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安楽寺のクス
巨木の写真
巨木の詳細情報
巨木の名前 | 安楽寺のクス [1] |
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樹種 | クスノキ(楠) | |||
幹周 | 7.5m [2] | |||
樹高 | 24m [1], 25m [2] | |||
推定樹齢 | 1000年 [1] | |||
特徴 | 地上高4m付近から三又となり広がる | |||
保護指定 | 静岡県指定天然記念物 | |||
所在地 | 静岡県伊豆市土肥 | |||
所在施設 | 安楽寺 | |||
撮影日・状態 | 2018.11.05 : 根本が水路と舗装路で圧迫された少し窮屈な立ち位置だが樹勢は良い | |||
アクセス | ||||
車 | 東名高速・沼津ICから約50km(新東名・長泉沼津ICからもほぼ同距離) | |||
電車 | JR修善寺駅から約26km、以下路線バスを利用可能 | |||
バス | 東海バスの路線、修善寺駅発の松崎行き(終点・長八美術館)を利用、馬場で下車 | |||
参考情報 | ■現地資料 [1] 安楽寺のクス :大クスの左後方に建つ解説板、内容は上記の写真13を参照 ■公式ウェブサイト [2] 巨樹巨木林データベース:2000年度の調査記録 [3] 伊豆市観光情報 :土肥地区の観光と安楽寺の情報もあり ■少遠景の記録 [4] 平安の大楠 :安楽寺から徒歩5分、土肥神社の御神木 |
巨木と雑記.安楽寺
西伊豆の海岸線の地域で最大級の巨木は、土肥の安楽寺にある大クス。 すぐ近くの土肥神社 [4] にも大クスがあります。 安楽寺の由緒について [3]。 伊豆八十八ヶ所霊場の第86番札所である古刹で、 土肥温泉の発祥地とされます。 江戸時代になると土肥金山の開発が活発化。 およそ慶長年間(1596~1615)の頃でしょうか。 安楽寺の境内にもあった金山の坑道から温泉が湧出。 病気平癒の効能がある温泉とされ、大勢の人々が入浴に訪れたとか。 温泉の名前は坑道(まぶ)の奥にあるから「まぶ湯」。 現在は入浴できませんが、見学して湯に触れることはできるそうです。
巨木と雑記.大クス
安楽寺の門前にそびえる見事な立姿の大クス。 全体的に整った樹形。 太い幹は地上高4メートル付近から、3つに分かれて立ち昇り、大きな樹冠を広げている。 根本のすぐ南側には、深い水路が流れていることに驚きました。 過去に根本が削られたのかも。 北側と東側は舗装路。 整地のため少し根本が埋められている様子。 かつては今よりも広範囲に、巨大な根本が露出していたことでしょう。 根本が少し窮屈に見えますが、樹勢は良く元気で力強い立姿。 水路の下に潜り込ませた太い根で、存分に水を吸い上げている姿を想像しました。
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