水町天満宮-03 【03】本殿右側の胴羽目の彫刻。題材は二十四孝の朱寿昌であるらしい。 幼少の頃に別れた母を探して会いに行く朱壽昌。 そのためには職と妻子を捨てた。妻子の生活と将来は大丈夫なの?
    cm-新吉水町天満宮-04 【04】本殿背後の胴羽目の彫刻。題材は二十四孝の王裒であるらしい。 王裒はの母は雷を怖がる人であった。 亡くなった後に雷が鳴ると、王裒は母の墓へ御霊を慰めに行ったという。