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    登山記録 両神山07(赤岩尾根)

    基本情報

      (装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)
    登山記録 両神山07 赤岩尾根 日付 2014/10/26(日帰り)
    山/標高 赤岩岳/1673m 天候
    登山ルート 日窒廃墟 ~ 赤岩峠 ~ 赤岩岳 ~ 1583m前衛 ~ 1583m峰
     ~ P4 ~ P3 ~ P2 ~ P1 ~ 八丁峠 ~ 上落合橋 ~ 日窒廃墟
    登山道 藪や岩の尾根.道迷いや岩場で滑落する危険あり
    行動時間 約7時間 所在地 埼玉県秩父市、群馬県上野村
    関連記録 両神山01(天理将尾根・5月) /  両神山02(表参道・3月)   /  両神山03(赤岩尾根・11月)
    両神山04(天理将尾根・1月) /  両神山05(尾ノ内沢・10月) /  両神山08(表参道・1月)
    両神山09(尾ノ内沢・5月)  /  両神山10(赤岩尾根・10月) /  両神山11(表参道・2月)
    装備 必携 基本装備+ / 防寒着
    その他 水筒(HOT) / ヘルメット / ザイル・ハーネス・カラビナ・スリング等
    (※私はヘルメットのみでした…)
    アクセス 登山口 赤岩橋の手前にある日窒の廃墟の奥が登山口.国道299の志賀峠トンネル前から林道を通ってくる
    ①志賀峠の林道入口:関越自動車道・花園ICから、国道140~県道37~国道299経由
              距離52.3㎞(途中、皆野寄居有料道路を使えば、距離47.6㎞)
    ②林道入口~赤岩橋:距離11.4㎞.路肩駐車となる
    電車 大野原駅or秩父駅(秩父鉄道):距離32.5㎞.

    登山ルート・地図

      (地図中の山道⑦・⑧・⑨を通ります.なお、地図中のトレースは書籍の地図を参考にした手書きです…)

    登山ルート・詳細

      (時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次のポイントまでに要した時間)
    日付 主要ポイント 時刻 移動 休憩・他 備考
    10/26 赤岩橋 06:45 60分 登山口は日窒廃墟の奥に
    赤岩峠 07:45 25分 10分 -
    赤岩岳 08:20 25分 - -
    1583m峰前衛 08:45 20分 - 越えた時点の時刻
    1583m峰 09:05 25分 - 越えた時点の時刻
    P4 09:30 35分 5分 -
    P3 10:10 10分 - -
    P2 10:20 15分 5分 -
    P1 10:35 15分 20分 -
    八丁峠 11:10 30分 - -
    上落合橋 11:40 25分 5分 林道からも見事な紅葉が見れる
    赤岩橋 12:15 - - -
    行動時間合計 5時間30分 4時間45分 45分
    廃墟~赤岩峠

    不気味な廃墟の奥にある登山口からヒノキ植林の中をジグザグに小尾根に出るまで登ってゆく。 小尾根に出たらほぼ東方向に尾根上(途中で尾根直上から南面寄り)を峠直下のガレ場まで進む。 広いガレ場をジグザグに登れば赤岩峠だ。赤岩峠の直下の広いガレ場は、雰囲気と景観が 八丁峠の直下の上落合橋コースに似ている。

    赤岩峠~赤岩岳

    赤岩岳には峠から北側へ巻き、北尾根へのコルまで進む。北尾根の小峰は好展望台。 コルから最初の岩場の登りは足場はしっかりしているが切れ落ちているので慎重に行動した。 後は頂上まで木々の根が隆起した急坂を登ってゆく。頂上は南側の展望は開けているが他は木々に囲まれている。

    赤岩岳~1583m前衛峰

    赤岩岳から下り北東に伸びた尾根が東に曲がった先に1583m峰の前衛峰がある。 尾根右側が切れ落ちた岩場で、直登か北側のルンゼを巻いて登る。 北に巻くルートの最初は、背後が切れ落ちた細い足場をトラバースして進む。 今回は北巻きで登った。ここからP1までヘルメットを着用してみた。 瞬間的な恐怖感はここが一番大きい…。

    1583m前衛峰~1583m峰

    1583m峰は南面の岩壁の基部までトラバース(ロープあり)して近づく。 そこから少し登り、また少し右側へトラバースし、登りやすい場所を見つけ、 そこからほぼ真っ直ぐ登ってゆきロープのある上部に達した。 風化気味のロープに頼らず、ロープ横を登りつめてから、トラバースし、 最後の登り(写真27と28)。
    (※私が辿ったルート以外にも安全なルートがあるかもしれません。参考までに)

    1583m峰~P4

    1583m峰からしばらくすると岩尾根の下りとなる。 標石「一二」のあるピークの先が少し迷いやすいかも。 (写真32~33まで)右下ってからしばらく北東に進んでいく。 鞍部へ出た後、目の前の岩稜を右巻きに登った後、小尾根が北に伸びている場所にP4を示すテープがあった。 そこから東尾根を進んですぐ小キレットだ。

    P4~P3

    小キレットから先、チムニーから数分手前の「写真40」の尾根上に塞がる岩を左巻きに進む場所まで、尾根上を直登して進んだ。「写真38」の尾根から先の下りが急傾斜かつ地面(土や木の根)が不安定で少々危険であった。 チムニーから少し先のP3は展望はない。P4からP3までの道は変化に富み、35分ほどだが長く感じた。

    P3~P2

    P3からしばらく下ってゆけば、「写真45」のP2へ直登する地点へ着く。 P3からP2までは10分程で着いた。P2付近の展望はなかなかよく、両神山の主稜(西面)や、 これから向うP1が良く見える。休憩にも良い場所だ。

    P2~P1

    P2の直下の下りは、木の根や土の露出した急斜面で、滑りやすく油断ならなない。 その急斜面を過ぎてしばらく進めば、P1へ至るギザギザした岩稜の起点へ出る。 直登りせずに右巻きに進めば、P1を巻いて八丁峠へ至れたように思う。 P1への岩稜は、遠巻きにみると手強そうだが、凹凸や切れ目や段差が多く、 慎重に進めばさほど問題なかったが両側が切れ落ちているので緊張はする。

    P1~八丁峠

    P1の素晴らしい展望(八丁峠からP1に来て引き返すのも大アリ)を満喫した後、 東端あたり「写真56」に下る踏み跡があり、急坂を慎重に下って数分で道標のある場所へ。 あとは特に危険も問題もなさそうだが、社「写真58」からは尾根直上ではなく、 尾根左の山腹(北面)の踏み跡を通って八丁峠へ至る。

    登山の写真

      (写真を選択すると大きな画像で閲覧できます)

    01:日窒廃墟前 両神山赤岩尾根01

    入口のロープを跨いで入っちゃう.奥に赤岩峠への登山口があるのだ

    02:日窒廃墟前 両神山赤岩尾根02

    道をしばらく進んだ先、奥の幕「山火事注意」の横が登山口だ.右奥が赤岩岳か

    03:植林の山道 両神山赤岩尾根03

    登山口から尾根に出るまでヒノキ植林の斜面をジグザグに登る

    04:植林の山道 両神山赤岩尾根04

    しばらく登ればヒノキ植林の隙間から両神の尾根(狩倉尾根?)が見える

    05:小尾根の道 両神山赤岩尾根05

    やがて北・南が原生林と植林に分かれる尾根へと出る

    06:峠直下のガレ場 両神山赤岩尾根06

    尾根道から山腹の踏み跡をたどれば赤岩峠直下のガレ場をジグザグに登る

    07:赤岩峠 両神山赤岩尾根07

    先客が2グループで約10名.ガイドとお客さんの一団.プロが居る!

    08:赤岩峠 両神山赤岩尾根08

    峠から見える大ナゲシ.時間と体力に余裕あれば往復がよい.あそこは絶景

    09:赤岩峠 両神山赤岩尾根09

    直登はせず北側に巻いて進む.赤岩岳の北尾根のコルまで進む

    10:赤岩岳のコルへ 両神山赤岩尾根10

    正面奥が北尾根とのコル.団体さんは全員ヘルメット着用.私も持ってきた

    11:北尾根の小峰 両神山赤岩尾根11

    小峰は大ナゲシや北側一帯の好展望台.八ヶ岳や浅間山も見える

    12:北尾根の小峰 両神山赤岩尾根12

    北尾根の小峰から見た赤岩尾根.最奥のトンガリが1583m峰か

    13:北尾根の小峰 両神山赤岩尾根13

    小峰から見た本日最初の危険箇所.コルからの岩場の登り

    14:コルの岩場 両神山赤岩尾根14

    側面が切れ落ちているが凹凸が多く登りやすい岩場である

    15:赤岩岳への登り 両神山赤岩尾根15

    コルの岩場から木々の根が隆起した急坂を登ってゆく

    16:赤岩岳 両神山赤岩尾根16

    木立の頂上.団体さんとここで別れるが1583m峰で別グループと遭遇

    17:尾根の岩 両神山赤岩尾根17

    赤岩岳から先、赤岩尾根の最初の小さい岩.登ると視界が開ける

    18:尾根の岩 両神山赤岩尾根18

    南に視界が開ける.登山口のある日窒廃墟が眼下にある

    19:尾根 両神山赤岩尾根19

    しばらく下りが続く.尾根中央に消えかかったマークのついた大木などある

    20:尾根 両神山赤岩尾根20

    さらに下った先、尾根は北側へ向き、この登りの先は東へ向きが戻り…

    21:前衛峰 両神山赤岩尾根21

    その後、立ち塞がる1583m前衛峰.矢印は去年に登ったルート(うろ覚え)

    22:前衛峰 両神山赤岩尾根22

    北側から巻くルート.木の根元までトラバース.背後が切れ落ちこっちも怖い!

    23:前衛峰 両神山赤岩尾根23

    正面のアップ.今回は北に巻いて登った.巻き道のほうが安全だろう

    24:前衛峰 両神山赤岩尾根24

    難所の先からも少し岩稜が続く.この上からの見晴らしが良い

    24_2:前衛峰 両神山赤岩尾根24_2

    岩稜からは西の大ナゲシとその奥の天丸山がよく見える

    24_3:ヘルメット 両神山赤岩尾根24_2

    ヘルメットは前衛峰からP1まで被ったてみた

    25:1583m峰 両神山赤岩尾根25

    しばらく進めば本日の核心部.ピンクの線が大体の登ったルート

    26:1583m峰 両神山赤岩尾根26

    中間地点を過ぎる頃にあるテープの巻かれた木のある場所.この先へ登ると…

    27:1583m峰 両神山赤岩尾根27

    ロープの垂れる場所へ出る.風化したロープに頼らず、ロープの付根まで登る

    28:1583m峰 両神山赤岩尾根28

    ロープ上部位置からトラバースし、テープのある木のあたりを登って終了

    29:1583m峰 両神山赤岩尾根29

    トラバース地点で振り返って.赤岩岳で別れた団体の一員さんが映っていた

    30:1583m峰 両神山赤岩尾根30

    登りきって.今回は前衛峰からヘルメット着用.ルートは参考程度にして下さい

    31:見晴らしの尾根 両神山赤岩尾根31

    一二と刻まれた標石のあるピークの先が展望がよい.P1、P2も見える

    32:見晴らしの尾根 両神山赤岩尾根32

    展望地の足元.正面(東)に切れていて右(南)へ下って巻いて進む

    33:岩沿いの道 両神山赤岩尾根33

    その後、北東向きに進んでゆくとこんな岩の横を進み進路が東向きへ戻る感じ

    34:岩を右巻き 両神山赤岩尾根34

    その後数分でP4への登りとなり、基部の岩は右へ巻いてから登る

    35:P4 両神山赤岩尾根35

    そして木々に覆われたP4のテープが巻かれた場所へ

    36:小キレット 両神山赤岩尾根36

    P4から数分で小キレット.キレットから先の尾根をしばらく進んでゆく

    37:小キレット 両神山赤岩尾根37

    人が跨げる幅である.南側は少し広い谷間となっている

    38:尾根 両神山赤岩尾根38

    尾根上を直登してゆくと三本幹の松、その先にP3? この先は北面の急坂の下り

    39:尾根 両神山赤岩尾根39

    下ってから先、こんな感じの登りが始まる

    40:尾根 両神山赤岩尾根40

    その後、尾根上に塞がる岩稜は左へ巻いた.右へ巻くとこんな感じで越え難そう

    41:チムニー 両神山赤岩尾根41

    左巻きに進み数分でチムニー.1人分の狭さ.ザックが擦れる

    42:P3手前 両神山赤岩尾根42

    チムニーを越えてしばらく先は展望がよい(振り返って)

    43:P3手前 両神山赤岩尾根43

    P3はもう近い.左の木立の中だったろうか

    44:P3 両神山赤岩尾根44

    P3.展望は無い.P4から35分ほどだが変化に富む道のりで長く感じた

    45:P2手前 両神山赤岩尾根45

    P2手前の登り.P2は展望が良いので気持ちが逸る

    46:P2 両神山赤岩尾根46

    P2に到着.標識は風化して擬態気味.見逃しそうになった

    47:P2 両神山赤岩尾根47

    両神山の主稜がよく見える.雲が多く午前で太陽の位置が東寄りで西面は暗い

    48:P2 両神山赤岩尾根48

    本ルート最後の見所、P1とそこへ至る岩稜.少々疲れてきた

    49:P1手前 両神山赤岩尾根49

    直登りで岩稜を経てP1、右へ巻けばそのまま八丁峠へ至れたろうか?

    50:P1手前 両神山赤岩尾根50

    岩稜に北側から取り付き登ってゆく.緊張するがさほど恐怖感はない

    51:P1手前 両神山赤岩尾根51

    見上げた岩稜を登った先のもうひと登りでP1だ

    52:P1 両神山赤岩尾根52

    P1.ここがP1でいいだろうか?.岩に八丁峠と赤岩岳の印がある

    53:P1 両神山赤岩尾根53

    赤岩尾根を振り返る.手前がP2.奥に1583m峰や赤岩岳が見える

    54:P1 両神山赤岩尾根54

    両神山の主稜の眺め良し.P1の手前やP2のあたりも両神主稜の眺めがよい

    55:P1 両神山赤岩尾根55

    両神主稜~赤岩岳のパノラマ(東~南~西).雑な仕上がりですみません

    56:P1 両神山赤岩尾根56

    景色を堪能しながら休止したら下山開始.P1の東からこんな場を下ってゆく

    57:?分岐 両神山赤岩尾根57

    急坂を数分下ると道標のある場所に.ここからゆるい登降を繰り返してゆく

    58:社 両神山赤岩尾根58

    道標から10分程度で社のある場所へ.ここまで無事に来れた事を感謝

    59:八丁峠 両神山赤岩尾根59

    社から数分で八丁峠.社からは尾根直上でなく北寄りの山腹の踏み跡を通る

    60:林道 両神山赤岩尾根60

    八丁峠から上落合橋まで下った後は林道.車や自転車に注意して戻る

    61:林道 両神山赤岩尾根61

    日窒廃墟前(赤岩橋)まで戻るまで見事な紅葉が見れる場所がいくつかある

    登山の雑記

     両神山の赤岩尾根の縦走は、今回で4回目となりました。 両神山に慣れてきたかな?と思った2011年から続いています。 私にとって秋の最後は両神山に登って紅葉を見て締めくくりたく、 できれば赤岩尾根の縦走ルートで紅葉を鑑賞したいと思っています。
     2011年、初めての赤岩尾根では緊張の連続で、周りの風景を鑑賞するゆとりもなく、 勉強不足のためルートが不詳で、いくつかのピークを直登せずにうっかり巻いて過ごしていました。 2012年、2回目の赤岩尾根では、大ナゲシと繋げて縦走し、計画通りに登ることができました。 この時に見た紅葉は、両神山域で見た中で一番美しかったです (登山記録・両神山(03))。 3回目では1583m前衛峰の直登に挑戦し、その後に油断してP3以降のどこかの岩で額を強打し、 意識が飛びかけました。頭の痛みや痺れや違和感は2日間消えませんでした…。3度目が一番油断してました (この時の登山記録は未公開)。
     そして今回の4回目、安全意識が若干向上し、10メートル8ミリのロープ(緊急下降用)とヘルメットを持参しました。 …恥ずかしながら、体力と装備が一番整っている4回目で、思いもかけない一団と遭遇し、考えるものがありました。

     赤岩峠に着くと、先客の10名ほどの登山者の団体が居ました。 全員がヘルメットを被り、腰にはハーネスを巻いています。 そして、リーダー格の人が長いザイルにスリングにカラビナなどをまとめています。 質問してみると、プロの登山ガイドとお客さん達の一団とのことです。 岩場などの危険個所では、固定したザイルでお客さんを確保しながら登攀するのでしょう。 一団は2つに分かれて、先行・後行組に分かれて進んで行きました。 私は後行組と赤岩岳まで一緒で、その先、1583m峰で先行組に追い付き、 迷惑だったことと思いますが、先を譲ってもらいました。 私が通り過ぎた後で、ガイドさんがお客さんを1人ずつザイルで確保しながら登らせるようでした。

     4回目の赤岩尾根も、緊張する藪と岩の尾根と、そこから見える紅葉と素晴らしい景色を堪能できました。 そして、遭遇した一団の登山者を先導する格好いいガイドさんを見て、憧れと自分の危険意識の低さを感じました。 北アルプスの縦走や、尾瀬で山スキーを始めたいと思っている今日この頃。 勢いで登るだけでなく、登山教室やジムに通うなどして登山技術のレベルアップが必要ですかね…。