巨木TOP / 千葉 / 本郷のイチョウ
本郷のイチョウ
巨木の写真
巨木の詳細
巨木の名前 | 本郷のイチョウ | 幹周/樹高 | 10.1m / 23m | |
---|---|---|---|---|
樹種 | イチョウ(公孫樹) | 保護指定 | 市原市保護樹木(102号) | |
推定樹齢 | 300年以上 | 所在地 | 千葉県市原市本郷(加茂運動広場が目印) | |
撮影日/天候 | 2016.07.03 / 晴 / 樹勢は旺盛.実の生る雌樹.オハツキイチョウとの情報がある | |||
アクセス | ||||
車 | ■中央連絡自動車道・市原鶴舞IC:約4.7km | |||
電車 |
■高滝駅(小湊鉄道):約1.5km ■里見駅(小湊鉄道):約1.0km |
|||
備考 | 主幹が失われた後、数十本ものヒコバエなど側幹が発達した樹形、広大な枝張りを持つ。 枝が多いため、強風の時は、落ち枝に注意。 一部でオハツキイチョウとの情報があったが、実際には葉と実が分離しているものばかりで、 それらしいものは確認できなかった。発生率が低いらしい? | |||
近辺の観光 | 市原市観光協会 / 市原湖畔美術館(高滝湖の湖畔) / 養老渓谷温泉郷(市外) | |||
近辺の巨木 | (探索中) |
巨木の地図
巨木と雑記
千葉県のほぼ中央部に位置する市原市。
本郷のイチョウは養老川の中流域にあるダム湖・高滝湖の畔に立っています。
大イチョウの立つ高台は、加茂運動広場とも隣接しているので、
地図やナビで探すときは、この運動公園を目印にするとよいでしょう。
なお、養老川の上流には、美しい渓流の景観と温泉で人気の観光地・養老渓谷(南に隣接する大多喜町)があります。
市内の内陸部は豊かな自然に覆われていますが、
東京湾に面した沿岸は養老川の河口であり、一帯は国内最大級の石油化学コンビナート。
本郷のイチョウは複数の株立ちの大イチョウ。
中央の主幹が欠損したあと、ヒコバエなど側幹が巨大に成長した樹形と見られます(中央には空間がある)。
主幹は失われても、太い幹周りと広大な樹冠を持った立姿は見事なもの。
幹周りでは、葛飾八幡宮の千本イチョウ(約12m)に次ぐ、県内最大級の大イチョウでしょう。
1本でも林のように枝葉を繁らせ樹勢は旺盛。雌樹であり大量の実で枝先を曲げていました。
根元には三峰神社の社が祀られており、古くから御神木として扱われていた様子。
秋には燃えるような美しい黄葉と、大量の銀杏の実りで、地元の方々を楽しませてくれることでしょう。
千葉TOP | △TOP | 前へ戻る |