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    登山記録 両神山09(尾ノ内沢)

    基本情報

      (装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)
    登山記録 両神山09 尾ノ内沢 日付 2015/05/10(日帰り)
    山/標高 両神山/1723m 天候
    登山ルート 尾ノ内渓谷・駐車場~油滝~竜頭神社奥宮~前東岳~天理岳~北尾根~尾ノ内渓谷・駐車場
    登山道 沢沿いの道、沢の渡渉、鎖場、痩せ尾根、藪
    行動時間 約7時間 所在地 埼玉県秩父市
    関連記録 両神山01(天理将尾根・5月) /  両神山02(表参道・3月)   /  両神山03(赤岩尾根・11月)
    両神山04(天理将尾根・1月) /  両神山05(尾ノ内沢・10月) /  両神山07(赤岩尾根・10月)
    両神山08(表参道・1月)   /  両神山10(赤岩尾根・10月) /  両神山11(表参道・2月)
    装備 必携 基本装備+ / 防水登山靴 / 十分な飲み水(1.5L)
    その他 サングラス(藪から目の保護) / 水筒(HOT) / 杖 / GPSナビ / ストーブ&コッヘル
    アクセス 登山口 尾ノ内渓谷の入口にある整備された駐車場.
    関越自動車道・花園IC:国道140、皆野寄居有料道路、県道37・299経由、距離42.6㎞ (皆野寄居有料道路を使わない場合の距離は、47.3km)
    電車 大野原駅・秩父駅(秩父鉄道):距離約28km
    西武バス「栗尾行」か「小鹿野車庫行」に乗車し、小鹿野役場で「坂本行」西武バスへ乗り換え
    「尾ノ内渓谷入口」バス停下車 徒歩20分(西武秩父駅でも同様)

    登山ルート・地図

      (地図中の山道⑤~①~④~⑥を通ります.※地図中のトレースは書籍の地図を参考にした手書きです…)

    登山ルート・詳細

      (時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)
    日付 主要ポイント 時刻 移動 休憩・他 備考
    05/10 登山口 05:30 38分
    スズノ沢出合 06:08 35分 5分 休憩・上着を脱ぐ
    滝の鎖場 06:48 25分
    油滝 07:13 21分 15分 滝の観賞と休憩
    地獄穴 07:49 8分 5分 休憩
    シメ貼場 08:02 12分
    ヒンマワシ 08:14 38分 5分 休憩
    キンササゲ 08:57 15分
    竜頭神社奥宮 09:12 22分 5分 休憩
    東岳 09:39 13分 10分 休憩
    前東岳 10:02 25分
    岩場 10:20 31分 5分 大キギがよく見える
    スズノ頭 11:03 24分
    岩場 11:27 38分 5分 休憩
    天理岳 12:10 60分 5分 休憩
    植林の尾根 13:15 27分
    行動時間合計 8時間12分 7時間12分 1時間00分
    登山口~スズノ沢出合
      (写真01~09)

    吊橋で左岸に渡ってから山道らしくなる。 この先何箇所かある木道は腐食が進んで崩れそうなので注意。 吊橋から先の3度目の沢の渡渉点がスズノ沢出会。 本流は右側で、本流の右岸へ進んでいく(写真08)。 本流へ渡ってしばらく進むと道標(写真09)があるので、 この道標が無ければ道を間違っている。

    スズノ沢出合~油滝
      (写真10~29)

    スズノ沢の出合から本流の右岸を進んでから6回目の渡渉点がキギノ沢出会かな. 本流は右側で本流の右岸を進んでいく(写真16)。 そこから少し登った先が鎖のあるトラバースする場所(写真18)。 背後は滝で切れ落ち、足元は湿っているので慎重に。 滝の先から3度沢を渡渉した後(写真9~11)は、右岸を油滝まで進む。

    油滝~ヒンマワシ
      (写真30~36)

    油滝の手前から右の急斜面をジグザグに登り突き当たる岩壁の基部に地獄穴。 岩壁を右巻きに、またジグザグに登り進むと注連縄のあるシメ張場がある。 この先、沢をトラバース(写真35)して進む地点に来ると、 ヒンマワシの小尾根への取り付き(写真36)が見えてくる。

    ヒンマワシ~龍頭神社奥宮
      (写真37~46)

    ヒンマワシは取付から急登が続き疲れた。 一部に痩せ尾根や崩れ易い箇所あり。 終盤が近いと急登が終り、本ルートで一番の危険箇所、 長いトラバース箇所(写真39~41)へ出る。 背後は切れ落ち、鎖は古く支点が緩み、足元は湿っている。慎重に進んだ。 その先がキンササゲの鎖場が続く急登が始まる。 鎖場は、土、木の根、岩が混成した斜面で崩れやすい場所が多い。 15分ほど登ればやっと尾根の神社の前へ。

    竜頭神社奥宮~前東岳
      (写真47~54)

    東岳まで鎖場が連続する。 鎖は頑丈で、足場は硬いので、慎重に進めば見た目以上に安全。 八丁尾根から登山者が増えるので落石に注意。 鎖場では前を通る登山者と距離を開け、後続の登山者へ落石させないように気を配りながら進むこと。 当日は前を登っていた登山者に小石を落とされ、少し怖い思いをした。

    前東岳~スズノ頭
      (写真55~58)

    藪、木の根、滑りやすい土砂、などの急坂を延々と下る。 前東岳から下ると砂利の滑りやすい斜面になり、展望の良い場所(写真55)に出る。 そこから十数分下ると、南側が切れて落ちている3mくらいの岩場があり、下った後は少し登る(写真55)。 その先を長く下った後に現れる小ピークを直登。標高約1306m地点のスズノ頭らしい(写真58)。 ここで天理岳へ着くまで約半分進んだろうか。

    スズノ頭~天理岳
      (写真59~67)

    スズノ頭を越えて、また延々と下っていくと小ピークを2つ越える(写真60~61)。 その先に中央が少しチムニーっぽい岩場(写真62)を直登で越える。 そこから30分も進めば、下りから天理岳への登りとなってくる(写真65)。 前東岳から常に尾根上を進み、東方向(北東寄り)へ進んでいることに注意する。

    天理岳~北尾根
      (写真68~82)

    この先は踏み跡が薄い尾根上を進み、急坂の下りが続き滑りやすい場所も多い。 祠から北へ下った後、進むべき尾根は直ぐに西向きへ。ここが間違いやすい箇所(写真70付近)か。 やがて尾根は西向から北向きになり、更に進むと植林のある終盤まで北東向きなる。 植林が近づいてくると、小ピークっぽい場所(写真76~77)があり直登。 植林に出てからは、鉄塔まで尾根上を進み、下の踏み跡を通って林道へと至る。

    登山の写真

    【 写真枠-1 登山口~油滝 (29枚)】

    01:登山口 両神山尾ノ内沢前半01

    右側が駐車場で奥にトイレのある尾ノ内自然ふれあい館がある

    02:登山口 両神山尾ノ内沢前半02

    登山口から見上げる今日登る尾根.大キギ、東岳、西岳が見える

    03:吊橋 両神山尾ノ内沢前半03

    壱合滝の前の谷にかかる橋.冬は氷柱で有名なのだが見たこと無い

    04:渡渉点-1 両神山尾ノ内沢前半04

    吊橋の先にある最初の渡渉点.スチール橋.右→左

    05:渡渉点-2 両神山尾ノ内沢前半05

    ここから先の沢の渡渉点には橋など無い.左→右

    06:山の神 両神山尾ノ内沢前半06

    ここまで約30分、道標の左側に祠がある

    07:山の神 両神山尾ノ内沢前半07

    祠と注連縄.注連縄の飾りが新しい.竜頭神社か両神神社の氏子によるものか

    08:渡渉点3-1 両神山尾ノ内沢前半08

    スズノ沢との合流点.左奥がスズノ沢.右側へ曲がる本流の左側へ

    09:渡渉点3-2 両神山尾ノ内沢前半09

    スズノ沢との合流点からすぐ先にある道標.油滝まで1.5kmとある

    10:渡渉点-4 両神山尾ノ内沢前半10

    左→右.左端の上部に根元が写っている木が崩れてきそうな感じ

    11:渡渉点-5 両神山尾ノ内沢前半11

    右→左.2年前より目印のテープが新しいのでとても助かる

    12:渡渉点6-1 両神山尾ノ内沢前半12

    左→右.別の沢と合流点だったか.写真左奥には進まないで右へ

    13:渡渉点6-2 両神山尾ノ内沢前半13

    左→右への続き.少し大きく渡る場所だ

    14:渡渉点7-1 両神山尾ノ内沢前半14

    右→左.中央に岩が溜まっている場所を越えて行く

    15:渡渉点7-2 両神山尾ノ内沢前半15

    中央に溜まっている岩たち.鉄砲水の力が溜まる場所?

    16:渡渉点-8 両神山尾ノ内沢前半16

    キギの沢との合流点.左→右と渡った先は本流の左側へ

    17:鎖場の滝手前 両神山尾ノ内沢前半17

    キギの沢を渡り本流の左側をしばらく進むと上部に鎖場のある滝が見えてくる

    18:滝の鎖場-1 両神山尾ノ内沢前半18

    赤線は鎖.背後は切れ落ちている.足場は湿り、鎖は古いので慎重に

    19:滝の鎖場-2 両神山尾ノ内沢前半19

    鎖のトラバースを過ぎて滝を見下ろす.鎖に頼らずに越えるのが難しい場所だ

    20:渡渉点-9 両神山尾ノ内沢前半20

    左→右.沢を何回渡ったのか数えていないと分からなくほど渡渉回数が多いな

    21:渡渉点-10 両神山尾ノ内沢前半21

    右→左.沢の中の左寄りのゴロゴロした場所を登っていく感じ

    22:渡渉点-11 両神山尾ノ内沢前半22

    左→右.油滝まで最後の渡渉点らしい場所だったか.広めの場所

    23:渡渉点-12 両神山尾ノ内沢前半23

    撮り忘れたが本流に合流する沢の前を通った後の登りだったと思う.右側のまま

    24:油滝-1 両神山尾ノ内沢前半24

    滝前の道標から.背後がこの先続く登りで滝を右巻きにして登りつめて行く

    25:油滝-2 両神山尾ノ内沢前半25

    聖域なので躊躇したが今回は滝ツボまで近寄る.南無三!

    26:油滝-3 両神山尾ノ内沢前半26

    滝ツボの横.注連縄が縛られている場所から

    27:油滝-4 両神山尾ノ内沢前半27

    撮影時は水量が少ない状態なのだろうか.滝ツボの中は一体?

    28:油滝-5 両神山尾ノ内沢前半28

    滝ツボ.今回の登山で最も気になっていた場所! ありがたや~!

    29:油滝-6 両神山尾ノ内沢前半29

    再び、道標の先から振り返って.この先続く急坂に備え小休止!

    【 写真枠-2 油滝~龍頭神社奥宮 (17枚)】

    30:広い斜面 両神山尾ノ内沢前半30

    道標からしばらく先、広い斜面に出てジグザグに踏み跡やテープを頼りに登る

    31:地獄穴-1 両神山尾ノ内沢前半31

    岩壁の下に空間がある場所.私は覗くだけにしておいた.暗いからね…

    32:地獄穴-2 両神山尾ノ内沢前半32

    明るくした穴の内部.手前は低いが最奥は人が立てる高さらしい

    33:広い斜面 両神山尾ノ内沢前半33

    地獄穴から先、しばらく広い斜面をジグザグに登っていく

    34:シメ貼場 両神山尾ノ内沢前半34

    飾りも縄もまだ新しそうだった.信仰登山の道!

    35:沢渡渉 両神山尾ノ内沢前半35

    ヒンマワシの小尾根?の急登前にある沢のトラバース箇所

    36:ヒンマワシ・取付 両神山尾ノ内沢前半36

    手前に目印のケルン?のようなものがある.気合い入れて登るぞ~と

    37:最初の針金? 両神山尾ノ内沢前半37

    ヒンマワシ道中に針金がある場所がいくつかある.ここは最初の場所か

    38:トラバース 両神山尾ノ内沢前半38

    長い急登が終わった先.赤線が針金.青線が進行ルート

    39:鎖トラバース① 両神山尾ノ内沢前半39

    ヒンマワシ終盤のルンゼを越えから続くトラバース部.本ルートで最も危険か

    40:鎖トラバース② 両神山尾ノ内沢前半40

    足元は湿り背後は切れ落ち、鎖は腐食して古く支点は緩いので慎重に

    41:鎖トラバース③ 両神山尾ノ内沢前半41

    この先がキンササゲ.このトラバース部は足元はしっかりしている

    42:キンササゲ取付 両神山尾ノ内沢前半42

    鎖場の急登が連続、15分程で龍頭神社奥宮だ.もうひと踏ん張り!

    43:鎖場の不安 両神山尾ノ内沢前半43

    鎖場は殆どが土、木の根、石の混成で崩れそうな個所が多い.落ちそうな石

    44:時々の展望 両神山尾ノ内沢前半44

    木々の間から見た展望.赤枠がシメ貼場?その奥が西岳新道だろう

    45:シメ貼場 両神山尾ノ内沢前半45

    キンササゲの途中にもシメ貼場がある.まだまだ坂は続く

    46:龍頭神社奥宮前 両神山尾ノ内沢前半46

    遂に八丁尾根と神社奥宮が目の前に.虎ロープと注意勧告の掲示板がある

    【 写真枠-3 竜頭神社奥宮~前東岳 (8枚)】

    47:竜頭神社奥宮 両神山尾ノ内沢前半47

    社が新しくなっていた.今日は良い登山ができる.手を合わせて感謝!

    48:東岳への尾根 両神山尾ノ内沢前半48

    神社の近くから見た東岳.なお八丁尾根の鎖場の写真は撮っていない

    49:西岳と尾根 両神山尾ノ内沢前半49

    八丁尾根は登山者が多くて気を使うが安心できる.寂しくないよ!

    50:大キギ 両神山尾ノ内沢前半50

    東岳の手前から見た大キギ.登る人も居るようだが私はLV不足だな…

    51:本日のルート 両神山尾ノ内沢前半51

    東岳から見た天理岳の周辺.まだまだ先は長い!

    52:赤岩尾根 両神山尾ノ内沢前半52

    新緑の赤岩尾根を見るのは久々.藪尾根は夏季に挑みたくない…

    53:前東岳-1 両神山尾ノ内沢前半53

    前東岳から天理岳への尾根へは本道から左へ.分かり難い場所

    54:前東岳-2 両神山尾ノ内沢前半54

    ここから長~い急坂の下りの始まり.登山口まであと3時間以上は覚悟!

    【 写真枠-4 前東岳~天理岳(13枚)】

    55:砂利の斜面 両神山尾ノ内沢前半55

    砂利っぽい斜面で見晴らしの良い場所がある.白枠が天理岳.

    56:大キギ 両神山尾ノ内沢前半56

    南側が切れ落ちた3mくらいの岩場の下り前.直前で大キギがよく見える

    57:岩場の下り後 両神山尾ノ内沢前半57

    白枠の3mくらいの岩場から下った後に少し登った先で振り返り

    58:スズノ頭 両神山尾ノ内沢前半58

    標高約1306mの地点にある小ピーク.直登で進む.

    59:面白い木 両神山尾ノ内沢前半59

    スズノ頭を越え下った先にある特徴のある木.枯れていない

    60:小ピーク① 両神山尾ノ内沢前半60

    直登.さほど高くは無い.この少し先にも小ピークがある

    61:小ピーク② 両神山尾ノ内沢前半61

    直登.高さはない.この少し先に岩場がある

    62:岩場 両神山尾ノ内沢前半62

    直登.中央がチムニーっぽい.右か左かに巻いて進めるというがどうか

    63:木の立つ岩 両神山尾ノ内沢前半63

    尾根上の障害物.右に巻いて進んだような

    64:岩壁 両神山尾ノ内沢前半64

    右側を巻いて進む.天理岳は目前に迫っている!

    65:笹藪の道 両神山尾ノ内沢前半65

    この付近から天理岳までの登りが始まる

    66:天理岳 両神山尾ノ内沢前半66

    やっと到着.山頂は木々が多く少し両神の主稜が隠れ気味

    67:天理岳 両神山尾ノ内沢前半67

    山頂にある社.山頂はさほど広くない

    【 写真枠-5 天理岳~北尾根 (15枚)】

    68:北尾根の社 両神山尾ノ内沢前半68

    山頂から少し北へ進むと祠のある場所.この先が北尾根への下りの始まり

    69:両神山の主稜 両神山尾ノ内沢前半69

    祠の前から.あそこから下って来た!

    70:北尾根① 両神山尾ノ内沢前半70

    はじめは北へ下るが、主稜線は西へ曲がっていくので注意

    71:北尾根② 両神山尾ノ内沢前半71

    尾根が西へ曲がっていくと、笹に覆われた場所を通る

    72:北尾根③ 両神山尾ノ内沢前半72

    やがて尾根は北向きに戻っていく.急坂の下りが続き時々滑りそうになる

    73:北尾根④ 両神山尾ノ内沢前半73

    やがて尾根は北東向きになっていく.所々にある古いテープが心強い

    74:北尾根⑤ 両神山尾ノ内沢前半74

    目印になりそうな岩.常に尾根上から外れないように進む

    75:北尾根⑥ 両神山尾ノ内沢前半75

    左側が崩れている痩せ尾根.危ないので右側を通過

    76:北尾根⑦ 両神山尾ノ内沢前半76

    下りだけでなく小さい登りもある.直登する

    77:北尾根⑧ 両神山尾ノ内沢前半77

    植林に出る少し前にある登り.直登する

    78:植林の尾根 両神山尾ノ内沢前半78

    ここまで来れば一安心だ.緊張が解ける

    79:鉄塔 両神山尾ノ内沢前半79

    植林の横を通りながら尾根上を進む先.鉄塔の下を通ってゆけば林道は近い

    80:林道 両神山尾ノ内沢前半80

    途中、いいかげんに下って獣道?から林道へ出てしまった.最後にミス!

    81:龍頭神社 両神山尾ノ内沢前半81

    ふもとにある神社.登山の前後でお参りをした

    82:神社前 両神山尾ノ内沢前半82

    神社前に両神山のもう一つの名、八日見山の石碑

    登山の雑記

     両神山の尾ノ内沢と天理尾根の2回目となる縦走。 前回は初めてのルートという事と、後半は雨天で視界が悪かった事から、 あまり余裕の無い登山となり、周囲の景色や、道中の要所をうまく把握できずに、 未消化に感じる事の多い登山になってしまいました。 今回は前回の経験と、天気に恵まれたことから、余裕を持って登山ができ、 常に大凡の自分の位置と残りの行程を把握し、最後まで周囲の景色を楽しむことができました。 でも、他の登山者の居ない、沢沿いの道や、藪尾根には、常に少なからず緊張がありましたが。 両神山、深くて広く、多くの登山ルートを秘めた山。 私が始めて単独で登ったこの山は、登る毎に新たな感動があり、益々好きになっていくのでした。