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  • 登山TOP / 福島 / 雄国山(01)

    登山記録 雄国山(01)

    基本情報

      (装備・その他は、余裕があれば持ちたいものです)
    登山記録 雄国山(01)
    日付 2020.11.13
    山/標高 雄国山(1271m)
    天候 晴~曇(薄い積雪と凍結あり)
    所在地 福島県耶麻郡北塩原村檜原
    登山ルート 金沢峠~雄国山(往復)
    行動時間 約3時間40分(休憩含む)
    登山ルート
    (詳細)
    金沢峠~休憩舎~山道分岐~雄国山~山道分岐~大ブナ~山道分岐~休憩舎~金沢峠
    装備補足 登山用 積雪を知らずに装備不足であった、11月中でも軽アイゼンとストックを用意すべき
    その他 林道の一部にも積雪と凍結があり、車はノーマルタイヤでは危険
    アクセス 登山口 金沢峠(駐車場あり)
    磐越自動車道・磐梯河東ICから約20km(会津若松ICから約26km)
    バス ■金沢峠
     喜多方市側からは6月~7月はマイカー規制、当期間限定の有料のシャトルバスを利用
     喜多方駅から乗車、雄国萩平駐車場で乗換えて金沢峠へ
    ■雄子沢口
     猪苗代駅から裏磐梯高原行きに乗車、終点で喜多方方面行きに乗換えて雄国沼登山道入口へ
    関連情報 ■外部ウェブサイト
     [1] 裏磐梯観光協会     :周辺観光とアクセス情報など参考
     [2] 喜多方物産観光協会   :周辺観光とアクセス情報など参考
    ■少遠景の記録
     [3] 雄子沢川のブナ     :本登山記録上にあるブナ
     [4] 新宮熊野神社の大イチョウ:喜多方市、市内を代表する古社の御神木、黄葉の名所
     [5] 温泉神社の大杉     :喜多方市、熱塩温泉にある神社の御神木

    登山ルート・地図

      (地図中の軌跡は地図・GPSログを元に作成)

    登山ルート詳細

      (時刻は到着時刻、移動と休憩・他は、次の地点までに要した時間)
    日付 主要地点 時刻 移動 休憩・他 備考
    11/13 金沢峠 07:01 00:24 --:--
    休憩舎 07:25 00:08 0:05
    雄子沢口分岐 07:33 00:29 --:--
    雄国山 08:02 00:23 00:11 小休止
    雄子沢口分岐 08:36 00:43 --:--
    大ブナ 09:19 00:45 00:11 大ブナ観賞
    雄子沢口分岐 10:15 00:06 --:--
    休憩舎 10:21 00:23 --:--
    金沢峠 10:44 --:-- --:--
    合計 3時間43分 3時間21分 22分
    金沢峠~休憩舎

    未舗装の林道といった感じの幅広く歩きやすい道。 当日は区間の半分以上が薄い積雪に覆われていた。 途中で湖畔のへの分岐あり。 湿原へは立寄らず。木道が霜で覆われていて転送しそうなため。 休憩舎内部にはトイレがあるようだ。

    休憩舎~雄国山

    特に問題ない歩きやすい山道だが、日影に約10cmほどの積雪と凍結があり、 融けてアイスバーン状のところもある。

    雄子沢口分岐~大ブナ

    分岐から雄子沢沿いに約2.5kmほど進んだ地点、雄子沢登山口からは約0.8kmの地点に大ブナ。 道中は特に危険のない登山道。 しかし谷間の樹林帯で日影のため、少し雪の多い箇所があり、 慎重に足を運ぶところも多かった(軽アイゼンが無いため)。 ブナ林に包まれた気持ちの良い山道。

    写真・雄国山の山道と風景

    01:金沢峠 雄国山_01

    会津盆地と喜多方市街地は雲海の下

    02:金沢峠 雄国山_02

    右下に見える道路は林道雄国線の一部

    03:金沢峠 雄国山_03

    下山後の10時30分以降、下界を覆う雲が薄くなってきた

    04:金沢峠 雄国山_04

    峠から眺める雄国沼.対岸の右奥に猫魔ヶ岳.

    05:金沢峠 雄国山_05

    下山後の10時30分以降.雄国沼の眺め.中央に猫魔ヶ岳.

    06:金沢峠 雄国山_06

    下山後の10時30分以降.湿原の眺め.木道に霜か雪.

    07:>>休憩舎 雄国山_07

    峠から未舗装の林道のように歩きやすい道をいく.奥に雄国山.

    08:>>休憩舎 雄国山_08

    峠からすぐ先に公衆トイレ.冬期だからか閉鎖されていた.

    09:>>休憩舎 雄国山_09

    休憩舎までの道中も日影の部分に雪が残っている

    10:>>休憩舎 雄国山_10

    雄国沼の眺め.木々の生えた岬が印象的.

    11:>>休憩舎 雄国山_11

    写真10の半島の部分を拡大、湖面の航跡は水鳥

    12:>>休憩舎 雄国山_12

    休憩舎の少し手前.霜に覆われた冬枯れの湖畔.

    13:□休憩舎 雄国山_13

    ログハウス風の立派な造りの休憩舎.左奥に雄国山.

    14:□休憩舎 雄国山_14

    内部の様子.2階建て.1階奥にト入れがある.

    15:□雄子沢分岐 雄国山_15

    雄国山へは直進、雄子沢登山口へは右へ

    16:□雄子沢分岐 雄国山_16

    この分岐にある案内図

    17:>>雄国山 雄国山_17

    山頂へ続く尾根上は雄国沼の絶景の連続である

    18:>>雄国山 雄国山_18

    山頂の少し手前からの眺め.急傾斜の屋根が白い.

    19:□雄国山 雄国山_19

    山頂には木組みの展望台がある

    20:□雄国山 雄国山_20

    山頂から雄国沼の眺め

    21:□雄国山 雄国山_21

    山頂から北西の眺め、奥に飯豊山

    22:□雄国山 雄国山_22

    山頂から北西の眺め、奥に雄大な飯豊山

    23:□雄国山 雄国山_23

    山頂から北側の眺め、奥の冠雪しているのは飯森山の山塊

    24:□雄国山 雄国山_24

    山頂から北東側の眺め、檜原湖と西吾妻山

    25:□雄国山 雄国山_25

    山頂から南東側の眺め、猫魔ヶ岳の山並み、左奥に磐梯山

    26:>>大ブナ 雄国山_26

    山頂から分岐まで戻り、雄子沢沿いの山道を行く

    27:>>大ブナ 雄国山_27

    谷間を流れる雄子沢川

    28:□大ブナ 雄国山_28

    この標識がある地点のすぐ近くに大ブナはある

    29:□大ブナ 雄国山_29

    雄子沢川の大ブナ.幹周は5mくらい(詳細)

    30:下山後 雄国山_30

    下山後、新宮熊野神社へ参拝(詳細)

    32:下山後 雄国山_32

    喜多方ラーメンは坂内食堂でいただいた(地図)

    登山の雑記.反省からの注意点

     初めての雄国山では誤算が2つありました。 まだ雪には早いと思って軽アイゼンを用意しなかったら、既に降雪済みだったこと。 次に喜多方市から金沢峠へ至る林道、雄国線と中道地線。 この2つの林道は冬期通行止(11月中旬~4月下旬か5月上旬まで)となり、当日は既に通行止であったこと。 マイカーでは冬期は雄子沢登山口からのアクセスとなります。

     当日の登山道は、日影部分が10cmほどの積雪に覆われ、所々がアイスバーンで滑り易い状態。 雄国山は低山でも会津の山。11月から軽アイゼンは必携です。 怪我がなくてよかった。

     金沢峠へのアクセス、行きは林道の中道地線、帰りは雄国線で。 峠付近一帯は、林道にも積雪がありました。スノータイヤに換装済でよかった。 私が訪れた早朝、中道地線にはゲートが閉じていなかったため、気付かず通過してしまった。 帰りの雄国線はきっちり封鎖済み。 林道の保全工事をしていた方々に迷惑をかけた…。反省しております。

    登山の雑記.季節外れの雄国山

     雄国山のハイシーズンは、6月~7月のニッコウキスゲ、10月上旬の紅葉でしょう。 11月のオフシーズンでも大展望は楽しめます。 特に会津盆地を前景とした雄大な飯豊山、檜原湖を前景とした西吾妻山の眺めが素晴らしい。 冬枯れの雄国沼だって風情ある景観。 雄国せせらぎ歩道のブナ林は雰囲気が良く、登山口側にある 「大ブナ」 は期待通り見事な立姿。短時間のハイキングでも十分楽しむことができました。 ただし、雪で足元に注意を払う瞬間が多く(軽アイゼンがないため)、 山頂以外では予想より周囲の景色を楽しめていなかった。 また、木道が凍結していたので湿原の散策は諦めました。 機会があればハイシーズンに再訪し、猫魔ヶ岳を含めて周回したいものです。

     下山後は喜多方の巨木、温泉、ラーメンを楽しみました。 最初に新宮熊野神社へ。黄葉の盛りを迎えた 「大イチョウ」 と拝殿の共演が、じつに美しく荘厳でした。その後は熱塩温泉で汗を流し、 「温泉神社の大杉」 にも拝観。ご当地ラーメンは坂内食堂 (地図) でいただく。楽しい一日でした。 なお、喜多方市は古い蔵が残る街並みも有名。 時間に余裕があれば、旧甲斐家蔵住宅、喜多方蔵の郷を見学したいところでした。