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小田代日枝神社のシイ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 小田代日枝神社のシイ (2本) |
幹周/樹高 |
雄龍:7.4m / 16m 雌龍:7.3m / 10m |
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樹種 | スダジイ(すだ椎) | 保護指定 | 大喜多町指定天然記念物 | |
推定樹齢 | 1000年(伝承) | 所在地 | 千葉県夷隅郡大多喜町小田代 | |
撮影日/天候 | 2016.07.02 / 晴 / 雄龍も雌龍も主幹に空洞がある.雄龍は近年に枯枝などが剪定された様子 | |||
アクセス | ||||
車 |
■中央連絡自動車道・市原鶴舞IC:約33km 国道297経由 ■富津館山道路・鋸南保田IC :約40km 県道36、181、国道128経由 ■富津館山道路・富浦IC :約46.5km 県道296、国道128経由 |
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電車 |
■小湊鉄道・養老渓谷駅:約3.6km ■小湊鉄道・上総中野駅:約3.8km 路線バスの最寄バス停は「小田代」.養老渓谷駅または上総中野駅から約10分 |
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備考 | 日枝神社の近くに参詣者用の駐車場のような場所は無かった。 県道から神社へ続く道は細く、路肩駐車するにしても、軽自動車でも通行の妨げになる状況。 安全かつ住民の迷惑にならない場所は、町役場の近くにある駐車場であった。 入口に無料駐車場と看板が立てられている。 2本の大シイのうち、雌龍は社殿の後方の木立の中。目印や案内板などないが、 薄い踏み跡が続いている。 | |||
近辺の観光 | 大多喜町観光協会 / 養老渓谷温泉郷 / 大多喜城(千葉県立中央博物館・大多喜城分館) | |||
近辺の巨木 | (探索中) |
巨木の地図
巨木と雑記
千葉県の南東の内陸部に位置する大多喜町。
地域の大部分は森林に覆われた丘陵地帯が占め、養老川や夷隅川の河岸段丘沿いに開けています。
町の西部にある小田代の日枝神社から、2本スダジイの巨木をご紹介します。
日枝神社の2本のスダジイは、入口にある石段の横に立つものと、社殿の後方に立つもの。
現地の解説版の表記を引用し、前者を雄龍、後者を雌龍とします。
雄龍は捩れるように伸びた幹と逞しい根元から、石段から見上げる堂々とした姿は威厳があります。
西側には、明治期の火災が原因とされる、内部が炭化した大きな空洞がありますが、
損傷の割には樹勢は悪くない様子。
雌龍は雄龍と同等の大きさで、根元から2つに大きく分かれた樹形。
根元には大きな空洞があり、樹勢は衰退してきている様子ですが、
森の中の巨木という雰囲気があり、雄龍よりも凄味を感じる立姿は見事でした。
日枝神社のある小田代からは、渓流の景勝地として有名な養老渓谷が近くですので、
合せて立ち寄られるのがお勧め。
また、大喜多町は、武勇で知られる徳川四天王の一人、本田忠勝の所領(初代の大多喜藩の藩主)であった場所です。
大多喜城を再現した博物館の大多喜城分館(千葉県立中央博物館)には、
本田忠勝に縁の品や、戦国時代の武具や調度品や古文書が展示されているので、
興味のある方は見学されると良いでしょう。
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