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並木の大クス
巨木の写真
巨木の基本情報
| 巨木の名前 | 並木の大クス [1][2] |
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|---|---|---|---|---|
| 樹種 | クスノキ (楠) | |||
| 幹周 | 6.00m [1][2], 6.10m [3] | |||
| 樹高 | 32.3m [1][2], 28.0m [3] | |||
| 推定樹齢 | 不明 | |||
| 特徴 | 隆起した根本、単幹、半円形の樹冠 | |||
| 保護指定 | 埼玉県指定天然記念物 | |||
| 所在地 | 埼玉県川越市並木 | |||
| 所在施設 | 並木大クス公園 | |||
| 撮影日・状態 | 2022.01.08 ： 樹勢良し、複数の支柱の補助あり、実際の樹齢は500年より若そうに見えた | |||
| アクセス | ||||
| 車 | 関越道・川越ICから約7㎞ (駐車場なし) | |||
| 電車 | JR南古谷駅から500m以内 | |||
| 参考情報 | ■現地資料 [1] 解説板・並木の大クス ：内容は上記の写真09を参照 ■外部ウェブサイト [2] 川越市ホームページ ：当巨木の情報あり [3] 巨樹巨木林データベース：当巨木の登録あり (2000年度の調査記録) ■少遠景の記録 [4] 生品神社のクスノキ ：群馬県太田市、境内にクスノキ並木あり、新田義貞が倒幕の挙兵した地 | |||
巨木と雑記．住宅地に佇む県内有数の大クス
大勢の観光客が訪れる川越の市街中心部。 そこから東に4㎞ほど離れた、南古谷駅を囲む住宅地の中。 ここにある大クスが、川越で最も青々と茂っているであろう巨木です。 もとは農家の敷地に植えられていたもの [1]。 住宅地となった後も保護され、根本から15m四方ほどの土地を確保。 大クスが主役の公園となっています。 県内有数のクスノキであり樹勢良好。 スラリと伸びた単幹と広大な枝張り、気持ちの良い立姿をしている。 これかも太く成長していきそうです。 並木という地名が気になりました。 この大クスに関係しているかもしれない。 以下想像です。 昔は田畑が広がる農村であり、 村主の屋敷にはクスノキの大木が並び立っていた。 そのあまりに見事な眺めから「並木村」と呼ばれるようになった。 時代は移ろい農地は消え、灰色の建物で埋まっていく。 この大クスは、地名の由来となったクスノキ並木の最後の一本。 …だったら面白いなという話です。 ちなみに群馬県太田市の生品神社 [4] にはクスノキ並木があります。
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