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    事任八幡宮のクスノキ

    巨木の写真

    撮影日:2018.02.23 【01】拝殿正面にそびえる大クス.主幹と同じくらい太い横枝が参拝者の頭上を覆う. 事任八幡宮のクスノキ-01
    【02】 事任八幡宮のクスノキ-02
    【03】 事任八幡宮のクスノキ-03
    【04】 事任八幡宮のクスノキ-04
    【05】 事任八幡宮のクスノキ-05
    【06】 事任八幡宮のクスノキ-06
    【07】 事任八幡宮のクスノキ-07
    【08】 事任八幡宮のクスノキ-08
    【09】 事任八幡宮のクスノキ-09
    【10】 事任八幡宮のクスノキ-10
    【11】 事任八幡宮のクスノキ-11
    【12】 事任八幡宮のクスノキ-12
    【13】 事任八幡宮のクスノキ-13

    巨木の詳細情報

    巨木の名前 事任八幡宮のクスノキ [1]
    樹種 クスノキ(楠)
    幹周 6.0m [1], 5.97m [5]
    樹高 31m [1], 30m [5]
    推定樹齢 300年以上 [5]
    特徴 南側へ伸びた大きな横枝
    保護指定 掛川市指定天然記念物
    所在地 静岡県掛川市八坂
    所在施設 事任八幡宮
    撮影日・状態 2018.02.23 : 目立つ損傷はなく樹勢は良い様子、境内を覆う見事な枝ぶりに感嘆した
    アクセス
    新東名・島田金谷ICから約11km
    電車 掛川駅から約7.5km、駅前から以下の路線バスを利用可
    バス 掛川バスの東山線、掛川駅前(北口)から八幡宮前まで乗車
    参考情報 ■現地資料
     [1] 事任八幡宮のクスノキ :内容は上記の写真13を参照
     [2] 境内案内図      :内容は下記の写真02を参照
     [3] 神社御由緒      :内容は下記の写真04を参照
     [4] 事任八幡宮の大スギ  :内容は下記の写真09を参照
    ■公式ウェブサイト
     [5] 巨樹巨木林データベース:1988年度の調査記録
     [6] 事任八幡宮ホームページ:由緒歴史や祭礼、日々の情報など
    ■少遠景の記録
     [7] 安田の大シイと茶畑風景:巨木の他に粟ヶ岳の展望と島田市と掛川市の茶畑の風景

    巨木と雑記.事任八幡宮は言霊の神様を祀る古社

     大井川より西側の遠江地方で、最初の巨木巡りの地に選んだのが掛川市です。 市域には以前から注目していた場所が2つ。 粟ヶ岳の周辺、美しい茶畑が広がる景観と県内最大級のスダジイ [7]。 そして格式高い古社である事任(ことのまま)八幡宮です。

     事任八幡宮の由緒について [3][6]。 延喜式神名帳の己等乃麻知(ことのまち)神社に比定される式内社。 平安時代には創建されていた1000年以上の歴史を持つ古社です。 清少納言の枕草子に「ことのまま明神」と記述があり、 当時から広く信仰されていたことが分かります。 目の前には東海道。多くの旅人や信者たちが詣でたことでしょう。 康平5年(1062)に源頼義が石清水八幡宮を勧請した後、八幡神を合祀。 江戸時代にも徳川家から社殿や朱印地の寄進を受けて栄えたそうです。

     主祭神の己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)について [6]。 事の真を知る神様で、御神徳は言葉で事を取り結ぶこと。 言のままに願いを叶えて下さる言霊の神様です。 「素晴らしい巨木を拝みたい!」。 境内の御神木にて、私の願いは早速叶えられました。

    cm-事任八幡宮-01 事任八幡宮の大木に包まれた広い境内。 長い信仰の歴史を感じさせる厳かな空気に満ちている。 奥に見える建物が社務所。 大クスの樹形が強い北風で南へ流されているようにも見える。
    【02】 cm-事任八幡宮-02
    【03】 cm-事任八幡宮-03
    【04】 cm-事任八幡宮-04
    【05】 cm-事任八幡宮-05
    【06】 cm-事任八幡宮-06
    【07】 cm-事任八幡宮-07
    【08】 cm-事任八幡宮-08
    【09】 cm-事任八幡宮-09

    巨木と雑記.参拝者の祈りを聞く大樹

     事任八幡宮の大クス。 静岡県内にあるクスノキの巨木の中では、特別に秀でた太さではありません。 それでも境内の厳かな雰囲気と相まって、強く印象に残る巨木となりました。 まず樹形。広大な樹冠の殆どは南側に伸び広がったもの。 まるで強い北風によって、南に吹き流されているかのような姿です。 これは背後の丘に鬱蒼と茂る社叢が影となるため、陽光を求めて生長した結果なのでしょう。 特に主幹と同規模の巨大な横枝が圧巻で、この大クスの立姿を際立たせる個性となっています。 そんな立姿でも荒れた印象はなく、力強くも明るく穏やかな印象。 柔らかな曲線を描いて奔放に立ち昇っていく広大な樹冠は神々しい。 特に大きな横枝の下から見上げる姿は壮観でした。

     境内の掲示物の中に、大クスについて面白いことが書いてありました。 幹に耳のように見える小さな穴があるとか。 主幹の東側、大きな横枝から少し上の位置にある枝の折損跡。 確かに耳のように見えます。 ここは言霊の神様をお祀りする神社。 御神木も参拝者たちの祈りに耳を傾けているのでしょう。