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湯西川のネズコ大木
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 湯西川のネズコ大木 | 幹周/樹高 | 6.40m / 25.0m | |
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樹種 | ネズコ(黒檜、クロベとも呼ぶ) | 保護指定 | 日光市指定天然記念物 | |
推定樹齢 | 600年 | 所在地 | 栃木県日光市湯西川 | |
撮影日/天候 | 2012.11.10:葉が少ない印象、周辺の紅葉は見頃であった | |||
アクセス | ||||
車 | 日光宇都宮道路・今市ICから約41km、東北自動車道・西那須野塩原ICから約51km | |||
電車 |
湯西川温泉駅 (野岩鉄道・会津鬼怒川線) からバス利用可能 日光交通のバス・湯西川温泉行に乗車.水の里観光センター前で下車、乗車時間は約20分 |
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備考 | 駐車場なし.道路対岸の道の駅のような感じの観光センター「湯西川水の郷」の駐車場を利用。路線バスの停留所もあり、食事&買物&温泉が利用できる施設だ。 | |||
近辺の観光 | 湯西川水の郷 / 道の駅・湯西川 / 日光旅ナビ / 日光市・観光情報 | |||
近辺の巨木 | 栗山森林公園の大クリ |
巨木の地図
巨木と雑記
鬼怒川の上流、奥鬼怒の湯西川温泉郷は、福島県の奥会津とも近い、県北に位置する山深い地域。
ここは県内でも有名な紅葉と温泉の名所であり、平家落人の里のなど、史跡観光も楽しめる場所です。
温泉街の手前、川治集落の施設「湯西川水の郷」の向いに、湯西川のネズコ大木は立っています。
初見では、大ネズコは少し異様に見えました。
公園の緑地のような不自然な立地、白っぽい木肌、幹や枝に張られた鋼線。
そして、巨大な植木のような感じ。
それもそのはず。大ネズコは元々この場所に立っていたのではありません。
大ネズコはかつて、今の場所から100m近く離れた森の中に立っていたそうです。
しかし、平成12年の道路の拡張工事の進路は、大ネズコの立つ森に及びました。
そして、御神木である大ネズコは伐採されず、現在の位置まで移植されたのです。
鎮守の森から移植された御神木の大ネズコ。
これほどの巨木、移植の作業は困難だったことでしょう。繊細かつ巨大な生きた荷物。
移植後の長期的な治療の甲斐あってか、10年以上が経過した現在、しっかり葉を繁らせて根を張っています。
しかし、樹勢は衰え気味の様子。木肌が白いのは、根が弱って葉が少ないため、
水を吸い上げられず、乾燥してしまっているのではないか(素人考え)。
私が初めて出会った立派なクロベの巨木。湯西川を象徴する巨木として永く有り続けて欲しいです。
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