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空禅寺のイタジイ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 空禅寺のイタジイ [1] |
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樹種 | スダジイ(すだ椎) | |||
幹周 | 11.4m ( 6.4m / 5.0m ) [1][2] | |||
樹高 | 13.5m [1], 14.0m [2] | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | 南北に根本から分かれた株立 | |||
保護指定 | 土浦市指定名木・古木(第46号) | |||
所在地 | 茨城県土浦市手野町 | |||
所在施設 | 熊野山空禅寺 | |||
撮影日・状態 | 2020.12.05 : 南北の両株ともに空洞あり、広大な樹冠を茂らせており樹勢はさほど衰えていない様子 | |||
アクセス | ||||
車 | 常磐道・土浦北ICから約6km(駐車場なし) | |||
電車 | JR土浦駅から約5km | |||
参考情報 | ■現地情報 [1] 土浦市指定名木・古木 :内容は上記の写真09を参照のこと ■外部ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:当巨木の登録あり(2000年度の調査記録) [3] 土浦市ホームページ :文化財一覧に空禅寺の情報あり ■少遠景の記録 [4] 亀城のシイ :土浦市、亀城公園の二ノ丸跡にあるスダジイ巨木 |
巨木と雑記
熊野山空禅寺は土浦港から北東、霞ヶ浦(西浦)に面した田畑を見渡せる高台にあります。 田畑の多くは当地域の特産品であるレンコン畑。 夏期は蓮の花咲く美しい水郷の景観に。 空禅寺の詳しい由緒は分かりませんが、室町時代には創建されていた模様。 境内にある五輪塔群と石幢は当年代の作とされ、市の文化財に指定されています [3]。 大シイの立地は、本堂の建つ境内地から道路を挟んで少しに東に離れたところ。 スダジイでは県内最大級の幹周を誇る巨木です [2]。 単幹ではなく根本から南北方向に分かれた2本の株立ち。 南側の株のほうが少し太い。 両株とも空洞があり一部の大枝を失っているが、一体となり広大な樹冠を茂らせている。 遠くからも目立つ存在です。 南株を手前にした立姿には、特に貫禄が際立つものがありました。 株立ちでも双幹が重なる位置から眺めれば、相当な量感もある見事な大シイです。 最後にイタジイという名前について。これはスダジイの別称。 沖縄ではイタジイという呼び方が一般的らしい。
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