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嫗仙の滝のカツラ＆トチノキ
巨木の写真
巨木の基本情報
| 巨木の名前 | 嫗仙の滝のカツラ＆トチノキ |
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|---|---|---|---|---|
| 樹種 | カツラ (桂)、トチノキ (栃) | |||
| 幹周 | カツラ：6.7m [1], トチノキ：6.0m [2] | |||
| 樹高 | カツラ：35.0m [1], トチノキ 26.0m [2] | |||
| 推定樹齢 | 不明 | |||
| 特徴 | カツラ：側にもう一株、トチ：幹の傾き | |||
| 保護指定 | 保安林・学習参考保護等 [1] | |||
| 所在地 | 群馬県吾妻郡草津町草津 | |||
| 所在施設 | 国有林 | |||
| 撮影日・状態 | 2021.07.16 ： 両巨木とも樹勢は良い様子、急傾斜地のため接近には注意 | |||
| アクセス | ||||
| 車 | 関越道・渋川伊香保ICから約60㎞ | |||
| 電車 | 長野原草津口駅から約17㎞、渋川駅から約58㎞、軽井沢駅から約49㎞ | |||
| バス | 東京発の高速バス、長野原草津口駅発のJRバス、軽井沢駅発の草津交通など （草津温泉バスターミナルから嫗仙の滝入口まで約3㎞） | |||
| 参考情報 | ■外部ウェブサイト [1] 巨樹巨木林データベース：当カツラ巨木の登録あり（2000年度の調査記録）、トチノキは未登録 [2] 日本の巨樹巨木 ：巨木の専門家であり写真家の高橋氏のサイト | |||
巨木と雑記．嫗仙の滝とアクセス
群馬県の北西部に位置する草津町。 火口湖が特徴的な草津白根山（2160m）の東山麓には、 県内を代表する温泉地のひとつ、草津温泉があるところ。 この温泉街から南東、小雨川の渓谷には名瀑である嫗仙の滝に加え、 カツラとトチノキの巨木という見所もあります。 嫗仙の滝は落差約25mの滝。 赤茶けた岩肌を伝う水流がじつに神秘的。 これは鉄分を多く含んだ水であるため。 活火山である草津白根山のお膝元らしい景観ともいえるでしょう。 滝の手前までは、駐車場のある入口から往復約1時間ほど。 後半は急坂の連続となり、足元が濡れるので、 防水の歩きやすい靴がお勧め。 以下、嫗仙の滝と下流の斜面に根差したカツラとトチノキへの道中の様子。
巨木と雑記．カツラとトチノキ
小雨川から先、右岸へ渡渉し少し下流へ進んでから斜面を登っていきます。 さほど目立つ標はなく、道筋を示すロープを目印に、薄くなった踏み跡を辿りました。 少々足場が悪く、夏季は下草が茂り藪っぽくなる。 今は滝だけを見て戻っていく人が多いようです。 川から斜面を登っていくと、はじめにトチノキが見えてきます。 トチノキは傾斜地で踏ん張り、大きく仰け反った個性的な立姿。 太い根本から複数の枝に分岐するまでに、腰のようなクビレがある。 背後は逞しい人の背中のようにも映りました。 カツラは近くに接近するまで、上部の梢以外はよく見えません。 手前にある幹周4～5mほどのトチノキの側まで来ると全貌が見えます。 特筆すべき大きさや立姿をしてはいません。 それでも、秘境の観ある谷間に根差し、側にもう一株のカツラもある。 周囲の景観を含めて、中々に決まっている姿として映りました。
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