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米島香取神社のムクノキ
巨木の写真
巨木の基本情報
| 巨木の名前 | 米島香取神社のムクノキ (仮) |
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|---|---|---|---|---|
| 樹種 | ムクノキ (椋) | |||
| 幹周 | 5.50m [2] | |||
| 樹高 | 10.0m [2] | |||
| 推定樹齢 | 800年 [1] | |||
| 特徴 | 主幹は東側の樹皮一枚のみ | |||
| 保護指定 | 不明 | |||
| 所在地 | 埼玉県春日部市米島 | |||
| 所在施設 | 香取神社 | |||
| 撮影日・状態 | 2022.09.24 ： 近年に東側の大枝を失った様子、今後こまめな観察による補助が必要か | |||
| アクセス | ||||
| 車 | 東北道：浦和ICから約16km、久喜ICから約20km その他：東京外環道・草加ICから約16km、常磐道・流山ICから約17km | |||
| 電車 | 南桜井駅 (東武アーバンパークライン) から約2km | |||
| 参考情報 | ■現地資料 [1] 御神木・椋の木 ：内容は上記巨木の写真08を参照 ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース：当巨木の登録あり (1988年度の調査記録) ■少遠景の記録 [3] 蓮花院の椋 ：春日部市内、県内最大のムクノキ | |||
巨木と雑記
県内最大級のムクノキがある蓮花院 [3] からすぐ近く。 東武線を挟んで南側、今は幼稚園と中学校に挟まれて鎮座する米島香取神社。 御神木のムクノキは県の東部地域にある巨木の中でも、特に印象的な一本となりました。 主幹の殆どは失われ、東側に残った樹皮一枚、その先端に伸ばした枝で生き繋いでいます。 見方によっては、立ち枯れの古木に若木が着生しているような姿にも映る。 失われていった幹の虚空、樹皮の内側たる西側から見仰ぐ姿は壮絶です。 この地に根差して幾星霜。 悠久とも思える荘厳な命の軌跡、その最果てに留まる雄姿を拝ませてもらえます。 これからも時が止まったように在り続け、樹勢を吹き返す奇蹟は起こるか。 それとも最期の夏を迎えるときがくるか。 気になったら、県内で今見ておくべき巨木の一本です。
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