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富知六所浅間神社の大クス(+田子の浦みなと公園)
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 富知六所浅間神社の大クス [1] |
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樹種 | クスノキ(楠) | |||
幹周 | 13.0m [1][3] | |||
樹高 | 15.0m [1][3] | |||
推定樹齢 | 不明 | |||
特徴 | 南北に裂けた空洞のある幹 | |||
保護指定 | 静岡県指定天然記念物 | |||
所在地 | 静岡県富士市浅間本町 5-1 | |||
所在施設 | 富知六所浅間神社 | |||
撮影日・状態 | 2018.03.27 : 大空洞があるも樹冠は大きい、分かれた幹の北側は別の若木のよう | |||
アクセス | ||||
車 | 東名高速・富士ICから約2km | |||
電車 | JR富士駅から約4km | |||
参考情報 | ■現地解説板 [1] 富知六所浅間神社の大クス:内容は上記の写真03を参照 [2] 記念事業・御造営趣意 :内容は上記の写真12を参照 ■外部ウェブサイト [3] 巨樹巨木林データベース :2002年度の調査記録(静岡県巨樹の会) [4] 静岡県神社庁ホームページ:富知六所浅間神社の紹介あり |
巨木と雑記.富知六所浅間神社
富士山のお膝元、駿河湾に注ぐ富士川と潤井川の扇状地を中心に広がる富士市。 どこからでも雄大な富士山を拝める風光明媚な風土のところ。 この富士市の鎮守が富知六所浅間神社です。 創建は第5代孝昭天皇の御代、富士山中に祀られていたという古社で、 主祭神は山の神である大山祇命。 延暦4年(785)に現在地へ遷座。 大同元年(806)に現富士市域である駿河国の下方庄に、 五社の浅間神社が勧進される際、首座と定められた格式高い神社です。 [2][4] 通称は三日市浅間神社で、 例大祭には境内に数多くの露店が並んだことに由来。 現在も当日(5月3日)は賑やかになるそうです。 境内は拝殿と本殿をはじめ、真新しく整備されていました。 創建1220年、浅間五社勧請1200年の記念事業として、2015年に拝殿と本殿を再建。 他にも客殿や授与所の建設、緑地整備などが進められているそうです。 [2][4]
巨木と雑記.大クス
富知六所浅間神社の大クスの姿は、 巨大なコブから複数の枝が伸びているような面白味のある樹形。 主幹には大空洞があり、北側に離れた若木のように見える幹まで、 かつては繋がっていたと見られる。 最盛期はさぞかし見事な威容を誇る大クスであったことでしょう。 主幹を大きく欠いた今でも、根本には老巨樹らしい貫禄と風格がある。 そして樹冠は直径約17メートル [1] と広く、力強い生命力を感じられます。
巨木と雑記.田子の浦みなと公園
早朝、富知六所浅間神社の参拝前に訪れたのが、田子の浦みなと公園。 富士市内でも特にお勧めの富士山の景勝地で、展望台から港を前景とした眺めは素晴らしいものです。 駿河湾に面した広い海岸の公園は、実に気持ちの良いところ。 また田子の浦港の入口航路に面しているため、行き交う漁船や輸送船の姿も楽しめます。 以下、公園の様子です(地図)。
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