• TOP
  • 巨木
  • 登山
  • 渡良瀬
  • 旅日記
  • 更新履歴
  • PR
  • 登山TOP / 長野 / 守屋山(01)

    登山記録 守屋山(01)

    基本情報

    登山記録 守屋山(01)
    日付 2019.04.26
    山/標高 守屋山(1650.3m)
    天候 曇~晴
    所在地 長野県諏訪市湖南、伊那市高遠町藤澤
    登山ルート 立石口~山頂~杖突峠
    行動時間 約3時間35分(休憩含む)
    登山ルート
    (詳細)
    ■往路:杖突峠P~立石口~立石~岩巡りルート~浅間滝~前嶽~本道合流~東峰~西峰
    ■復路:西峰~東峰~守屋山キャンプ場~杖突峠P
    装備補足 登山用 基本装備以外は特になし、残雪と凍結を警戒して軽アイゼンを持参したが必要なし
    その他 早朝は寒いので水筒に熱いお茶を入れてきた
    アクセス 登山口 立石ルート入口(杖突峠から県道を経由)
    中央道諏訪ICから約10.5km、約20分
    バス 茅野駅から藤沢茅野線に乗車、守屋登山口か立石で下車、約20分
    関連情報 ■公式ウェブサイト
     [1] 諏訪大社公式サイト  :上下社四宮まとめて紹介している
    ■少遠景・巨木巡り
     [1] 諏訪大社上社前宮の社叢:上社前宮と社叢の巨木を紹介
     [2] 諏訪大社上社本宮の社叢:上社本宮と社叢の巨木を紹介
     [3] 諏訪大社下社春宮の社叢:下社春宮と社叢の巨木を紹介(万治の大仏と慈雲寺を含む)
     [4] 諏訪大社下社秋宮の社叢:下社秋宮と社叢の巨木を紹介(青塚古墳を含む)

    登山ルート・地図

      (地図中の軌跡は地図・GPSを基に作成)

    距離:10.2km 累積標高差:+867m/-866m 最大標高:1648m (※標高誤差は約2m)

    登山ルート(立石口~山頂~杖突峠)

      (時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次の地点までに要した時間)
    日付 主要地点 時刻 移動 休憩・他 備考
    04/26 杖突峠P 05:53 00:13 --:--
    立石入口 06:06 00:21 00:05 地元の散歩中の人と立ち話
    立石 06:32 00:32 --:--
    前嶽 07:06 00:11 00:03 小休止
    本道合流 07:22 00:05 --:--
    東峰 07:27 00:10 00:02 守屋神社奥宮に参拝
    中嶽 07:39 00:09 --:--
    西峰 07:49 00:15 00:14 休止
    東峰 08:18 00:26 00:02 小休止
    キャンプ場入口 08:46 00:14 --:--
    林道合流 09:00 00:27 --:-- 登山道でなく誤って林道で下山
    杖突峠P 09:27 --:-- --:--
    合計 3時間34分 3時間2分 32分
    杖突峠~立石入口

    杖突峠の駐車場から出発。県道に出て右へ。立石ルート入口まで下り坂。 途中で左手に池が見える。 立石ルート入口は民家の少し手前、標識があるところを右へ(写真02)。 数分、細い舗装道を登ると左に登山道が始まる(写真03)。

    立石入口~前嶽

    立石まで約20分。途中で亀石を過ぎる。 立石の手前と後の分岐は左を選んだ(写真08と10)。右は尾根側を登るルート。 鬼ヶ城を過ぎて尾根上まで登ったら後、少し下れば百畳岩も見れる。 浅間滝の右側にも登山道が続くので分岐(写真15)まで戻らなくてよい。 立石から前嶽まで約35分。前嶽には分岐(写真17)から約3分。

    前嶽~西峰(山頂)

    前嶽から主稜線に続く本道までは急坂。東峰には20分ほどあれば着く。 東峰は八ヶ岳の眺めが良い。 東峰のすぐ奥に守屋神社奥宮。 少し下って登り返しせば中嶽。東峰から約10分。 中嶽から約10分もあれば山頂の西峰。山頂直下に小さな山小屋のラビットハウスがある。 山頂の諏訪湖の全景を見渡せる眺望には感動した。

    西峰~キャンプ場

    東峰から西峰の移動時間は往路と復路も同じくらい。 東峰からキャンプ場入口までは約30分ほど。 立石ルートの分岐を過ぎて東尾根を下って行く。 東峰から約15分ほどのところ、分岐ではないが、左へ曲がって北尾根へ下って行くところがある(標識あり)。

    キャンプ場~杖突峠

    キャンプ場入口からは右に曲がり、林道の西側、赤井沢沿いに続く遊歩道を行く。 約15分ほどで林道との合流地点(写真35)。この先で私を道を誤った。 数分先にある分岐点(写真36)を右、杖突峠に直行する登山道を下るのだが、ここを気付かずに通過。 途中で気付いたが、そのまま林道を歩いて下山。 恥ずかしいけどここに晒します…。

    写真・守屋山の様子

    01:杖突峠 守谷山01

    奥の太陽光発電所の奥に登山道がある

    02:立石入口 守谷山02

    杖突峠から県道を下った先.標識があるところを右へ入る.

    03:登山口 守谷山03

    細い舗装道を少し登ると左に登山口

    04:亀石 守谷山04

    立石の前、亀石という大岩、尻尾もある?

    05:一人静 守谷山05

    亀石の先、一人静が登山道脇に植栽されたところ

    06:一人静 守谷山06

    独りの山行に合う風流な名前と、美しい可憐な姿だ…

    07:陰石 守谷山07

    立石の手前にある分岐の手前にある岩.何に見えるのかしら?

    08:分岐 守谷山08

    立石の手前にある分岐を左へ.右は尾根上を行くルートらしい.

    09:立石 守谷山09

    昔の人々は郷から僧侶の頭に見えるこの岩を信仰していたらしい

    10:分岐 守谷山10

    立石のすぐ先にある分岐.左を選ぶほうが面白いだろう.

    11:十文字岩 守谷山11

    エックス斬り.この先にビーナスとか呼ばれるセクシーな姿の木がある.

    12:親子岩 守谷山12

    4~5人の家族だろうか

    13:鬼ヶ城 守谷山13

    直下の岩棚の下から見上げると大迫力.上は百畳岩の辺りだろう.

    14:百畳岩 守谷山14

    尾根に出てから少し下れば着く.遥か遠くに南アルプス.

    15:分岐 守谷山15

    左に浅間滝.滝の横にも登山道があるのでここまで戻る必要なし.

    16:浅間の滝 守谷山16

    修験者が滝行をする古くからの霊場だったのだろう

    17:分岐 守谷山17

    前嶽手前のコル.前嶽まで3分ほどと近い.

    18:前嶽 守谷山18

    ここから杖突峠の駐車場、太陽光発電所のあたりが見えた

    19:本道合流点 守谷山19

    主稜線上、杖突峠からの本道との合流地点

    20:東峰 守谷山20

    ここは山頂の西峰と並ぶ展望地である

    21:東峰 守谷山21

    北東側、諏訪盆地の奥に霧ヶ峰や蓼科山の山並

    22:東峰 守谷山22

    南側、遥か遠くに甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳の高峰

    23:東峰 守谷山23

    八ヶ岳の雄大な姿.山頂の西峰より東峰のほうがよく見える.

    24:東峰 守谷山24

    西峰へ続く尾根.白枠が山頂部分の拡大.

    25:守屋神社 守谷山25

    東峰のすぐ直下.守屋山の南山麓にある守屋神社の奥宮らしい.

    26:中嶽 守谷山26

    東峰と西峰の中間地点か.展望は無い.

    27:ブナ大木 守谷山27

    株立ちの樹形の見事なブナの大木

    28:ラビットハウス 守谷山28

    山頂のすぐ目の前に建つ小さな山小屋.何故にウサギなのか?

    29:ラビットハウス 守谷山29

    室内はキレイに管理されていた.それにしても何故にラビットなのか?

    30:西峰 守谷山30

    山頂、残念ながら北東側は雲に覆われ、北アルプス方面は見えなかった

    31:西峰 守谷山31

    山頂からは諏訪湖を見渡せる.守屋山で特に期待していた眺め.

    32:西峰 守谷山32

    下山後は諏訪大社の四社すべてを巡礼.対岸に下社の社叢が見える.

    33:キャンプ場 守谷山33

    まだ寒い4月中旬.キャンプしてる人は誰も居なし.

    34:遊歩道 守谷山34

    キャンプ入口からは赤井沢沿いに続く遊歩道を下る

    35:林道合流 守谷山35

    遊歩道から林道への合流地点

    36:分岐 守谷山36

    右奥に林道から登山道へ分岐.私は気付かず通り過ぎた…

    登山の雑記.守屋山を選んだ理由

     2018年の4月は、桜の開花が例年より早い年でした。福島県の 「三春滝桜」 を筆頭とした桜巡りも4月上旬までに終わり、5月連休前にも旅行する余裕ができました。 行くとしたら長野県内。 名所である寺社と巨木がある地域。 4月中には残雪の消える低山で登山が楽しめる地域。 そして選んだのが諏訪地方。 諏訪大社 [1] の上下社四宮の巡礼、周辺の巨木巡り、守屋山の登山を併せた一泊二日。 なお、車中泊した場所は諏訪湖畔公園の駐車場でした。近くに日帰り温泉や飲食店もあります。

     実は近くに諏訪大社がなければ登る気にはならなかった守屋山。 さほど期待はしていませんでしたが、山中には数多くの見所があり、 山頂では素晴らしい眺望を得られる名山でした。 そして、守屋山は諏訪大社上社本宮の神体山ともいわれる聖地。 下山後に四宮を巡礼する意気もより高まりました。

    登山の雑記.守屋山の道中と展望

     守屋山の主な登山ルートのひとつは杖突峠を登山口とするもの。 分杭平にあるキャンプ場を経て、西に向かって登って行くルートで、下山に選択。 東峰の主稜線に出るまでに、特別な見所はありませんでした。 登りに選択した立石ルートは、岩・展望地・滝などの見所が豊富。 杖突峠ルートよりは傾斜がキツイ感じです。

     立石ルートでの主な見所。 まずは立石。さほどの大岩でないが、解説板を読んで趣が深まった。 麓の里から僧侶の頭のように見える姿から信仰の対象となった岩らしい。 立石から先は、巨大な岩塊の鬼ヶ城が特に迫力がある。 鬼ヶ城の真上の辺りは、百畳岩と呼ばれる展望地で、深い山並みの向こうに南アルプスが見えました。 神秘的な浅間滝を過ぎれば前嶽。 さほど展望はありませんが、杖突峠のあたりが見下ろせました。

     主稜線に出れば、東峰と山頂の西峰で大展望が待っています。 東峰では諏訪盆地を手前に北東から南にかけて、霧ヶ峰と蓼科山、雄大な八ヶ岳、南アルプスの甲斐駒ヶ岳がよく見える。 西峰では特に諏訪湖の全貌を見渡せるのが素晴らしかった。 湖の対岸には、諏訪大社下社の春宮と秋宮の社叢も。 天気がよければ、北アルプスの山脈も眺められたはずでした。

     最後に下山道を誤りました。 キャンプ場から遊歩道(赤井沢新道)で林道へ出てからすぐ、 杖突峠まで続く登山道の分岐に気付かず通過。 途中で誤りに気付くもそのまま遠回りの林道で下山。 最後に詰めの甘い山行となってしまいました。