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塩ノ崎の大ザクラ
巨木の写真
巨木の基本情報
巨木の名前 | 塩ノ崎の大ザクラ [2] |
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樹種 | エドヒガン(江戸彼岸) | |||
幹周 | 7.0m [1][2] | |||
樹高 | 18.0m [1][2] | |||
推定樹齢 | 600年 [2] | |||
特徴 | 根元近くからの枝分かれ | |||
保護指定 | 福島県指定天然記念物 | |||
所在地 | 福島県本宮市白岩塩ノ崎 | |||
所在施設 | 私有地 | |||
撮影日・状態 | 2016.04.11: 開花状況は満開、売店は営業中、桜の東側に菜の花畑ができていた 2015.04.15: 開花状況は満開、売店は営業中、大きな損傷なく樹勢良し | |||
アクセス | ||||
車 | 東北自動車道・本宮ICから約10km | |||
電車 | JR東北本線・本宮駅から約8km(磐越東線・三春駅からは約6km) | |||
参考情報 | ■外部ウェブサイト [1] 巨樹巨木林データベース:当桜の登録あり(1988年度の調査記録) [2] 本宮市ホームページ :当桜の情報あり ■少遠景の記録 [3] 七草木の天神桜 :三春町にある近場の大桜、丘の上の立地が似ている |
巨木と雑記
福島県の中通りの南北の中間地、阿武隈川の東側に広がる田園地帯の小高い丘に、 塩ノ崎の大桜は立っています。 推定樹齢は600年とされ、地元に伝わる享保年間(1716~1736)に作成された古地図に、既に記載されていたそうです。 地上高1メートルで幹が3つに分かれて広い樹冠を成す端正な姿の大桜です。 田園が広がる穏やかな周囲の風景と、見晴らしの良い丘の上という立地が素晴らしく、 大桜の美しさを一層引き立てていました。 主幹から北側には地面を隔ててヒコバエのような支幹が育って、こちらも多くの花を咲かせていました。 根元には墓碑や石塔が並び立ち、古くから里の暮らしを見守り、人々から愛されてきた大桜です。 地元では「種まき桜」として尊ばれ、開花した時期に合わせて稲の種をまくと良く育つといわれたそう。 2015年4月、福島県での桜巡りの最初の一本は、期待以上の深い感動を与えてくれたのでした。
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